最近よく聞く「ストレートネック」。
「ストレートネック」とは、本来はある程度のカーブを持っている首が、まっすぐに歪んでしまっている状態を示す言葉。首が痛くなったり、頭痛がしたり、肩こりがしたり……と、さまざまな症状のモトとなります。
スマホなどを見て下を向き続けることなどで起こりやすいこの「ストレートネック」の予防法について、鍼灸師の平井さんにうかがいました。
Q.ストレートネックの予防法を教えてください。
A.そもそも、ストレートネックとは、下を向き続けたことで起こる、頚椎椎間板の変型です。これは、頭を支える位置が後ろにあることが大きい要因でもあります。下を向き続けていることで、背中・肩から伸びる「僧帽筋」が伸びてしまうことが原因です。
<予防法>
うつ伏せになり、飛行機のポーズをとりましょう。目安は1日1回10分程度、好きな曲を3曲ほどかけて行うとすぐに終わりますよ。
1.真横に腕を伸ばし、うつ伏せになります。
2.伸ばした腕を上げ、頭を上へそらせます。腕を上げているので、自然と顎は床から浮きます。
3.そのポーズを30秒キープします。
4.少々だらんと休んだら、再度30秒ポーズをとる。これを10分程度繰り返します。
首が太くなることも、背中や肩に筋肉がつきすぎることもありません。肩こり予防や腰痛予防にもなるので、おすすめですよ。
監修:鍼灸マッサージ師 平井 丈斗さん
1976年生まれ 先天性弱視
2004年 あん摩マッサージ指圧師 鍼師きゅう師免許取得
整骨院、訪問マッサージを経て、現在ヘルスキーパー
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