東京有明医療大学教授・川嶋朗先生によると、“春バテ”の要因は以下のとおり。
(1)生活環境の変化
自身や家族の生活(卒業、入学、進学、入社、転勤、人事異動・組織変更、引越、新生活スタート)
(2)気象環境の変化
《めまぐるしい気圧の変化》
移動性高気圧が次々にやってきて低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わるこの時期、自律神経の切り替えがうまくいかなくることがあります。《激しい寒暖差》
天気や気象の変化が激しく、寒暖差も大きくなります。この寒暖差により、自律神経が乱れ、肩こり、めまい、顔のほてり、食欲不振など、さまざまな不調が現れます。《日照時間の変化による睡眠不足》
冬に比べ春は、日照時間が長くなり、早い時間から部屋の中に光が差し込むため、いつもより早く目が覚めてしまったり、夜更かしするなど、生活リズムが乱れ、睡眠の質が低下しがちに。
この“春バテ”を予防するには、とにかくエネルギーの浪費を最小限にとどめることが重要!
それでは続いて、“春バテ”の対策をご紹介。この“春バテ”の対策には、なんとあのラブホルモンとしておなじみの「セロトニン」が関係していたことが判明しました!