毎朝、余裕をもって過ごせているという方はどれぐらいいるのでしょうか。ひとり暮らしで働いている方は、身支度をすませて、ごはんも食べず慌ただしく家を出るという方もいるのでは?
近頃は、朝の限られた時間を有効に過ごすため、夜に家事をすませておくことを実践している方が増えているのだとか。そこで、“夜家事”を提唱している金子由紀子さんの著書、『夜家事でかつてないほど朝がラクになる』から、朝がラクになる夜家事のコツ4つご紹介します。
★朝食はトレイ&プレートを活用!“袋調理”で時短も
朝食後の後片付けのことを考えると、ウンザリ……。そんな疲れを減らすため、朝食に使う物や常備食をトレイに乗せてスタンバイ。トレイごと冷蔵庫に入れ、朝は取り出すだけ!
家族がいる家庭でも、トレイ&プレートをひとりワンセットにしておき、その上で朝食をいただけばテーブルを汚さず、複数の食器を洗わなくてすむので便利です。
さらに時短を狙うなら“袋調理”がおすすめ。ポリエチレンの袋に調味料と素材を入れて空気を抜き、密封したものを熱湯の入った鍋に入れ、火が通るまで保温するだけ。油を使わないのでローカロリー。しかも真空に近い調理のためしっとりと仕上がります。夜のうちに作り置きをし、冷蔵保存しておくことも可能。異なる食材・味付けの料理を一度に何種類も作れるので、家族で味付けを変えるときにも便利な調理法です。
★帰宅直後がキモ!散らかりの元を作ない整頓のコツ
その日一日身に着けていた物を、帰宅後にどう効率よく片付け、明日のために整えるかというのも、小さなことですが時短のひとつになります。
靴をそろえ、バックは置き場所を決めてそこに戻すようにし、ジャケットなどはドア裏にハンガーフックを取り付け、一時的な洋服掛けに。ドアに掛かっているので比較的早く、クローゼットへしまうという意識づけができるそう。
また、床に物を置かないという習慣づけも大事。夜寝る前など、カゴなどに床の上のものを拾い集め片づける習慣をつけましょう。
★着る服に悩まない秘訣は、クローゼット管理にあり!
スマートフォンのアプリに、「クローゼット管理」を目的としたものが多数出回っているのをご存知ですか? 手持ちの服を個別に撮影して、クローゼットの中身を把握できるだけでなく、服や小物、アクセサリーなどを画面上でコーディネートすることもできるんです。
こういったアプリなどを利用し て、あらかじめ何通りものコーディネートを作っておけば翌日着ていく服を決めるのもラクになりますよね。また、似たような服を買ってしまう失敗を防ぐことができて一石二鳥!
★掃除がラクに!「カビ」を生やさない簡単お風呂掃除
部屋の掃除で最も苦労するのは、水回り。特に、毎日使う浴室は、ちょっとの手間で、掃除をぐんと楽にしてくれます。カビを生えにくくするためには、浴室に水分を残さないことがいちばん!
でも、換気扇を回しっぱなしにしても、水分をすべて蒸発させることはできません。そこでお風呂を使った後が、使ったバスタオルで浴室の水分を拭き取ってでるようにします。水分の残りやすい床だけでもOK。この水気を拭き取ることで、翌朝にはカラリと乾き、カビが生えにくくなる=掃除も楽になるんです。
ところで、2011年総務省「社会生活基本調査」によると、神奈川県の女性の朝食欠食率が、首都圏でトップなのだとか。
このような背景もあり、“日本一女性が働きやすい都市”を目指す横浜市と、シリアル食品『フルグラ』を発売するカルビーが中心となり、9月1日から期間限定で『ヨコハマ朝食マルシェ』を開催。翌朝の朝食の材料やそのまま朝食になるオリジナルメニューまたはレアな商品を販売、試食なども実施しているので、“夜家事”の手助けになりそう……!
みなさんも夜家事で、朝、余裕をもって過ごしませんか?(さとうのりこ)
2016年9月28日(水)17:00~20:00
(朝食会場:JR線「桜木町」駅前広場、マルシェ会場:日本丸メモリアルパーク小アリーナ)
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