新年あけましておめでとうございます! もうそろそろ仕事や学校がスタートした人も多いのではないでしょうか? 2018年いいスタートダッシュをきるためにやる気を出そうとは思いつつ、なんだかやる気が出ないのが現状ですよね。
これは日ごろの寒気からなのかそれとも疲れがいまだに取れていないからなのか……。原因はさまざまだと思いますが、もしかしたらその悩み、『首温活』で解決するかもしれませんよ。
ということで今回は、ウーマンウェルネス研究会が首都圏の20 歳~59 歳の男女1,200人に行った「体調に関する意識調査」の結果と、自律神経研究の第一人者で、プロスポーツ選手やアーティストなどのパフォーマンス向上指導に携わる、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生にお伺いした対策をご紹介します!
【その冷えとだるさ、「首を温める」と解決できるかも!疲れタイプ別対策・解決法まとめ】
■まずはあなたの「疲れ&冷え」タイプをチェック!
疲れと冷えといってもレベルはさまざま。主にタイプは4つに分けられます。みなさんはどのタイプですか?
A 絶好調タイプ
・冷えは感じず、疲れはすぐにリセットできる
・見た目は落ち着いていて安定感があり、身体も健康
・すぐに眠れる
B がんばりすぎタイプ
・手足の冷えがあり、疲れていても頑張ってしまう
・1日中気を張っている気がする
・夜はなかなか寝付けない
C ねむだるタイプ
・冷えはあまり感じないが、昼でもだるい
・外からみるとのんびり屋
・おだやかなようだが、血流が悪い
・眠気・だるさを感じやすい
D ぐったりタイプ
・通年冷えを感じ、非常に疲れやすい
・何をするにも面倒に感じる
・寝つきも悪く、眠りも浅い
男女1,200人に聞いたところ、Aの「絶好調タイプ」が13.3%、Bの「がんばりすぎタイプ」が5.5%、Cの「ねむだるタイプ」は17.3%、Dの「ぐったりタイプ」が63.9%と断トツでDタイプが多いという結果になりました。
この調査結果に対し、自律神経研究の第一人者の順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生はこのように述べています。
Dの「ぐったりタイプ」は交感神経も副交感神経も低いので力がなく非常に疲れやすいのが特徴。しかも、両方のバランスがとれてしまっているため、本人は不健康であるという自覚が乏しく、生活習慣を改善しようとしないため、悪循環になりがちです。
また、「休む」=「動かない」ことではありません。「休み方」を間違えている可能性があります。疲れているからといって、帰ってソファに座り込んだり、休日ごろごろするのは、実はかえって疲れを溜めてしまっているからNG。休む時には、むしろ動いた方がよく、適度な運動をすることで血流が改善されます。その結果、ストレスも軽減し、疲れも解消されやすくなります。
Dの「ぐったりタイプ」に当てはまった人でも大丈夫! 次のページに続く『首温活』は全タイプに効果的な対策です。今はAの「絶好調タイプ」でも置かれる環境によっては、他のタイプへ移行してしまう危険性もあるため、是非チェックしてみましょう!