47都道府県それぞれに県民性があるように、恋愛のスタイルや結婚に対する価値観も地域ごとの特徴があったら面白いですよね。リード力があるのは何県? 人前でイチャイチャしたがりなのは何県? 記念日を大切にするのは何県…?!
今回は、恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」が全国のユーザーを対象に実施した調査をもとに、47都道府県の恋愛観について探っていきます。
Q&Aから「47都道府県別の恋愛観」が見えてきた!
【1】ふたりでいるときの自分の行動(決断するとき)
Q.リードしたいor相手に委ねたい?
デートプランなどのささやかなことから同棲・結婚のタイミングなどの大きなことまで、一緒に過ごす中で大小さまざまな決断をしますよね。まずはふたりの決断事における自分のスタンスを聞いてみると…『自分がリードしたい』派が最も多かった都道府県は男性「東京都(71.9%)」女性「徳島県(19.9%)」、対して『相手に委ねたい』派は男性「秋田県(46.5%)」女性「滋賀県(91.5%)」が最多でした。
男性は東京都・福岡県・大阪府という日本の主要都市にリードしたい派が多く、秋田県・岩手県といった東北地方は委ねたい派が比較的多い模様。そして東京都は女性もリードしたい派が2位に挙がっていることから、お互いが恋人を引っ張っていきたい積極性を持ち合わせている傾向にありました♡
【2】コミュニケーション(会話)
Q.自分が話したいor相手の話を聞きたい?
続いて、恋愛をするにあたって重要なコミュニケーション「会話」について。恋人と過ごすときに『自分から話をしたい』派が最も多かった都道府県は男性「和歌山県(11.5%)」女性「東京都(41.2%)」、対して『相手の話を聞きたい』派は男性「香川県(92.8%)」女性「佐賀県(74.0%)」が最多でした。
東京都は男女ともに話し手になりたい人が全国的に見て多く、逆に香川県は聞き役に回りたい人が多い傾向に! 東京都民と香川県民の異性が付き合ったら…相性がよさそうですね♡
【3】スキンシップ
Q.たくさんしたいorあまりしたくない?
恋人が愛を深めるために大切なコミュニケーション「スキンシップ」。頭をなでたり手を繋いだり、ハグやキスやエッチをしたり…肌に触れあうタイミングや頻度は考えが分かれやすいもの。そんなスキンシップの頻度について『たくさんしたい』派が最も多かった都道府県は男性「愛媛県(99.9%)」女性「沖縄県(95.6%)」、対して『できるだけしたくない』派は男性「新潟県・青森県・三重県(0.8%)」女性「富山県(10.5%)」が最多でした。
男性にとってスキンシップは大切なもののようで、とくに愛媛県・島根県・長崎県は99%以上がたくさんしたい派に。したくない派で挙がった3県もその割合が1%未満であることから、全国的に見てもほとんどの男性がスキンシップに積極的な気持ちがあるようです。
【4】人前でいちゃいちゃ
Q.やめてほしいor抵抗がない?
スキンシップをするタイミングも価値観が分かれやすいですよね。人前でいちゃいちゃすることについて聞いてみると…『やめてほしい』派が最も多かった都道府県は男性「佐賀県(44.6%)」女性「奈良県(86.3%)」、対して『抵抗がない』派は男性「群馬県(70.3%)」女性「沖縄県(30.2%)」が最多でした。
長崎県・鹿児島県をはじめとした九州地方の女性は、人前でのいちゃいちゃに抵抗がある人が多いのでしょうか? また女性はどの都道府県も7割以上が公共の場でベタベタとしたくないことが判明!
【5】お互いの友達との付き合い方
Q.みんなで仲良くしたいorふたりの時間と友達との時間はきっちり分けたい?
恋人の交友関係って地味に気になるところ。彼女の親友や彼の幼なじみなど相手の友達と仲良くしたいかどうか聞いてみたところ、『お互いの友達とも仲良くしたい』派が最も多かった都道府県は男性「山梨県(55.2%)」女性「東京都(59.8%)」、対して『ふたりの時間と友達との時間は分けたい』派は男性「鳥取県(61.3%)」女性「秋田県(64.8%)」が最多でした。
分けたい派において男性は岩手県・山形県、女性は秋田県・岩手県がランクインしていることから、東北地方ではお互いの交友関係に足を踏み入れない人が多い傾向に! 一方で、沖縄県の女性はここで仲良くしたい派2位に、また人前でのいちゃいちゃに「抵抗がない」派、スキンシップを「たくさんしたい」派1位にも挙がっていたこともふまえると、オープンマインドな人が多いのででしょうか♡
【6】異性の友達とふたりで会うこと
Q.許せないor許せる?
続いて、高校のクラスメイトや大学のサークル仲間、会社の同僚など、恋人が異性の友達とふたりで会うことについて。『許せない』派が最も多かった都道府県は男性「群馬県(77.5%)」女性「徳島県(90.8%)」、対して『許せる』派は男性「東京都(35.7%)」女性「東京都(23.5%)」が最多でした。
東京都と沖縄県は、男女ともに恋人の交友関係に制限をかけない人が全国的に見て多い傾向に。お互いに異性の友達と会うことを許容しているパターンも少なくなさそうですね。一方で、群馬県・茨城県といった北関東や徳島県・愛媛県といった四国地方の多くは、異性の友達とは一線を引くべきだと思っているみたい。クラス会など複数人で会うならOKという人もいるはず!
