山下美月にアイドルポーズを習ったり、めるると撮影後ノートを買いに行ったり。中条あやみ、CanCamモデルズ13人と対談した感想を語る

あやみの部屋へようこそ♡

CanCam専属モデルになって、もうすぐ5年!「もっとモデルのみんなと色んな話がしてみたい♡」という中条あやみのリクエストに応える人気連載「あやみの部屋」。毎月CanCamモデルを招いて、ゆる〜くガールズトークしちゃうこの企画♡ 話す内容は本人たちにすべてお任せなので、どんなエピソードが飛び出すのか乞うご期待!

第14回目は…あやみが連載を振り返る回! CanCamモデルズとの対談の思い出を語ってくれました。

【連載の誕生秘話を語ります!】

—先月号でCanCamモデル全員と対談ができたので、今回はその思い出を振り返りたいと思います。

あやみ:「みんな忙しいから無事に全員と話せてよかった! この企画は私の部屋にゲストが遊びにくる設定だけど、私って家がいくつあるの? と思うくらい毎回いろんな場所で撮りましたね(笑)。雰囲気も毎回違って、今日はどんな家だろうって楽しみでした」

—どの部屋がお気に入りですか?

あやみ:「最初の部屋も思い出深いけれど、(宮本)茉由の回で撮影した部屋は、茉由から『本当のポーリンの部屋みたい』って言われたほどで気に入ってます」

—そもそもこの連載は、あやみが『CanCamモデルと話したい』と言ってくれたのがきっかけで始まりました。なぜ、そう思ったの?

あやみ:「私はもともと人見知りで。ドラマや映画の現場でも向こうから話しかけてもらわないと話せないタイプでした。CanCamの撮影でも、最初の頃はみんなと会う機会がなかなかなくて。でも、CanCamに入って3年半くらい経ってふと、今なら私みんなと話せるんじゃないか、もっと話してみたいと勇気が持てたんです。年齢的にも真ん中くらいになったから、みんなを知りたいと思う余裕が出てきたのかも」

—みんなと話した思い出を少しずつ教えてください。

あやみ:「第1回はまだ手探りで。トレーにのせたお茶をまいまいに出すところからスタートしましたよね(笑)。お話上手なまいまいが最初のゲストでよかった!

楓は、彼女がちょうど海外プロジェクトに参加する時期で、英語を勉強していたり海外での生活もかっこいいなって、刺激になりました。

(宮本)茉由とは一緒に絵を描いて…。ふたりともわりと破壊力ある作風なので大笑いしたな。

(石川)恋ちゃんとは同じ事務所ということもあって、特に深い話をした思い出があります。卒業してからも、頻繁に連絡しているよ。

事務所の後輩の菜波は、ピュアで、天然水みたいな人。だからこれからも変な虫がつかないように守っていかないとって思っています(笑)。

トラ(トラウデン直美)は、この連載の後で『アナザースカイ』にも出てくれて、家族の関係性を知ってますます親戚みたいな気持ちになっています。

やまさん(山下美月)やかとし(加藤史帆)、(佐々木)莉佳子とも、なかなか話す機会がなかったから、じっくり話せてうれしかった。かとしと会うと私の中のSっ気が目覚めるみたいで、反応がかわいくて愛おしかった。

やまさんは天性のアイドル! アイドルポーズを教えてもらって一緒にやったけれど、私のポーズはなんか違うなぁって(笑)。

莉佳子は『Seventeen』時代から知っているけれど変わらずナイスキャラ。年下だけどかっこいい!

小室(安未)は、CanCamでは唯一の同い年。ひょうひょうとしているように見えるけれど、私と同じように悩んでいるんだって共感できるところがたくさんあって、心がパカっと開きました。

そういう意味では、ほのちゃん(ほのか)も共通点がたくさんあって。色んな趣味の輪を広げていて、すごいなと思います。そのまま突っ走っていってほしい。

めるるとは撮影の帰りに、一緒にノートを買いに行った! 対談の中で私は写真を撮ったり日記をつけているって言ったら、『私も買いに行きます』って言ってくれて。柔軟なところがすごいなと思いました。

(新沼)凛空ちゃんは、実は誰に会うよりもいちばん緊張して…(笑)。TGCオーディションのコメントで、私に憧れているって言ってくれたのを知っていたから、とてもうれしかったのと同時に、理想を壊しちゃいけないと思いながら話をしていました(笑)」

—これから、そういう機会が増えていくと思うけれど、自分が出演する作品を「観てました!」って言われるのってうれしいもの? 

あやみ:「CanCamに入った頃はそういう経験がなくて、実際にどんな人が作品を観てくれているんだろうって思っていて。

でも最近は、お店の方に『実は、あの作品観ていました』とか、街中でも『TOKYO MERを観て医者を目指そうと思いました』とか、いろんな方に知っていただけるようになって、うれしい気持ちと同時に、作品は長く残っていくもので誰かの人生に影響を与えるものなんだということを実感しています。だからもっと丁寧に作品に向き合わないといけないなと身が引き締まる思いもしています」

【対談を通して見えてきたものとは】

—対談の難しさはあった?

あやみ:「事前に相手のことを調べるのも大事だと思うけれど、実際に会って話して『そういうふうに思っているんだ』と驚くことも多かったので、深い感情は話してみないとわからないものだなと学びました。対談の難しさは『アナザースカイ』でMCをさせていただくときも感じていて。話しながらその人の魅力を引き出すのは難しいです。そこはまだまだ修業中!」

—みんなと話して、あやみ自身に変化はありましたか?

あやみ:「私に対してみんなが思っている感情をたくさん知れて、そう思われていたんだなと、新しい自分を発見できました。あと、今まであまり世間にはお見せしていなかった素の私が出ちゃったと思う回も結構あって…」

—確かに、親しみやすい一面が出てた(笑)。

あやみ:「本当に家みたいな感覚で話していたからかなぁ(笑)。対談を通して、CanCamモデルのみんなも私と同じように10代、20代の大切な節目を過ごしているんだなと実感できたから、ますますCanCamに対してのホーム感が強くなった気がします。

あと毎回のお手紙はシンプルにキュンとしました。長い言葉じゃないけれど、みんなの愛を感じた♡ CanCamモデルって、ひと括りにしちゃうと同じように見えるかも知れないけれど、いろんな人がいて、それぞれに人生があることを知れた対談でした。

みんながCanCamに強い想いがあることもわかったので、多くの人にモデルみんなの個性をもっと知ってほしいなって思っています」

—そうですよね。あと毎回、対談を終えるとみんなが楽しかったって言ってくれるのが印象的でしたね。

あやみ:「そう! 我ながらいい企画を思いついたなって思いました♡ この対談は今しかできなかったことなのかなと感じています」

—CanCamモデル全員と対談が終わりましたが、これからどうしましょう?

あやみ:「そうなんですよね。きっとみんな連載終わっちゃうって思うよね(笑)。でも、安心してください。実はまだお話ししてみたい方々がいて。連載は続きますので、楽しみにしていてくださいね」


全13回にわたり、CanCamモデルズ全員との対談を終えたあやみ。この連載でみんなとお話をしたことで、自分でも気づいていなかった新しい自分を知ることができたそう。次回のあやみが“話してみたい人”が一体誰なのか…乞うご期待!

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CanCam2023年11月号「あやみの部屋」より 撮影/金野圭介(静物)、大靏 円(昭和基地/タイトル部分)    構成/西村真樹 WEB構成/近藤舞緒