A.B.C-Z 河合郁人が理想の先輩すぎる♡ 河合さんが考えるベストな働き方とは?

先輩に愛され、後輩から慕われ…「社会人として理想の先輩すぎる」と噂です!

確かなコメント力と適応力で、様々な番組に引っ張りだこなA.B.C-Zの河合郁人さん。たくさんの壁にぶつかった20代を経て今、最も「頼れる男」になった河合さんが考えるベストな働き方とは? 頑張っている皆さんに贈る、河合先輩からのエールを受け取ってください!


ずっとひとりで悩んで不安だったけど、28歳でプライドを捨てたら世界が変わった

今あちこちの番組で大活躍中の河合さん。働き方で昔と変わったことは?

「実はデビュー後がツラくて…。デビュー前は先輩のバックにつく仕事で忙しかったけど、デビューしたら自分たちの仕事だけになって急に仕事が減ったんです。バラエティ番組に出たいとかMCをしたいという夢はあるのになかなかチャンスはつかめないし、自分も変に自信があるからそのギャップに常に混乱していました。そんな時期が28歳まで続き、ある日鈴木おさむさんから『この間藤ヶ谷くんに会ったよ』って連絡がきて。『久々の藤ヶ谷くんはオーラがあった』と言うので『僕はオーラないですもんね』って返したら、『藤ヶ谷くんはどこに行ってもメインになる人なんだよ。でも河合くんはどこに行っても河合色の景色にする人だから、メインとかオーラとは違うものを持ってるんだよ』って言われたんです。今思うといじられたのかなと思うけど(笑)、『お前はこういうキャラだから』って言われるんじゃなくて、その人の得意不得意があることを教えてもらって、自分の中で落ち着きました。


もともと人見知りで、自分の悩みを誰かに相談することもなかったし、変なプライドもあって弱みを見せられなかったけど、意外と自分の話を聞いてくれる人もいると知って一変。それを機に色んな人と話すようになって、交友関係も広がってきて。初めての人にも仕事でも、最初に弱みや自分のことを話すようにしたら、周りが僕の扱いをわかって接してくれたりして、すごく居やすくなったんですよ。人と話さないことで嫌われないようにしてたけど、相手がどんな人かもわからないし、知らないままより知ってもらったうえで嫌われたほうが気持ちいいなって(笑)。今までもったいなかったなと思いました」

そんな河合さんが思う仕事ができる人とはどんな人ですか?

「周りが見えている人かな。木村さんや亀梨くん、後輩なら(菊池)風磨もそう。よく周りのことを見ているし、その場の空気をしっかり作るんですよね。もともとよく調べてたり、この人がどういう人なのかを察知する力があるのかなと思って、自分でも心がけています。あと、ジャニーズに入った頃、初めてのコンサートがV6さんのバックで、挨拶をしたときに井ノ原さんが『頑張ってね』と言ってくださって。自分たちのコンサートで知らない子供にそれを言えるのが子供ながら不思議だったし、いい人! と思って。数年後に共演したときも、台本の僕の名前が間違っていることに井ノ原さんが気づいてスタッフさんに言ってくれたり…。そんななにげない言葉にたくさん救われてきたので、僕も後輩たちが少しでもリラックスできるような空間作りを意識しています。それがいきすぎてみんな僕をいじるけど(笑)、それが僕も居心地いいんですよね」

先輩から見て愛される後輩って?

「ちょうどいいテンションの入り方をするコがいるんですよ。美 少年の浮所がそうで、みんなが入ってこないタイミングで入ってきたりして。計算なのかもわかんないけど、それも周りが見えてるってことなのかも。この間も急に連絡がきて合流したときに、『今まで相葉くんと風間くんとごはん食べてました』って言ってて。持て余したから俺のところに来ただろって思ったんだけど(笑)、なんかそれもかわいいなって。自分から行動するところもだし、人のことを好きというのが伝わるからいいんですよね。これが20代の頃にできたら楽しかっただろうなって羨ましいですよ」

最後に、仕事を頑張るCanCam読者にメッセージをお願いします!

「働く女性はかっこいい! 女性ってやっぱり強いですよね。こんなことを言ったら男性に批判されるかもしれないけど、そもそも女性は周りが見えているし、責任感が強いんだと思う。彼女が仕事を頑張っている人だったらもちろん応援します! でもそんなことしなくても、みんなもう頑張ってるんですよね。だから少しでも何か楽しみを見つけて心地よく働けるといいなと思います」

河合先輩からのエールがあれば、週明けからの仕事も頑張れそう♡ 絶賛販売中のCanCam6月号ではA.B.C-Z・河合郁人さんの頼れる先輩感たっぷりのスーツ姿も見られるから、ぜひ誌面でチェックしてみて!

CanCam2023年6月号「そうだ、河合先輩に相談してみよう♡」より
撮影協力/浜崎真衣 構成/田中涼子 WEB構成/久保 葵