■風邪気味のときは、お世話になります。「おじや」と「おかゆ」の違いって?
世の中には違いが分かりにくいものがたくさんあります。
なんとなくで使っているけどニュアンスで分けているだけで、どう違うのかは詳しく説明できないもの、区別できないものがあるのではないでしょうか。
今回はそういった違いがあやふやになっていそうなものから問題を出題します! コチラ!
おじやとおかゆの違いって、分かる?
どちらも風邪の時や体調の悪い時にお世話になっている、「おじや」と「おかゆ」。
でも、ふたつの違いって説明できますか?
「おじやは味がついているお米の粒がしっかりとしたのもので、おかゆは味のないお米の粒が少ないもったりしたもの」という感覚の人、あるいは「どちらも同じ」というひともいるかもしれません。
これを機にしっかり理解しておきましょう!
■正解は…コチラ!
正解は、コチラです!
おじや…別名「雑炊」はご飯に出汁や具を入れ込んで煮込んだもの。
おかゆ…ご飯と同じ要領で、水の分量を多くし、米から炊いたもの。よって米の粒感は感じられません。
ポイントとして、おじやはお米からではなく炊いたご飯から作り、水ではなく出汁というのが大きな違いで、粒感はしっかりあるということが挙げられます。
対照的におかゆは水の分量を多くして炊いた米なので、消化が良く、離乳食や病人食、精進料理の主食としても食べられます。
鍋のしめは「雑炊」、つまり「おじや」の方ですね!
普段何気なく食べている米料理ですが、調理の仕方ひとつで食感や名称まで変わってきてしまうんですね!
ちなみに、おじやよりもおかゆのほうが100グラム当たりに含んでいる水分量が多いため低カロリーです。食べ過ぎてしまった次の日は、「おかゆダイエット」なんていうのもありかもしれませんね。(斎藤裕衣)
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