仕事の休憩中、ノンアルビールはアリ?ナシ?1000人に聞いた結果は…

「仕事疲れたぁ〜。ちょっと休憩しよ!」……そんなとき、あなたはどんな方法でリフレッシュしていますか?

仕事中、疲れたときや息抜きしたいときに行うリフレッシュ方法について、全国の社会人1,000人に聞いてみました。

 

▼仕事中の息抜き方法、1位は「お菓子やドリンク」


休憩中や業務の最中、みんなどうやって息抜きしているんでしょうか?

Q:やったことのあるリフレッシュ方法は?

1位 お菓子を食べる、コーヒーやお茶を飲む
2位 休憩中に昼寝する
3位 普段と違うルートで出勤する
4位 インターネットを閲覧する
5位 外の空気を吸いに行く
6位 休憩中にゲームで遊ぶ
7位 同僚と仕事の愚痴を言い合う
8位 午前休や時間休をとる
9位 私用のメールやチャットをする
10位 軽い運動や趣味・勉強をしてから出勤する

 

1位は王道の「飲食」。デスクでもできて手軽です。数秒〜数分で気分を変えられるのも嬉しいですね。
2位の「昼寝」もリフレッシュ効果が大きそう! 脳を一度リセットすれば、午後の集中力も高まります。

業務中だけでなく、出勤中や出勤前の時間も利用できるようです。3位「違うルートでの出勤」と10位「運動や趣味・勉強をしてからの出勤」がそれ。朝イチから新鮮な気持ちで仕事ができれば、効率も上がるかも。

ところでこうした息抜きの方法、ベテランと若手で好みが違ったりするのでしょうか? ちょっと比較してみましょう!

▼ベテランは「午前休・時間休」を上手に活用している


アンケートの回答者1,000人を、

・若手(20〜29歳/社会人歴5年未満)
・ベテラン(40〜59歳/社会人歴15年以上)

に分けて結果を見てみると、次のグラフのようになりました。

比べてみると1~4位の「お菓子やコーヒー」「昼寝」「違うルートで出勤」「インターネットを見る」は、若手・ベテランとも共通。ただそれ以下の項目では、特徴がはっきり分かれるものもありました。

若手に多くてベテランに少ないのが、「休憩中にゲームで遊ぶ」方法。スマホへの慣れも関係しているのでしょうか、若手はゲームも息抜きとして上手に活用しているようです。

逆に、若手に少なくベテランに多かったのは、「午前休や時間休をとる」という方法。これは若手の立場ではなかなか申請しづらい方法かもしれません。でも職場のベテラン勢が率先して取り入れてくれれば、いずれ若手にも取りやすくなる……かも!

 

▼NGだと思うリフレッシュ方法、1位は……。


リフレッシュ方法は人それぞれ。でも社会人として「これはNGだろう」と感じることもありますよね。

Q:これはNGだと思うリフレッシュ方法は?

1位 休憩中にビールテイスト飲料(ノンアルコール)を飲む
2位 休憩中にカラオケに行く
3位 業務中に私用のメールやチャットをする
4位 業務中に(トイレや外出先で)仮眠する
5位 業務中にインターネットを閲覧する(業務と関係ないもの)
6位 業務中に音楽を聴く
7位 レジャーをしてから出勤する(エクストリーム出社)
8位 午前休や時間休をとる
9位 休憩中にゲームで遊ぶ
10位 普段と違うルートで出勤する

「休憩中だから何をしても良い」という理屈は通用しないようです。

1位は、ネット上でも物議を醸した「ビールテイスト飲料を飲む」こと。ノンアルコールだからOKという人もいれば、倫理的にNGと考える人もいます。
アンケートでは飲むタイミングを「休憩中」に限定しましたが、それでも若手の37.6%、ベテランの34.4%がNGと答えました。少なくとも同じ職場の人の目があるところでは、控えた方が無難なようです。

2位の「休憩中のカラオケ」も、3割以上の社会人にとってNG。大声を出して発散するのは、終業後の楽しみにとっておきましょう。
3〜6位には、業務中の息抜きがズラリ。「ちょっとだけなら……」とメールやネットを見たくなるのは人情ですが、周囲の目に配慮するならば、休憩と業務はきっちり時間を分けた方が良さそうですね。

 

▼「仮眠」に柔軟な若手、「エクストリーム出社」に厳しいベテラン


NGなリフレッシュ方法にも、若手とベテランで意識の違いはあるのでしょうか? こちらもグラフを見てみましょう。

 

若手・ベテランともに、1~3位は「ノンアルビール」「休憩中にカラオケ」「私用のメールやチャット」で共通。ただ、逆に1位のノンアルビールさえも「NGだと思う割合」が3~4割ということは、6~7割は「まぁアリっちゃアリ」くらいの感覚なのかもしれません。

4位「業務中の仮眠」に関しては、NGとする意見が若手の方にはやや少なく、若者の間では仮眠への柔軟な考え方が広まりつつあるようです。

そんな若手が意外と強めの抵抗感を示したのは「業務中のインターネット」。若手のみでランキングを並べ直すと、なんと4位にランクインしています。

一方、ベテランが拒否感を表すのは「レジャーをしてから出勤する」、いわゆるエクストリーム出社です。

早起きして好きなことを楽しみ、出勤へのモチベーションも上げると話題のエクストリーム出社。どこに問題アリと感じるのかを聞いてみると、「出勤前から疲れてしまい、仕事に身が入らなそう」「遅刻に繋がりそう」という意見が聞かれました。

仕事を効率よく進めるための、さまざまなリフレッシュ方法。肝心の仕事に支障が出ないよう注意しつつ、上手に活用していきたいですね!(豊島オリカ)

 

情報提供元:メディケア生命

撮影/野口マサヒロ ヘア&メイク/コンイルミ(ROI) モデル/岩田絵理奈

 

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