「沼縄」って読める?実は食べたことある人も多いアノ植物です

無意識に使っている道具や、食べているものなど身近でありながら、意外と知らないことも多い言葉の数々。特に、漢字で表記されると、どんなに馴染み深い言葉でも、「何て言うっけ?」と疑問に感じてしまうことってありますよね。

そんな今回の「知っているのに読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!    

「沼縄」。 

パッと見た感じ何かの道具を示す言葉のようにも見えますが……いったい何と読むのでしょうか? 

 

■ここでヒント♪ 

読み方を推理するために、ここでいくつかヒントを見てみましょう。 

・ヒント1 漢字に注目!水の中で成長する水草の一種

小学館デジタル大辞泉では、「池沼に生え、葉は長さ約10センチの楕円形で長い柄をもち、水面に浮かぶ。若芽や新葉は表面に寒天様の粘液を多く分泌する」と紹介されています。

 

・ヒント2 「食べるエメラルド」名産地は秋田県

5、6月ごろの若芽・若葉は食用となり、珍重されている今回の植物。秋田県三種町が国内シェア9割を超える産地となっています。なんと、箱船に乗って1つ1つ手作業で丁寧に摘み取られているんですよ。

 

・ヒント3 ひらがなで何文字? 

「沼縄」の読み方をひらがなで書くと、「○○○」の2文字です。 「沼」の漢字に一工夫してみましょう。

 

どうでしょうか、なんとなく読み方の想像がつきましたか?では、この辺りで正解を見てみましょう。 

 

■正解は……こちら♪ 

「沼縄」の読み方、正解は「ぬなわ」でした!縄のように長い茎をもつことが由来するされています。別名、「ジュンサイ」と呼ばれる植物で、こちらの呼び名の方が馴染み深いかもしれません。 

(c)Shutterstock.com

ちなみに、『日本書紀』や『万葉集』にも「沼縄」と記述があり、古くから日本で知られていた植物であることがわかりますね。

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中。他の問題にもぜひチャレンジしてみてください! 

(岡美咲)