最近は共働きの家庭も増え、家事を分担している人たちが多いかと思います。しかし、旦那さんが家事をやっているという認識でも、奥さん側では全然そんな認識がないといった家庭も多いのではないでしょうか。
ということで、家事分担の満足度について、DeNAトラベルが行った10代~70代の男女915名の「家事の分担」に関する調査結果について見てみましょう!
■あなたは家事をやっている、あるいは手伝っていますか?
<男性>
やっている 37.7%
少しやっている 37.3%
どちらとも言えない 4.2%
あまりやっていない 12.0%
やっていない 8.8%
<女性>
やっている 89.6%
少しやっている 7.0%
どちらとも言えない 0.3%
あまりやっていない 1.9%
やっていない 1.2%
家事をやっているか男女別に集計した結果、女性は「やっている」が89.6%と圧倒的にやっている人が多い結果となりました。男性も「やっている」(37.7%)、「少しやっている」(37.3%)を合わせると7割を超える結果に。少しずつ男性の中でも家事を行う人が増えてきているようですね。
■パートナーは家事をやってくれる、あるいは手伝ってくれますか?
<男性>
やってくれる 88.0%
少しやってくれる 6.6%
どちらとも言えない 1.6%
あまりやってくれない 2.4%
やってくれない 1.4%
<女性>
やってくれる 26.8%
少しやってくれる 38.4%
どちらとも言えない 4.8%
あまりやってくれない 16.0%
やってくれない 14.0%
パートナーが家事をやってくれているかを男女別で集計すると、男性は「やってくれる」が88.0%と調査1の女性の回答とほぼ同じ結果となりました。
しかし、女性の「やってくれる」は26.8%と調査1の男性の回答と10ポイント以上の差がついています。男性が家事をやっていると思っていても、女性はやっていないと思っているという認識の差があることがわかりました。
■男女別のやっている家事ベスト3を発表
男性のやっている家事ベスト3は「ゴミ出し」(69.8%)、「食器洗い」(61.0%)、「掃除(風呂)」(59.4%)となりました。最も多い「ゴミ出し」でも7割弱の回答だったのに対し、女性は9割を超えるものが多くあり、家事の分担ができていない家庭もちらほらあるようです。
対する女性のベスト3は「料理」(93.5%)、「洗濯」(93.3%)、「買い物」(92.4%)となりました。
この男女の家事を比べてみると、女性の家事ベスト3の料理・洗濯・買い物は考えて実行するものが多く、なおかつ時間がかかるものであることが分かりますね。この家事にコミットする労力の差によって、家事をやっていても、やっていないと思われてしまうのかも。分担で重要なのは、「家事の内容」と言えそうですね。
■パートナーにやってほしい家事は?
パートナーにやって欲しい家事を男女別に集計しました。男性のトップ3は「料理」(47.9%)、「掃除(部屋)」(39.8%)、「洗濯」(37.5%)となっており、男性がやっている率が低い家事が上位に挙がりました。
女性のトップ3は「ゴミ出し」(59.1%)、「掃除(風呂)」(54.5%)、「食器洗い」(45.5%)でした。「料理」「裁縫」など技術が必要なものというよりはパっと手伝える項目が女性の上位に来ているようです。
男女の家事分担に関しては、サラリーマンの夫がゴミ出しをする、などの世間的なイメージが強くありそうです。でも、お互いの家事分担の満足度を高めるためには、家事の内容にも注目してみるのが良いかもしれませんね。(かすみ まりな)
情報提供元:株式会社DeNAトラベル
★妻の本音。正直、夫に本当にやってほしいことは「家事」よりもアレだった…
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