中条あやみ「ダイエットが大変だった」という後輩モデル・菜波へ向けた、沁みる言葉

あやみの部屋へようこそ♡

CanCam専属モデルになって、もうすぐ5年!「もっとモデルのみんなと色んな話がしてみたい♡」という中条あやみのリクエストに応える人気連載「あやみの部屋」。毎月CanCamモデルを招いて、ゆる〜くガールズトークしちゃうこの企画♡ 話す内容は本人たちにすべてお任せなので、どんなエピソードが飛び出すのか乞うご期待!

第12回目のお客さまは…バスケのことならお任せ! 菜波が登場してくれました。

【Ayami’s question① 事務所のかわいい後輩、菜波の変化について】

菜波:「今日はよろしくお願いします。あやみちゃんと、ちゃんと話すのは久しぶりだなぁ」

あやみ:「久しぶりだよね。菜波とは事務所が一緒で、最初に会ったのは4年前くらい」

菜波:「ちゃんと話したのはCanCamの撮影現場だけど、最初に挨拶をしたのはTGC(東京ガールズコレクション)のとき。元々あやみちゃんのファンだったから、顔を真っ赤にして激テレしながら、なんとか挨拶しました(笑)」

あやみ:「まだ髪が長くて、照れている姿がかわいくて、自分がこの世界に入ったときの初々しさを思い出して懐かしい気持ちになったよ」

菜波:「それからあやみちゃんが面白がって、会うたびにツンツンってしてくるから、憧れの先輩にどう接していいかのわからなくて。実はあの頃、悩んでいました(笑)。でも、妹みたいって言ってくれるのがすごくうれしかった」

あやみ:「事務所に入りたての頃から見ているから、本当に妹っていう感じがしていて」

菜波:「プライベートでもあやみちゃんに悩み相談をすることが多くて、撮影帰りに初めて一緒にランチに行ったこと覚えてますか?」

あやみ:「代官山だっけ?」

菜波:「そう! 私は、ありがとうよりも、すみませんが先に出ちゃう癖があって。それをあやみちゃんが、悪いときは謝らなきゃいけないけれど、そうじゃないときには使わないほうがいいってアドバイスをくれたの。自信があるように見せることも仕事では大事だよって教えてくれて、めっちゃ沁みた〜! そのときのアドバイスは全部メモってとってある」

あやみ:「そんなこと言った? 恥ずかしいな(笑)。でもその癖はなくなったね!」

菜波:「気をつけるようになりました。あやみちゃんみたいに、芯を持って意見を伝えられるような人になりたくて。あの頃は緊張していて、ランチのお肉も全然噛めなくて、わりと固体を丸飲みしながら話していたけれど(笑)、今は緊張しなくなったから、もっと色々な話をしたいな」

あやみ:「またごはんに行こう。菜波を見ると、以前の自分を見ているようで、家族みたいな気持ちで心配になっちゃう。でも、だいぶ雰囲気が変わった。色んな人との出会いに恵まれたんだと思うけれど、心が外向きになった気がする。でも、まだまだ変われると思うな〜(笑)」

菜波:「まだまだ伸び代があります!」

【Ayami’s question② 悩み相談から好きな映画まで…ふたりで語りたい!】

菜波:「最近の悩みは、色んな仕事を器用にできないこと。仕事を始めたのが遅いほうだから、勉強しなきゃいけないことがたくさんあって、しかも色んなジャンルのことを同時にやらないといけないから、わーってなっちゃう」

あやみ:「幅広い業界だから、自分の仕事のベースや強みを作るのが大事だよね」

菜波:「そうなんです。今、職業を聞かれたらモデルって答えるんですけど、これから挑戦したいのはバラエティ番組やニュース番組で」

あやみ:「結果は後でついてくるから、コツコツやろう。私も10年やっても結果が出なかったこともあるけれど、できたこともたくさんある」

菜波:「コツコツですよね。モデルを始めたとき、事務所の人に10代の体型じゃないって言われてショックで。食べることが大好きだったからダイエットも大変でした。思いつくダイエットはすべて試して、体質や体型を変えてきたんです。コツコツ頑張ってきたから、今、私はモデルですって言えるようになったのかな」

あやみ:「そんなに努力できる人ってなかなかいないから、胸を張っていい!」

菜波:「うれしい〜。初めからモデル体型だったわけじゃない私だからこそ、これからダイエットを頑張りたい人がいたら、ものすごく寄り添って話せると思う」

あやみ:「菜波の強みは〝共感〟だね。バスケやダイエット、色んなことを悩みながらも解決して積み上げてきた菜波だから、色んな人の気持ちに共感できる」

菜波:「…今日も心に沁みまくりです。相談ばかりになっちゃうから、最近のおすすめ映画も聞いてもいいですか?」

あやみ:「急にライト(笑)。菜波のおすすめは?」

菜波:「まずは『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』です! 嗚咽するくらい泣いた!」

あやみ:「観てくれたんだ♡」

菜波:「隣にいたおじさんも序盤から泣いてた〜(笑)。観た後で語りたくなる作品だから、友達と行くのがおすすめです」

あやみ:「うれしい!」

菜波:「あと『RRR』もよかった」

あやみ:「出た!(笑)」

菜波:「喜怒哀楽の全部の感情になれて、最終的にすごく泣けます! ダンスのイメージが強いと思うけれど、ツッコミどころが満載で面白いし、インドの社会問題もテーマにあって、考えさせられるところも惹きつけられる!」

あやみ:「観たくなってきた(笑)。私が好きな映画は『ジョジョ・ラビット』。第二次世界大戦中のドイツ人少年が主人公のお話で、でもコメディなの」

菜波:「コメディなのは意外!」

あやみ:「マーベル作品の監督もしている、タイカ・ワイティティが監督・脚本で、構成も練られていてすごく好き」

菜波:「今度観てみます! いつもは悩み相談ばかりだけれど、今日は色んな話ができて楽しかったです」

あやみ:「本当だね。菜波をもっと知れた気がする。あと、菜波にこれからやってほしい仕事がたくさん浮かんできました(笑)」

菜波:「私の陰のプロデューサー! あやみちゃんは、知れば知るほど噛めば噛むほど、まだ見たことのない味が出てくるところがすごいっていつも思ってます」

あやみ:「私、昆布なんだ(笑)」

菜波:「変な感じになっちゃったけど、ものすご〜くほめてます(笑)」


あやみの事務所の後輩であり、妹みたいな存在の菜波との対談。真面目な話やおすすめの映画の話など、幅広いトークから、2人の仲の良さが伝わってきましたね。

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CanCam2023年8月号「あやみの部屋」より 撮影/谷口 巧(Pygmy company)、大靏 円(昭和基地/タイトル部分) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/中条あやみ・菜波(以上本誌専属) 構成/西村真樹 WEB構成/近藤舞緒