■二番だし
一番だしで使った昆布とかつお節の“出汁がら”を再利用して作ります。時間をかけて、出汁の旨みを引き出すので、煮物やみそ汁などに(写真下の右上が「二番だし」)。
【材料】(お椀・約2~3杯分)
一番だしで使った昆布と花かつおの“出汁がら”、花かつお 10g、水 2と1/2カップ(一番だしの半分)
【作り方】
1.一番だしで使った出汁がらと水を鍋に入れて、強火で沸騰させます。
2.沸騰したら弱火にして5分間煮出します。
3.花かつお(このときにいれるものを“追いがつお”と言います)を入れます。
4.弱火のまま2分間煮出ししたら、火を止めてキッチンペーパーでこします。二番だしでは、軽く絞ってもOK。これで完成。
「二番だし」のほうが、かつおの香りは強め。これに他の調味料を加える煮物やみそ汁に使うダシのため、このぐらいがちょうどいいかも。
さて、ダシをとるのに使った花かつおの“出汁がら”がたくさん出てしまいましたが、これも調理すれば立派な一品に。ご飯のおかわりが止まらない「かつお節のふりかけ」を作ってみます!