教えて河合先輩！ こんなとき、どうしたらイイですか？
確かなコメント力と適応力で、様々な番組に引っ張りだこなA.B.C-Z 河合郁人さん。CanCam6月号では、たくさんの壁にぶつかった20代を経て今、「最も頼れる男」となった河合さんに、TwitterやInstagramで募集したお仕事にまつわるお悩みに回答してもらいました！ 心が軽くなるような河合先輩からのアドバイスを、GW明けからの仕事が憂鬱…とお悩みのアナタのためにお届けします♪
Q. 苦手な仕事にはどう向き合うべき？
A. それだけまだ自分に可能性があると捉えて、吸収する時間だと思う
「僕は勉強がすごく嫌いで、学生の頃も全然勉強してなくて。でもその分、今新鮮な気持ちで色んなものを吸収できてラッキー！ 今の自分だからこその向き合い方ができると思うし、できないと諦めるのはもったいない。まだこんなに吸収できることがあると思って取り組むと気持ち的に楽になるかも」
Q. 後輩に注意や指摘をしなければいけないけど嫌われたくありません…。仲が良いから余計に伝えづらいのですが、どう伝えるのがいいですか？
A. 自分の失敗談を話して伝える
「『自分がこうだったから』と押しつけるんじゃなくて、『私はそれで失敗したから、今のままだと同じ感じになるかもよ』って言う。しっかり注意することが大事な場面もあるけど、怖がらせたくないなら注意というよりアドバイスっぽく伝えてあげるのはどうかな。その人のよさを知ったうえでの話なら、相手にも伝わると思う」
Q. 春から新社会人になりました。社会人として「これに気をつけておけば大丈夫」ということは？
A. 言葉の清潔感
「身だしなみもだけど、それ以上に大事なのは言葉使いの清潔感。自分が思っている以上に相手に不快感を与えることもあるし、気をつけようという気持ちがあるだけで全然違う。見た目以上にその人らしさを表すからけっこう大事な気がする」
Q. 飲みの誘いや無理な仕事など、スムーズな断り方は？
A. 無理なら無理とはっきり言う。嘘をつかないことが大事！
「これは先輩の立場から言わせてもらうと、さっと断ってほしい！ 断るのは悪だと思わないし、変に嘘をつかれたり気を使われるほうが嫌かも。次がないんじゃないか…と不安や罪悪感が勝ってるなら、引き受けるべき。どっちが自分に気持ちがいいか考えてみて」
Q. 目上の人に意見しなければいけないときに気をつけていることは？
A. そうしなければならない理由を聞いたうえで「こう思うんですけどどうですか？」と、最終的な決断は必ず先輩に委ねること
「難しいよね〜…。自分の意見をただぶつけるだけじゃなくて、最後を上司に委ねるのがずる賢くていいと思うな（笑）。意見だけ伝えると相手も頭ごなしに言ってくる可能性もあるけど、最後を委ねれば上司も悪い気はしないはず！」
Q. 堂々と発言する姿が素敵です。人前で緊張しないコツは？
A. 「緊張してます！」って声に出す（笑）
「緊張や不安は周りにバレてるだろうから隠さずに言っちゃう（笑）。あと自分がその場にいやすいように味方をつけることも大事。僕はテレビの収録前にスタッフや共演者の方と話すことを今でもずっと続けていて。初めての場所でも事前に自分のことを話して知ってもらうことで、最初から自分の役割や居場所がある状態に。堂々として見えているんだとしたら、その準備あってこそなのかも」
Q. 期待されるのがうれしい反面ツラい…。期待に応えるためにはどうしたらいいですか？
100%じゃなくて「できればいい」にする！
「全力でやれば完ペキである必要はないと思う。その完ペキって自分が勝手に決めた基準でしかないし、相手はそこまで求めてないかもしれないから。あとはこうやって相談してくれたみたいに『期待されて大変』って言える場所があるといいよね。それこそSNSでも誰かに言うでもいいから、外に出すと気持ち的に楽になるんじゃないかな。ただ期待してくれる相手を悪く言っちゃうと、もっと自分でハードルを上げることになるから気をつけて。自分をそこまで追い込まなければ、新しいことを思いついたりできる余裕が生まれる気がするな」
1987年10月20日生まれ、東京都出身。A型。2008年に結成し、2012年にジャニーズ史上初のDVDデビューを果たした5人組グループA.B.C-Zのメンバー。持ち前のトークスキルや得意なジャニーズモノマネを活かし、バラエティや情報番組などで大活躍。地方でもレギュラー番組を持つなど、全国各地からラブコールが殺到中！
CanCam6月号ではこのほかにも、読者のみなさんから寄せられたお悩みへの回答や、ビシッとキマったスーツ姿をはじめ、実際に仕事帰りで相談している気分を味わえる居酒屋ショットも♡ 仕事の悩みにぶつかったら、ぜひ誌面で河合先輩のアドバイスをチェックしてみて！
撮影協力／浜崎真衣 構成／田中涼子 WEB構成／久保 葵
