二宮和也×SixTONES 京本大我スペシャルな2ショットが実現♡ 映画共演が“初絡み”のふたり、お互いの印象は?

CanCam2022年9月号では話題沸騰中のふたりが表紙に!

※この記事はCanCam2022年9月号「二宮和也×京本大我 ミライへノアシオト」を再構成したものです。

CanCam2022年9月号の表紙には、二宮和也さん×京本大我さん(SixTONES)がスーツでビシッと決めたクールな2ショットで登場!
2022年8月公開の映画『TANG タング』で共演している二宮さんと京本さん。事務所の先輩・後輩でありながら、実はなかなか共演の機会がなかったのだとか! 今回はそんなふたりの、新鮮&貴重なスペシャルセッションをお届けします♡


改めて新鮮なペアですが、今まで接点はありましたか?

【二宮】あまり絡むってなかったんだよね(笑)? ライブでバックについてもらうってことも、ごはん連れていってあげるとかもなくて。
【京本】そうですね、なかなか機会がなくて…。お仕事だとデビューのときに呼んでいただいた『嵐にしやがれ』が初めてで。やっと今回、個人として覚えていただける機会がきた! ってうれしかったんです。
【二宮】そうそう。だからもう今回の現場で、京本はジャニーズの後輩っていうのではなく、ひとりの俳優さんの後輩って感覚になっちゃった。

共演してみてお互いどんなイメージを持ちましたか?

【二宮】やっぱり器用なんだな〜! って。監督に言われたときの反応も速いし、それを体現できるスキルもあって、もちろん彼が原因で現場が止まることもなかったし。
【京本】いやもう、二宮くんにそんなこと言っていただけるなんて…!
【二宮】ミュージカルもやってきてるし、やっぱ普通のコとは違うんだなって。
【京本】いやいや、そんな…僕にとっては今作が初めての単独映画出演だったんです。以前にメンバーと一緒に出た作品はあるんですけど。
【二宮】え!? そうだったの?
【京本】はい。なのでもう本当に緊張しすぎて、一緒にお芝居させていただけるありがたみをひたすらに噛み締めていました(笑)。

映画の撮影現場ではどんな話をしましたか?

【京本】ふたりで一緒に撮影した期間はそんなに長くはなかったんですよね。
【二宮】そうなんだよね。
【京本】でも限られた時間の中で、個人的に聞きたかった音楽の話をしたり。二宮くんはお芝居が素敵なのはもちろんなんですけど…僕、歌もすごい好きで!
【二宮】ありがとうございます(笑)。
【京本】はい(笑)。なので、もっとカバー曲を聴きたいです! とか、言いたかったことを伝えさせていただいた感じです。素に戻ると緊張して話せなくなりそうだったので、役柄の林原を装って、なるべく冷静でいようと裏でも頑張ってました(笑)。

事務所の先輩・後輩関係で心がけていることは?

【二宮】特にこれというのはないかな。なんかある? 
【京本】僕は先輩とどんなに仲がよくなっても、タメ語に切り替えたり、あだ名で呼んだりはどうしてもできないですね。(生田)斗真くんがすごいフランクな方なので、心の距離を近づけてくださるんですけど。やっぱりリスペクトは忘れたくないって思いがあって、そこは変えられないです。
【二宮】そうなんだ、偉すぎる(笑)。


人さまの芝居場で会う後輩って僕としては新鮮だけど、事務所的には頼もしい存在だよね

後輩と共演する際に、気をつけていることや意識していることは?

特に意識してることはないんだけど、最近は新しい後輩の世代が増えてきたなとは感じてるかな。今まで後輩といえば、テレビ番組でよく共演したり、コンサートでバックについてくれたりみたいな、何かしら“絡み”があるコたちだったわけで。いわゆるジャニーズ事務所の後輩って、そうやって同じゾーンで一緒にやってる感覚があったんですけどね。それが今回の京本みたいに、よその場というか、人さまの芝居場で会うっていうのは新鮮ですよ(笑)。事務所的には頼もしいけど、僕的には新しい。

『TANG タング』で演じた健のように、二宮さんは情に流されやすいタイプ?

まずプライベートではまったくないですね。そもそも懇願される機会がない。人にお願いされることが本当にないんですよ(笑)。仕事ではたまにありますけど、お願いされたときに傾きやすいかって言ったらどうだろう。うーん…まったくとは言わないですけど、そんなに傾くほうではないと思います。

芝居ができるようなアンドロイドが出てきても僕は怖くないですね。むしろ、いいなと思うかな

タングのようなアンドロイドが手に入るなら、どんなことをしてくれるアンドロイドが欲しい?

今の時点ですでに、色んなことができるアンドロイドがいっぱいいますからね。掃除もそうだし、地図もそうでしょ? VRでどこにでも連れていってもらえるし…いや思いつかない、本当に今の技術で充分なくらいだから(笑)。むしろ自分でできることが少なくなってきたな、という感覚のほうが強い。本当に人間の能力が落ちる一方なんだろうなって感じてます。

もしも役者のように感情が操れるアンドロイドが出てきたら?

本当に芝居ができるアンドロイドも出てくるんだろうね! そういうのが出てきたらいいなと思いますよ。怖いなとは思わないです。だって多分また人間が頑張りだすんじゃないですか? 結局デジタルが勝つとアナログに価値が出て…ってそれの繰り返しでしかないと思うから。その波に乗っているときなのか、その波間にいるのかだからね、人生ってのは。

迷惑さえかけなければOKって考えだからどんな自分でも受け入れられちゃうんだよね

二宮さんの宝物は?

