「鼓吹」の読み方わかる? 読めそうで読めないあの言葉です

「鼓吹」の読み方わかる? 読めそうで読めないあの言葉です


世の中には、読めそうで読めない漢字で溢れています。特に知っている漢字の組み合わせには、「なんて読むんだっけ」となってしまいがち。例えば「惹起」「氷州」「風信子」を正しく読むことはできますか?

そこで今回も、両方知ってるのに意外と読めない漢字を出題します!

「鼓吹」。

太鼓の「鼓」と笛を吹くなどに使われる「吹」。日常ではあまり使わないかもしれませんが、両方とも読むことができる漢字ですよね。では、熟語になるとなんと読むのでしょうか。

まずは意味をチェックしてみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、次の意味が出てきました。

1.元気づけ、励ますこと。鼓舞。
2.意見や思想を盛んに唱えて、広く賛成を得ようとすること。

1の意味では「士気を鼓吹する」、2の意味では「民主主義を鼓吹する」と使われることが多いです。鼓を打ち笛を吹くというところから、励ましや鼓舞、また広く賛成を得ようとすることが連想されますよね。

最後に大ヒント。どちらも音読みで「○○○」と3文字です! 分かってきたようですね。それでは答えの発表です。

正解は「こすい」でした!

ちなみに「鼓吹」と書いて「くすい」と読む場合もあります。その場合には、「古代の軍用の楽器」「鼓を打ったり笛を吹いたりすること」という意味があるそうですよ!

 

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