ドッジボールで逃げるのだけは超上手い。「運動音痴あるある」が切実すぎる。

◇はじめに

突然ですがみなさん、体育の時間は好きでしたか?「嫌い!」って言う声もちらほら。今回は大人気の“あるある”シリーズから「運動音痴さんの心の叫び!」を、運動音痴歴=人生の筆者がご紹介します。

◇あるある5連発でどうぞ!

【1.サッカーボール、上に足が乗っちゃって大転倒】

晴天の運動場。「今日の授業はサッカーです」って声がかかると、なんだかみんな嬉しそう。でも団体競技。我々はヘマして皆に迷惑をかけないよう、必死になります。でもそれが空回りすることもしばしば。筆者はパスされたボールを「こんなものかな」って足の内側で止めようとしたらなんと…

「つる~ん」…そんな、バナナの皮で滑るような大転倒をかましました! 運動音痴でない方が見たら「いったい何をどうすればそんなことに?」と思うことでしょう。私もそう思いますし、今思い出しても恥ずかしいです。もし記事をご覧で「実は私も…!」っていう方がいたら語り合いたいです。

 

【2.ドッジボール、なぜか結構逃げ切れちゃう】

逃げるのだけやたらうまい、あるある。原因は2つ考えられます。まずひとつ目。だって当たったら痛そうだもの。ドッジボールは球技として楽しむのではなく、もはや本能で逃げているのです。そしてふたつ目は、逃げに徹するから。ボールをキャッチなんて、そんな高度な技はできません。全ての神経を集中させて…逃げるのです。そのおかげで最後の数人まで残ってしまうことも。それはそれで怖い。そこで最終手段としては、

「ほどよく速度の落ちているボールに、自ら当たりに行く」です。すみません。ちょうど良き塩梅で離脱しておかないと、下手に最後のひとりになろうものなら…考えるだけで怖すぎる。

 

 

【3.シャトルラン、あくまで本気じゃないから感を出して、本気で離脱】

あの「ドレミ〜♪」の音階を聞くだけで鳥肌なシャトルラン。本当は3往復でしんどい。無理。でも何とか粘って粘って、やっぱり心の底からしんどい。そんなときは、涼しい顔で離脱しましょう。大切なのは、「何事もないように、決してオドオドせずにやめること」。いや、本当はあと倍くらい走れるけどね?っていう雰囲気を醸し出すことがコツですよ! この最終手段を持っておくと、肩の力を抜いて取り組める、かも。

 

【4.バスケットボールは上手な立ち回りでどうにかする】

バスケットボールって、運動音痴の我々からすればもはやドッジボールなんです。何より、あの飛び交う大きなボールが怖いんです。意外とボールは固いし、手元にやってきてしまったボールを右にパスしようと思ったらなぜだか後ろに飛んでいくし…。やりたいことと体がやっていることがなぜか一致しないのも運動音痴あるあるです。そこで編み出した、先生に「やる気出して~」と怒られない必殺技をご紹介します!

ボールが今ある場所の“反対側のゴール近く”をウロウロするのです。ポイントは絶対に声出しはしてやる気アピールをすること。しっかりやる気は見せながら、それでいて下手にボールを持って皆に迷惑をかけないようにうまく立ち回る。筆者が学生生活を通して身に着けた、もはやライフハックでした。

 

【5.みんなの優しさが、ちょっと恥ずかしい】

大繩で足が引っかかってしまったとき、バレーでトスを上げようと思ったら何故だかボールが顔面にヒットしたとき……。素敵な友人を持ったものです。みんなに「痛くない!?」だとか「大丈夫!どんまい!」なんて声を掛けられることもあります。いや、むしろ盛大にいじってくれ~! 心配されたり励まされたりすると、逆に恥ずかしいんですよね。優しくしてもらえることは嬉しい、でも恥ずかしい。そんな感情の狭間で、今日も運動音痴勢は葛藤中です。

 

◇おわりに

あるある5選、いかがでしたか?共感して大きく頷いてくれた人、「何それ!」って笑ってくれた方、様々だと思います。あなたの周りにも必ずいるであろう、愛すべき運動音痴さん。ぜひほどよくいじり、そしてほどよく寄り添ってください。この記事が少しでも体育に対して前向きになれるきっかけになれば嬉しいです◎(筒渕朱音)