【朗報か】「飽きっぽい」性格には遺伝子も関係していた

遺伝子,性格,粘り強い,飽きっぽい
(C)たきたて玄米

もうそろそろ4月。気持ちも新たに、自分の仕事のしかたを見直してみる方も多いのではないでしょうか。
そんな中、遺伝子検査サービス『MYCODE(マイコード)』が気になる研究結果を発見したので、ご紹介します!

まずは質問から。あなたは以下の状況において、AとB、どちらに近い行動または考え方をしますか?

◆仕事ですごく疲れが溜まっている……そんなとき、やりがいを感じる?
A:すごく感じる!
B:感じない……

◆批判を受けたり、ミスをしてしまったとき、どう感じる?
A:「くそ~、もっともっと努力してやるんだ!」と感じ、以前より努力する
B:「う~ん、やる気を無くしちゃったなあ……」と感じ、ほどよく手を抜く

◆新しく仕事を任されたとき、どうする?
A:できるだけ早めに手を付けたい
B:できれば後回しにしたい

AとB、どちらに多く当てはまりましたか?

これらの質問は、個性(パーソナリティ)の研究者であるクロニンジャー博士が作成した「TCI(気質性格検査)」のうち「粘り強さ(persistence)」について定義されている内容を参考にしたもので、このうちAの回答は全て「粘り強い人」の特徴なんです。勤勉でよく働き、疲れが溜まっていても「ああ、なんてやりがいがある仕事なんだ!」と考えて努力を継続するという特徴があります。
逆に、Bの回答は「粘り強くない人」の特徴です。粘り強くない人には、諦めが早い、飽きっぽいなどの欠点があります。あれ、なんだかすごく耳が痛い……!

しかしながら、「粘り強い人」は、「完璧主義」、「仕事バカ」になってしまう傾向もあるようで、不測の事態にも弱いと考えられています。粘り強すぎるのも、考えものなのかも……。

そんな長所も欠点もある「粘り強さ」ですが、遺伝性があるという研究結果が出ているんです。