彼氏・彼女の「異性の友達」、本当に許せる?本音を聞いてみたら…

彼氏・彼女の「異性の友達」、本当に許せる?


「男女間の友情」って、成立すると思いますか? 

これっていつまでたっても難しい問題ではないでしょうか。人によっては「友達なんだから、ふたりきりで全然ごはんに行く」という人もいれば「異性なんだから、ふたりでごはんは絶対NG」という人もいる。

恋人や配偶者の「異性の友人」はついつい気になってしまうものですよね。

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今回は株式会社アムタスが電子コミック配信サービス「めちゃコミック」の会員、男女2,063人を対象に「異性の友人」に関して調査を実施しました。あなたはどこまで許せますか? 

◆Q.あなたに異性の友人はいますか?


グラフ

「はい」と回答した人が63%、「いいえ」と回答した人が37%という結果になりました。「どこからが友人か」という線引きは難しいかもしれませんが、仕事関係の人が友人のことも多く、高校や大学時代の友人などでいうと就職してからも仲が良いという人は少なくはないということがわかります。

 

◆Q.あなたはパートナーに異性の友達がいたら許せますか? 


グラフ

許せる 84%

許せない 16%

 

自分自身も異性の友人がいることにより、その点は寛容な人が多いのかもしれません。許されるけど口出しをされるという人もいるようです。

・夜、帰りが遅くならないようにと言われた(38歳・女性・会社員)

・どこのお店に行って、どんな会話をしたか報告するように言われた(32歳・女性・会社員)

などの経験がある人も。これは許されているのか……? かなり束縛の激しいタイプの相手もいるようですね。やはり度合いは人それぞれ。どのくらいなら許せる付き合い方なのか詳しくご紹介します! 

 

◆Q.あなたの異性の友達はどういう関係性の人ですか? 


グラフ

【女性】

第1位 同級生

第2位 仕事関係

第3位 趣味関係

【男性】

第1位 仕事関係

第2位 同級生

第3位 趣味関係

 

1位が「同級生」「仕事関係」と異なり、以下は似た結果となりました。男性はやはり仕事関係で深くなっていくことが多いのではないでしょうか。女性は同級生や学校の先輩・後輩と学生時代からの長い友人が多いように見受けられます。

一方男女どちらとも「昔の恋人」と友人として関係を続けている人も、そこまで数は多くないものの一定数いることもわかりました。もう別れているとはわかっていても、やっぱり「昔の恋人と現在も友人として交流がある」って、ちょっと複雑。

 

というわけで、次はこちらの調査。基本的に異性の友達がいても許せる人が大多数ではあるものの、やっぱり「どうしてもイヤだ」と思ってしまうこともありますよね。そんな「正直、親しくされているとイヤな異性の友人」はどんな人?と聞いてみると、以下のような結果に。

 

◆Q.パートナーの異性の友達として、親しくされていると嫌な人はどんな人ですか? 


グラフ

【女性】

第1位 昔の恋人

第2位 インターネットの友人

第3位 幼馴染

【男性】

第1位 昔の恋人

第2位 インターネットの友人

第3位 仕事関係

 

やっぱり、圧倒的1位は「昔の恋人」! 実に8割以上の男女が「イヤ!」と回答しました。

男女共通で1位となった「昔の恋人」、2位の「インターネットの友人」について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

【1】「昔の恋人」がイヤな理由

8割以上の男女が「異性の友達として親しくされているとイヤな人」として選んだのは「昔の恋人」。一度恋に落ちた人には、また恋をしやすいと聞いたことがあります。ましてや一回は恋人関係を築いた「元カレ」や「元カノ」と友人として関係を持たれることはわかっていても何故かヒヤヒヤしたり、イライラしてしまうのでは…… 「昔の恋人」を選んだ人の理由を紹介します。

 

・彼氏から「元カノと連絡を取るのは嫌か」と聞かれたので、「気分は良くない」と伝えた(37歳・女性・専業主婦)

・元カノに返してもらいたいものがあると言っていましたが、会うことに反対しました(35歳・女性・会社員)

・私と付き合っていたときに、結婚式だと嘘をついて元カノと旅行に行っていた元カレ。しかも、友人の結婚式なのに金欠だからと私にお金を借りてまで。泊まりに行っていたとき、たまたま元カノからの手紙を見つけて、元カノと繋がっていることが発覚。ありえない男だった(40歳・女性・パート)

 

自分ひとりでモヤモヤするのではなく、きちんと意見を伝えることは大切なこと。そして最後の男性の嘘のつき方にもはや恐怖を感じます。それってもはや友達じゃなくて「浮気」です。

 

【2】インターネットの友人

続いて男女ともに多かったのは「インターネットの友人」でした。相手の素性がわからなかったり、お互いに共通の友人がいなかったり……と、「何をしてもバレない」ということから自然と怖くなってしまうのかも。過去にパートナーに「ネットで知り合った異性の友達がいた」人に経験談を聞いてみると……。

 

・彼氏にネット友達がいて、その人に好意的な内容のメールを送っていたので注意した(31歳・女性・会社員)

・ネット上でしか関わりのないゲーム仲間に、自分に隠れて写メを送ったり、まるで恋人のような内容のメールをしていたときは、大分揉めました(33歳・女性・パート)

 

やはり顔の見えないインターネットで知り合った人と友達になるのはこわい……と感じる人が多いという結果かもしれません。「隠れて」というのも少し疑ってしまいますよね。

また、男性は自身の異性の友人に「仕事関係」と回答した人が多いにも関わらず、パートナーが親しくしている異性として「仕事関係」の相手は嫌だという人が20%程度いました。んん…… 少し身勝手なのでは?と女性は思ってしまいますよね。彼女が仕事関係の異性と親しくするのに抵抗がある男性は「異性として」ちょっといいなと思っている人としか親密な友人にはならないのかも……ということがあるそう。「職場は職場」と割り切っている人はそんなに嫌がらないかもしれないという見解もあるようです。


男女間の友情は、「男女の友情が成立する」と思っている人同士のみ成立する気がします。されていやなことを聞いたり、自分の意見を言葉で伝えることでパートナーとうまく関係を築いていきましょう♡ (なかがわみずき)

情報提供元/株式会社アムタス