【7】連絡頻度
Q.用事があるとき(たまに)でいいorできるだけ毎日?
心地よい恋人関係を続けていくために、理想的な連絡頻度が同じであることって大切。恋人との電話やLINEなどの連絡頻度について質問したところ、『用事があるとき・たまにでいい』派が最も多かった都道府県は男性「富山県(30.1%)」女性「富山県(29.2%)」、対して『できるだけ毎日がいい』派は男性「宮崎県(78.2%)」女性「長崎県(80.2%)」が最多でした。
富山県は男女ともに、必要なときに連絡が取れればOKというタイプが全国1位。一方で毎日連絡をしたい派は、男性は宮崎県・鹿児島県、女性は長崎県・福岡県・宮崎県といった九州地方が多くランクイン! 九州のみなさんは、彼や彼女と他愛のないメッセージのやり取りこそ、愛情を伝え合うツールとして重視しているのでしょうか♡
【8】お互いの趣味
Q.共有したいor共有する必要はない?
恋人との関係を深めるためのひとつの方法が、趣味の共有。『できるだけ共有したい』派で最も多かった都道府県は男性「沖縄県(81.8%)」女性「沖縄県(77.4%)」、対して『共有する必要はない』派は男性「富山県(26.6%)」女性「島根県(36.9%)」が最多でした。
沖縄県は男女ともに趣味を共有したい人が多い傾向にあり、ダイビングやサーフィン、サップなどの海のアクティビティを一緒に楽しむなんてとっても素敵ですね♡趣味を共有すると自分の知らない世界に挑戦できることがメリット。でも興味が湧かない場合は、無理せずお互いの趣味を尊重しながらそれぞれ楽しむのも当然アリ。
【9】金銭感覚(日常的にランチに1,000円以上払う)
Q.ありorなし?
結婚相手選びで重要な要素とされているのが、金銭感覚が似ていること。たとえば日常的にランチに1,000円以上支払うことについて、『あり』派が最も多かった都道府県は男性「福井県(61.8%)」女性「東京都(70.0%)」、対して『なし』派は男性「山梨県(52.7%)」女性「秋田県(56.4%)」が最多でした。
都心はランチ代も高いことから、東京都や大阪府にあり派が多いのは想像できますね。福井県は新鮮な海産物など魅力的な食文化があり、つい1,000円払って美味しいものを食べたくなりそう…!
【10】お金の使い方
Q.お財布はひとつorお財布は別々?
同棲した場合、お金の管理方法についてよく話し合って決めることが良好な関係を保つ秘訣。そんなお金の価値観について、『お財布はひとつにする』派が最も多かったのは男性「山口県(22.1%)」女性「和歌山県(54.5%)」、対して『お財布は別々』派は男性「東京都(89.7%)」女性「岩手県(63.2%)」が最多でした。
東京都や神奈川県などの都心ではお金に関して自立していたい派が多く、その理由のひとつとして、夫婦共働きを希望していることが考えられそう。家賃や光熱費、生活費などの支払いにルールを設けて、それ以外は自分で稼いだお金は自分で自由に使う…という方法を理想とする人も多いのではないでしょうか?
【11】恋愛の優先順位
Q.仕事<恋愛or仕事>恋愛?
恋愛(恋人)の優先度が大きく異なると、関係にわだかまりができてしまうことも少なくありません。そこで仕事と恋愛の優先順位について聞いてみると…『仕事<恋愛』派が最も多かった都道府県は男性「島根県(59.4%)」女性「群馬県(44.0%)」、対して『仕事>恋愛』派は男性「東京都(58.1%)」女性「鳥取県(76.6%)」が最多でした。
また山梨県は「恋愛優先派(左)」が男女ともに上位3県に挙がり、沖縄県は「仕事優先派(右)」が男女ともに上位3県にランクイン。さらに上位ランキングの傾向として、女性のほうが男性よりも仕事を優先する割合が高い県が目立つという、ちょっと意外な結果に!
【12】記念日
Q.大切にしたいorあまり気にしない?
付き合った記念日、結婚○周年など、ふたりの記念日をどのくらい重視するかも意見が分かれやすいはず。ふたりの記念日を『大切にしたい』派が最も多かった都道府県は男性「宮崎県(87.8%)」女性「香川県(92.5%)」、対して『あまり気にしていない』派は男性「福井県(24.6%)」女性「鳥取県(17.5%)」が最多でした。
あまり気にしていない派にランクインした5県においても、その割合は2割前後と少なめ。全国的に記念日を大切にして、プレゼントを贈ったり食事や旅行をしたりと、お祝いしたい人が多数派のようですね!
ここまでpairsの調査結果をもとに47都道府県別の「恋愛スタイル」についてご紹介してきました。もちろん価値観や性格は人それぞれで、同じ地域に住んでいても恋愛・結婚観が大きく異なることだってあるはず。この記事を参考に、同じ県民同士または他県の人と恋愛スタイルを話してみたら、会話が盛り上がることもありそうです♡(Mai)