読めそうで、意外と読めない…かも。「轍」ひらがな3文字でなんて読む?

同じ漢字や熟語が2つ以上の読み方を持っていることは、結構あります。その中には、「熱り」「雲母」「機関」など、ちょっと意外な読み方を持っているものも。
今回の日本語クイズも、そんな「2つ以上の読み方を持つ漢字」から。お題はこちら!

」。
こちらの漢字は「途轍」など、音読みで「てつ」と読むことが多いのですが、じつはもう1つちょっと意外な読み方を持っています。その読み方とは一体何でしょうか? ヒントをもとに推理してみてください。

■ここでヒント!

・ヒント1 車に関係ある言葉

今回の正答は、車に関係のある日本語です。

・ヒント2 ひらがなで何文字?

「轍」をひらがなで書くと、「○○ち」の3文字になります。

・ヒント3 言葉の意味は?

大ヒントとして、ズバリ言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「轍」の意味は次のとおりです。

「車が通ったあとに残る輪の跡。」 
※『デジタル大辞泉』該当の項より抜粋。

さて、「轍」の読み方は想像できましたか? それではこの辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!


「轍」の読み方、正解は「わだち」でした。
都市部ではなかなか出会えない自動車や自転車の「わだち」ですが、雨上がりでぬかるんだ地面などで見かけることがありますよね。この日本語は、「輪(わ)立(だち)」の意味から現在の漢字に変化したとされています。

CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!
(豊島オリカ)