「作る」と「創る」と「造る」の違いって知ってる?使い分け方や熟語も紹介

「つくる」って漢字多すぎ…使い分け方は?

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なにか物をつくるときに使われる漢字には、「作」「創」「造」の三つがありますよね。それぞれどのように使い分けるか知っていますか? 今回は「作る」「創る」「造る」の違いやそれぞれの漢字を使った言葉をご紹介します。

「作る」と「創る」と「造る」の違いとは?

早速「つくる」と読む3つの漢字の意味についてご紹介します。それぞれの意味を辞書で調べてみました。

「作る」の漢字の意味

さく【作】

1 工夫して物をこしらえる。
2 こしらえた物。作品。
3 なす。行う
4 農産物をつくる。また、その成果。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

作るという漢字には物を作るという意味と、農作物を作るという意味があります。「つくる」と読む漢字の中でもいちばん使われる回数が多そうですね。

「創る」の漢字の意味

そう【創】

1 刃物による傷。
2 初めて作り出す。はじめる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

この漢字は刃物による傷という意味が根本にあるんですね。最初に何かに傷をつけるということから、初めて作り出すという意味が含まれるようです。

「造る」の漢字の意味

ぞう【造】

1 物をこしらえる。つくる。
2 なす。行う。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

この漢字の場合も「作る」と似ています。この漢字は、比較的大きな物を作るときに使うのが特徴です。

「作る」と「創る」と「造る」の違いは?

作るを辞書で調べると下記のような補足説明があります。

つく・る【作る/造る/創る】

[補説]一般的には「作る」が用いられ、「造る」は家や船など大きなものをつくること、また、酒を仕込むことに用いられる。「創る」は創刊・創業・創作・創造・創立などのように、新しい物事をつくりだす意で使うが、製造・製作・育成・栽培などに関しては使わない。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「作る」は有形・無形の物を生み出すという意味で使われ、「創る」はゼロから初めて作るという意味合いが強くなり、「造る」は“作る”よりも大きな物をつくるときに使われるという点が違います。

「作る」「創る」「造る」の使い分け・熟語

漢字の違いから意味の違いがわかったところで、3つの漢字の使い分け方や熟語をご紹介します。

作るを使う場合

  • 色を作る
  • 野菜を作る
  • 時間を作る
  • 人形を作る
  • 料理を作る
  • 作者
  • 作品
  • 作品
  • 耕作

普段たくさん使うのは、この「作る」ですよね。どの作るを使うかわからなくなったときには、この漢字をあてておけば正解の可能性が高まります。

創るを使う場合

  • 未来を創る
  • 社会を創る
  • 創刊
  • 創業
  • 創立
  • 天地創造
  • 創傷
  • 銃創

この漢字は一から何かを作り出すというときや、傷ができるというときに使われます。

造るを使う場合

  • 船を造る
  • 酒を造る
  • 家を造る
  • 木造
  • 醸造
  • 製造

家や船など、気軽に作れないものに対してはこの造るを使います。

【まとめ】

「作る」「創る」「造る」の違いやそれぞれの漢字の使い方をご紹介しました。これで今後「つくる」という漢字には迷わなくなるはず。漢字の意味合いを覚えておくとより正確に使えるようになりますよ!