「バカと言うほうがバカ」と言われるものの、世の中には、「ちょっと許せないバカ」がいることは否定できません。
逆にいっそ「正々堂々と明るいバカ」なら「あぁ、ばかだなぁ」なんて、かわいらしさや愛おしさも生まれてくるものです。ですが、問題は「頭良く見せよう、自分を良く見せよう、と思っているだろうに、だからこそにじみ出るバカさ」です。
というわけで「よくわかんないけどあんまり一緒にいたくない、なんか頭悪そう」と思う男性の特徴を、女性たちに調査した結果をまとめて発表します。
【1】カタカナ語を使いすぎ
仕事柄カタカナ語をよく使う業界の男性は、もしかしたら気づかないうちにそれが自分の標準装備になっているのかもしれません。けれど、あまりにもカタカナ語を連発すると、もはや「カタカナ語禁止令」を出したくなってしまう。
「リスペクト」「それについてはアグリー」「エビデンスは?」「プライオリティ高めなんだよね」「ペンディングで」……なーんて、ひとつひとつをたまに使うくらいならいいとして、「もはやあなたの会話、カタカナ語のほうが多いんじゃない?」ってくらい使われると、一周まわってバカっぽい。そしてだいたい、そういう人は、英語は話せないのです。
【2】知り合い自慢が多い
「自慢話ばかりの男がウザい」はもはや誰もが知るところですが、もはや「自分のことで何か自慢できる」男はまだいいのかもしれません。
問題は、何かにつけて「あ、その人知り合い」だったり「この前知り合いが〇〇して~」なんて、「知り合い自慢」。うん、「で、あなたは?」と言いたくなるけれど、ぐっとこらえて「すご~い」と言うしかないこちらの気持ちにもなって欲しい。
あ、でも「そんな人と知り合いの俺すごいだろ」って言いたいのかもしれませんね。せめて、その「知り合い」のレベルが「大人数の飲み会で一度同席したことがある」くらいじゃないといいですけど。
【3】何か面白いことしましょう! とか言っちゃう
特に大学生くらいの年代の人に多く見られる傾向ではないでしょうか。
「何か面白いことしましょう」とか、「面白い人集めて云々」とか、そういうことを言う人は、一見アクティブに見えるけれど、実際自分からは何もできない人が多い。
だって、本当に面白くて行動力のある人たちは、そんなことを言う前に、「面白いこと」と言わずに、面白い何かをすでにやっていることが多いんですもの。
【4】知ったかぶり、恥ずかしい!
知らないことは恥ずかしいと知ったかぶりを決める人たちが、「ボロを出していく瞬間」というのは、どうにも情けないもの。
世の中には本当にたくさんのことがあります。「すべてを知っている人」なんて、きっといません。知らないことがあって当たり前なのです。
知ったかぶりするよりも、知らないことを「知らない、教えて」と言える人のほうがよっぽど素敵です。
【5】周囲のことは見下すけど……で、あなたは?
誰か人のことを見下す発言というのは、相対的に自分を引き上げてくれるのかもしれません(でも、その発想をする時点で、すでにかなり頭が悪そう)。そう、人を下げたり批判することって、自分を上げるよりも、ずっと簡単に「自分を上がった風」に見せてくれますよね。
「すぐ流行に乗る女はダサい」「〇〇って趣味はありえない」……OK、百歩譲ってそうだと仮定しましょう。でも、じゃああなたの好きなことは何? と聞くと、そういう「批判家さんたち」は意外と答えられなかったりする。それなら、あなたが「ダサい、ありえない」とみなしたことで人生楽しんでる人のほうが、よっぽど幸せなんじゃない? ……なんて、そんなことは、口が裂けても言えません。きっと「批判家さんたち」は、批判すること自体が人生の楽しみなんでしょうから。
結局、「身の丈の自分以上に自分を良く見せようとする」ところから悲劇は始まります。そんな小手先に努力を割くくらいなら、本質的に成長することに時間をかけたほうが、ずっといいもの。思い当たることがあった方がいたら、お気を付けくださいませ……。(榎本麻衣子)
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