別れ話は直接すべき?
大好きな人と付き合っても、徐々に性格の不一致を感じたり、ちょっとしたすれ違いがあったりして「お別れ」に至ってしまうこともありますよね。たとえ交際期間が短くても、浮気をされたとしても、別れ話はきちんとしたいと思う人も多いでしょう。今回は別れ話をするとき直接話すのか、それともSNSや電話で済ませるのか、調査してきました。
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別れ話をLINEでするのはあり?
まずは、LINEで別れ話をするのはありなのか、20~30代男女400人に聞いてみました。
Q.LINEで別れ話をするのはありだと思いますか?
あり 163人(40.75%)
なし 237人(59.25%)
別れ話はLINEでするべきではないと考える人のほうが多いですね。やはり面と向かってじゃないと納得できないと思う人が多いのでしょうか。
自分からの別れ話は直接した?
続いて、実際に自分が別れを切り出した際に、どういう方法をとったのか、女性たちに聞いてみました。
Q.自分から別れ話をした際、どうやって伝えましたか?(複数回答可)
1位 直接会って告げる(40%)
2位 メール・LINEで告げる(38%)
3位 電話で告げる(35%)
4位 連絡を絶ちフェードアウト、振られるように仕向ける(23%)
5位 新恋人を作り別れてもらう(8%)
「直接会って告げる」という人が最多の4割でした。誠意を相手に示すことができますし、トラブルなく終われるイメージがありますよね。
2位の「メール・LINE」や3位の「電話」は、「直接会って相手の顔を見てしまうと言えなくなる」という意見と、「もう二度と顔も見たくない」という両極端な意見に分かれました。
相手からの別れ話の伝えられ方は?
続いて、相手からどんな方法で別れを告げられたか、上記と同じ女性たちに聞いてみました。
Q.相手からの別れ話は、どうやって伝えられましたか?(複数回答可)
1位 メール・LINEで告げられた(45%)
2位 電話で告げられた(33%)
3位 直接会って告げられた(25%)
4位 音信不通になりフェードアウト(15%)
5位 振るように仕向けられた(10%)
6位 新恋人がいると告げられた(5%)
女性は「直接会って告げる」が1位だったのに対し、男性は1位「メール・LINE」、2位「電話」と顔をあわせることを避ける傾向に。「直接会って告げる」男性は25%と、4人に1人でした。
また、女性は「フェードアウト」、「振られるように仕向ける」も約2割いましたが、男性は約1割と少なめ。「フェードアウト」して連絡が大量に来ることもうっとうしいし、「振られるよう仕向ける」手間隙が面倒臭いといったところでしょうか。
直接別れ話をするとき、場所はどうする?選ぶポイント
続いて、別れ話をするときに使う場所や、そこを選ぶポイントを20代男女に聞いてみました。
1.静かすぎない飲食店
- 「話しやすい場所」(回答多数)
- 「適度にガヤガヤしているほうが話しやすい」(男性・学生)
2.ふたりきりになれる場所で
- 「周りを気にしなくていいところを選ぶ」(女性・公務員)
- 「本音で話したいから個室で」(女性・派遣社員)
- 「誰にも邪魔されないから」(女性・会社員)
3.あえて人目があるところを
- 「相手によっては人目があるところを選ぶ」(女性・会社員)
- 「ケンカになることもあるので、人がいるところで」(女性・アルバイト)
- 「友人についてきてもらって、近くに座ってもらった」(女性・会社員)
4.知り合いがいないところ
- 「知り合いがいなそうな駅」(女性・会社員)
- 「思い出がない土地で話す」(男性・会社員)
静かにふたりきりで話したいという意見もあれば、あえて人目があるところで適度にがやがやした雰囲気の場所で話したいという人も。そのときの状況や関係性にもよりますが、冷静に話ができない場合はふたりきりになるのは避けたほうが良いかもしれません!
傷つけずに別れ話をする方法
続いて、別れ話を円滑に進めるポイントをまとめました。
1.徐々に距離を置いていく
仮に自分が別れ話をされる側と考えたとき、いきなり別れ話をされるのと、なんとなく冷めた雰囲気になっているときに別れ話をされるのでは、ショックの大きさが違いますよね。別れの方向にスム―ズに持っていくために、デートや連絡の回数を少しずつ減らすなどして、少しずつ別れムードを漂わせておくのがポイント。相手も「もしかしたら振られるかもしれない」と心づもりを持てるので、別れ際に感情的になってトラブルに…なんてことも回避できるでしょう。
2.別れる理由を明確に
筋の通った説明をするためにも、理由付けは大切。別れたい理由をハッキリと明確化しておくことで、自分自身の意志がゆらぐこともなくなります。「どうして別れたいのか」自分の考えをまとめておくことで、別れのLINEを打つ際に感情的になってしまったり、相手を傷つけてしまったりすることも防げるでしょう。
3.即ブロック・拒否はしない
一方的に「別れたい」「もう別れる」とこちらの言い分だけを送り、そのまま受信拒否やブロックをするのはトラブルの元。相手に否があったとしても、よほどのことがない限りは避けましょう! 相手からの返信が来るか来ないかは向こう次第ですが、即ブロックしてしまうとこちらの印象が悪くなってしまいます。
4.別れのサインをにおわす
既読無視をする、そっけない返事をする、遊びの予定を立てないといった別れのサインをにおわすことも傷つけにくい別れ方のひとつ。徐々に相手に気持ちを見せていくことで、相手のダメージを減らせるはずです。
【まとめ】
別れ方について調査した結果をご紹介しました。LINEやメールで済ませる人が一定数いる一方で、LINEやメールでの別れ話は嫌だと感じている人もいます。やはり直接会って話したほうがわだかまりは少ないのでしょうか…。ただ、お互いの状況によっては冷静になれないこともあります。冷静になれない可能性を感じたら、人目がある場所で話すのがいちばん確実で安全かもしれませんね。