7月に入り、各地で30度超えの猛暑のシーズンがやってきました。職場で冷房が入る季節になると、「冷え対策」が重要になります。
ああ、夏に暑さ対策ならまだしも、どうして夏に冷え対策をしなければいけないの! と疑問に思いますが、やはり体温が高く、スーツの男性に合わせて空調が設定されていると、どうしても職場はキンキンに冷えてしまいがち。冷房を調整できればいいですが、男性がほとんどだったり一括で空調が管理されていたり……と、そうもいかない職場の人も多いですよね。
そんなときにできる対策を、鍼灸師の平井さんにうかがいました。
Q.夏季になると、職場の冷房がきついです。どうしたらいいですか?
A.やはり何か羽織る・着るがベストですが、それでは対応しきれない、という方もいることでしょう。冷房の効いたオフィスで作業をする際は、ひざ掛けをすることと、あとは薄い手ぬぐいを背中に入れておくのも冷え対策になります。
他にはこんなことも有効です。
・キャップがオレンジ色の、耐熱性のペットボトルに給湯室のお湯を入れ、ひざの裏に当てる
・ふくらはぎをゆっくりと握って離すことを繰り返す
・ひざのお皿内角の少し上を押し続ける
下2つは2分ほど続けることで、あたたかさを感じ始めます。中から脚をあたためることはかなり有効ですよ。
監修:鍼灸マッサージ師 平井 丈斗さん
1976年生まれ 先天性弱視
2004年 あん摩マッサージ指圧師 鍼師きゅう師免許取得
整骨院、訪問マッサージを経て、現在ヘルスキーパー
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