意外と多い♡夫婦が1年で「愛してる」と伝える回数、平均○○回【既婚者4700人調査】

あなたは、パートナーに「好き」「愛してるよ」といった愛の言葉を伝えられていますか? 結婚当初は頻繁に交わしていても、何年も一緒に過ごすうちに相手が当たり前の存在になり、ついつい言葉にするのを忘れてしまうことってありますよね。

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今回は、ジブラルタ生命保険株式会社が全国20~69歳の既婚男女4,700人を対象に行ったアンケート調査をもとに、夫婦間で“愛の言葉”がどれくらいの頻度で伝えられているのかを探っていきます♡

Q.今年、パートナーに何回「愛の言葉」を伝えた?

◆約半数が「愛の言葉を伝えた」、平均は26.3回!

今年パートナーに愛の言葉を何回伝えたかについて、一度も伝えなかった人は47.1%、伝えた人は52.9%という結果に。つまり、約半数の人が1年のうちに一度でも「好き」「愛してるよ」と口にしているようです♡
頻度は「1回」(11.6%)や「5回」(6.5%)、「10~19回」(9.0%)など人によってさまざまですが、平均回数は26.3回。中には年間200回以上伝えた人も4.8%いました。

◆男性のほうがより積極的に愛を伝えている

男女別に比較すると、愛の言葉を伝えた人の割合は男性が59.3%、女性が46.5%。12.8ポイント差があり、男性のほうがより積極的に愛を言葉にしている傾向に!
また、伝えた回数の平均は男性が27.5回、女性が25.2回。わずかですが、男性のほうが2.3回多い結果になりました。

◆去年より「伝える頻度」は増えたが「伝える人」は減少

昨年の調査と比較すると、愛の言葉を伝えた回数の平均は、2024年の24.7回から2025年は26.3回へと1.6回増加。ところが、愛の言葉を伝えた人の割合は、2024年54.1%から2025年52.9%へと下降
こちらもわずかですが、伝える人は減った一方で、伝える人の中では頻度が上がっている、という興味深い結果になりました。

パートナーとの関係別で大きく異なる!「恋人タイプ」は圧倒的に愛の言葉が多い

【パートナーとの関係別・愛の言葉を伝えた回数ランキング】

1位:恋人タイプ(平均79.1回)
2位:親友タイプ(平均26.6回)
3位:戦友タイプ(平均20.6回)
4位:親子タイプ(平均19.5回)
5位:上司・部下タイプ(平均8.1回)
6位:同居人タイプ(平均5.5回

次に、パートナーとの関係が「恋人タイプ」「親友タイプ」「戦友タイプ」「同居人タイプ」「親子タイプ」「上司・部下タイプ」のどれに当てはまるかで、愛の言葉を伝えた平均回数を比較しました。

まず注目したいのが、堂々1位の「恋人タイプ」。平均 79.1回 と、2~4位の「親友タイプ」「戦友タイプ」「親子タイプ」(どれも平均20回前後)に比べて、50回以上も多く 愛の言葉を伝えているようです♡
一方で、「上司・部下タイプ」(平均8.1回)と「同居人タイプ」(平均5.5回)は、どちらも 10回以下 とかなり控えめでした。

――つまり、パートナーを“恋人”として認識している人ほど、愛の言葉を伝える頻度が高いということ。パートナーとの関係性をどう捉えているかの違いが、愛の言葉をどれだけ伝えるかに大きく影響していると言えそうです。

全国で愛の言葉を伝える回数が最も多いのは…「神奈川県」

【都道府県別・愛の言葉を伝えた回数ランキング】

▼上位5位
1位:神奈川県(平均56.1回)
2位:奈良県(平均42.0回)
3位:長崎県(平均39.8回)
4位:京都府(平均38.2回)
5位:北海道(平均36.1回)

▼下位5位
43位:群馬県(平均15.0%)
44位(同率):東京都/石川県(平均14.5回)
46位:岩手県(平均14.4回)
47位:青森県(平均9.9回)

都道府県別に愛の言葉を伝えた回数を調べると、1位は神奈川県。おしゃれな街並みや海辺のデートスポットが多いこともあって、気持ちを言葉にして伝えるムードが高まりやすいのでしょうか♡
続く上位には、奈良県、長崎県、京都府、北海道 がランクイン。いずれも40回前後と比較的高い数値で、全国的に見ても愛の言葉が交わされやすい県といえそうです。

一方、下位を見ると、群馬県、東京都/石川県、岩手県、そして47位は 青森県 という結果に。トップ5と比べると20〜40回ほど差があり、県ごとにかなり傾向が分かれることがわかります。
地域ごとの特性で、愛情表現の頻度にもこんな違いが出るのは興味深いですよね。

Q.生まれ変わっても今のパートナーを選びたい?

これまで「愛の言葉」に注目してきましたが、やっぱり気になるのは“言葉の先にある気持ち”、つまり「本当に愛しているのか」ということ。

そこで、生まれ変わっても今の配偶者・パートナーを選びたいかを聞いたところ、「非常にそう思う」が 24.1%、「どちらかといえばそう思う」が 40.3%。合計した “そう思う派”は64.3% にのぼり、約3人に2人が「生まれ変わってもこの人と一緒にいたい♡」 と感じているようです。

男女別に見てみると、“生まれ変わっても今のパートナーを選ぶ”と答えた人は、男性が67.3% に対して女性は61.4%。男性のほうが 5ポイント以上高いという結果になりました。
愛の言葉を伝える頻度と同じく、男性のほうがパートナーへの想いをより強く抱いているのでしょうか♡

全国で“生まれ変わっても今のパートナーを選びたい”が最も高いのは…男性「千葉県」、女性「岐阜県」

【都道府県別・生まれ変わっても今のパートナーを選びたいランキング】

▼男性
1位:千葉県(78.0%)
2位(同率):栃木県/東京都/香川県/沖縄県(76.0%)
6位(同率):青森県/福島県/京都府/和歌山県/岡山県(74.0%)

▼女性
1位:岐阜県(76.0%)
2位:神奈川県(74.0%)
3位(同率):埼玉県/鹿児島県(72.0%)
5位(同率):青森県/岩手県/山形県/京都府/兵庫県(70.0%)

男女・都道府県別に“生まれ変わっても今のパートナーを選びたい”と思っている人の割合をまとめた結果がこちら。

まず男性は、千葉県が最も多く、続いて栃木県・東京都・香川県・沖縄県 が同率2位に並び、広い地域に“パートナー愛強め男子”が散らばっているのが印象的! さらに、6位には青森県・福島県・京都府・和歌山県・岡山県 と、東北から関西、中国地方までまんべんなくランクイン。
男性は地域差があまりなく、全国的にパートナーへの気持ちが高い傾向がありました。

一方、女性は岐阜県 、神奈川県 の順で多い結果に。3位には埼玉県・鹿児島県と、関東と九州が並び、5位には青森県・岩手県・山形県・京都府・兵庫県 がランクイン。
女性は“地域ごとのばらつき”がやや大きく、特定の県に高い数値が集中する特徴が見られました。


今回の調査では、1年のうちにパートナーへ愛の言葉を伝える回数は平均26.3回。日頃から、しっかりと言葉で愛情を伝えている人が多いことがわかりました。

もちろん愛の示し方は人それぞれ。でも、相手だからこそ、ときどき伝える「好きだよ」や「ありがとう」はやっぱり特別で安心感をくれるものです。
この記事を読んだ今、ぜひ少しでも言葉で気持ちを届けてみてくださいね♡(Mai)

情報提供元/ジブラルタ生命保険株式会社