■彼氏が女友達と電話してる…そんなとき嫉妬心を抑える方法
例えば恋人が女子の友達と仲良さそうに電話しているときなど、嫉妬心に襲われることはありませんか?
今回はそんなときに自分の感情をコントロールするために意識するといいポイントをいくつかご紹介します。
■嫉妬は自然なこと
嫉妬と聞くとネガティブな印象があるかもしれませんが、この感情は、心理的な防衛システムとして必要なもの。
自分のパートナーを奪われそうになるとき、その相手に敵意を抱くのは自然な作用なので、罪悪感を抱く必要はありません。
だからこそ、いきすぎないようにしっかり嫉妬心をコントロールすることが重要なのです。
■「競争することをやめる」ことから始めて
嫉妬心の根底には、他人と自分とを比べる「他者評価」の心理があるといわれています。恋人にとっての自分が「こういう人間だ」という確固たるものがないと、自分以外の人が恋人にとってより大切な存在になってしまうのでは、という恐怖を抱いてしまいます。
その恐怖が嫉妬心の根っこにあるのです。脱却するには、まず自分を他の誰かと比べるのをやめること。
■最大の対策は「自己評価を高める」こと
嫉妬心は、自分が相手(彼の女友達)よりも劣っているかもしれないという心理からどんどん増幅されてきます。
自己評価が低い人ほどその感情に囚われてしまいやすいのです。
つまり、自分を好きになってあげることが大切なのです。自分を好きになれれば、些細な環境の変化に振り回されることはなくなり、嫉妬心にかられることは少なくなるはず。
自信がない人はそれこそが難しいのですが……、じっくり時間をかけて向き合って、自分を好きになるポイントを探してみましょう。
■執着心を手放すためには
嫉妬をするもうひとつの理由として挙げられるのは、パートナーに対する「執着心」。
心理的に「彼がいなくなると私はダメになる」という思い込みが、あなたの心の中を嫉妬心で塗りつぶしてしまうのです。それを防ぐためには、精神的、経済的、社会的にと、あらゆる面で自立することがポイントです。
しっかり働いて稼ぎ、友人との関係性に満たされ、趣味などの楽しみがあれば、恋人だけに執着する理由が自然となくなるはずです。
■最終防衛ラインを引く
上記のことに気をつけていても、やはり感情が収まらないこともあるかと思います。
そんなときは、他の人と「これだけはしてほしくない」というボーダーラインを彼に伝えましょう。例えば、「ふたりきりで飲みに行くのはやめて」といったように明確な基準を伝えましょう。
なまじサバサバした自分を演じようとすると、結局自分の首を絞めてしまうので、あえて釘を刺しておくことで心理的な安心感を確保しておくのが安全です。
嫉妬心に囚われると正常な判断ができなくなり、人間関係のトラブルを招いてしまうことも少なくありません。
そうは言っても、嫉妬心はなかなかコントロールしにくいもの。今回紹介したポイントを意識して、自分の心とうまく付き合っていってくださいね。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
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