あんまり考えたことないなぁ。物に執着がないってのもさ、こういうときに答えられないから困るんだよね(笑)。

二宮さんイチオシの“安くていいモノ”を教えて!

僕、そもそも高いものは買わないんです! ごはんも全然コンビニで買うし、その中でも安いものを選んじゃうし(笑)。うーん、だから変な話、最近のいちばん高い買い物はファストフードのハンバーガーだったと思うよ。コスパを考えて買うっていうよりも、安いものが好きってだけなんだけどね。

人生に迷ったとき、頼りにするのは?

え〜、みんなは? 僕、人生に迷ったことがないからわからない(笑)。性格的に「できるかできないか」で「やるかやらないか」を考えるタイプだから、「これをやりたいけどどうしよう」って悩むことがないのかも。人に相談したほうが、スムーズにいったこともあるだろうけどね。だから逆にね、みんなは何に頼って生きてるのかなって気になる。

夏の風物詩と言えば?

24時間テレビと、甲子園かな。毎年やってるものを見ると「あ、今年も来たな」って思いますよね。

タングや健のように、自分ってポンコツだなと思う瞬間は?

いっぱいあると思うよ! けど自分では気づいてないね。だって自分にそこまで興味がないんですもん(笑)。


久しぶりの映像作品であり、ファンタジー映画。難しい要素もあったけどしっかり向き合ってお芝居しました

『TANG タング』の役作りで意識した部分は?

二宮くんや満島ひかりさんというリアリティのあるお芝居をされる役者さんがいる中で、僕のキャラクターが浮かないようにっていう意識はしましたね。演じた林原は少し個性が強い役どころだったので、僕だけがフィクションに見えないように演じたくて。どれくらいの塩梅にすればいいかが難しかったです。

タングや健のように、自分ってポンコツだなと思ったエピソードは?

昨日なんですけど、肌寒かったし雨も降っていたので上着を持って仕事に行ったら現場に忘れてしまったんです。でもそういう日に限って仕事終わりに私用があって徒歩で帰らなきゃいけなくて…。結局、寒い中を半袖で傘をさして走って帰りました(笑)。

人生に迷ったときは、何を頼りに生きていく?

好きなアーティストさんの曲や音楽を聴くと思いますね。曲や歌詞の中から、自分が本当にやりたいこと、やるべきことはなんだろうっていうのを探すと思う。それで背中を押してもらおうって感じかな。

現代の香りがしつつもしっかり発展している。そんなリアルな未来が感じられる作品になってます

『TANG タング』の撮影を通してひと足先に未来を経験したと思いますが、どんなことを感じた?

すごくリアルな未来の雰囲気を感じましたね。現代の香りがしつつも、発展している部分にしっかりとリアリティがあるんです。数年後なのか、近しい未来が、こんな雰囲気なのかもっていうのを感じながらお芝居をしてました。願望としては、伝統的なものを大事にしながらも発展している未来になってくれたらうれしいかな。僕の好きな神社も残っててほしいなぁって。

SixTONESのメンバーで未来の生活にすぐ馴染めそうなのは?

それはやっぱり(森本)慎太郎じゃないですかね! トレンドとか新しいものが大好きなんで、受け入れ態勢が人一倍あるはず(笑)。

先輩・二宮さんとの共演を通して学んだことは?

撮影の合間にお話しさせてもらって思いましたけど、二宮くんて本当に、めちゃくちゃ自然体な方なんですよ。いい意味で先輩感がないから、後輩としてもすごくやりやすかったし。僕もそうありたいと思いましたね。

映画やミュージカルを観てくださる方々の反応や感想が、今からすごく楽しみです

どんなことをしてくれるアンドロイドが欲しい?

洗い物をやってほしい! 料理するのは好きだけど、洗い物が嫌いなので。食洗機じゃなくて、食べ終わった食器を下げるところから自分で動いてやってほしいな〜(笑)。

京本さんの宝物は?

なんだろうなぁ。まあでも、やっぱりあれかな『名探偵コナン』の作者・青山先生のサイン!

この夏、楽しみにしていることは?

僕が出演するお仕事へのみなさんの反応。今年の夏は映画公開の他に単独出演するミュージカルがあったりと、個人のお仕事をたくさんやらせていただいていて。どちらも前から準備してきたものなので、早くみなさんに観てもらいたいです!

夏の風物詩と言えば?

ベタですけど…風鈴とか(笑)。

京本さんイチオシの“安くていいモノ”を教えて!

浴室乾燥で使う、洗濯バサミが連なったハンガーラック。家で愛用してます!

二宮和也
1983年6月17日生まれ。東京都出身、A型。1999年に嵐としてCDデビュー。メインパーソナリティを務める24時間テレビ45『愛は地球を救う』が8月27日〜28日に放送。12月にも主演映画の公開が控えている。
京本大我
1994年12月3日生まれ。東京都出身。B型。2020年にSixTONESのメンバーとしてCDデビュー。8月2日から主演ミュージカル『流星の音色』が上演。SixTONESがMCを務める『バリューの真実』は毎週火曜、NHK Eテレにて放送中。

とってもスペシャルなふたりに表紙を飾ってもらったCanCam2022年9月号。インタビュー中は大先輩である二宮さんに褒め言葉をもらい、すっかり照れて恐縮していた京本さんでした♡

CanCam2022年9月号「二宮和也×京本大我 ミライへノアシオト」より
撮影/ISAC(SIGNO) スタイリスト/津野真吾(impiger) ヘア&メイク/竹内美徳(二宮さん分)、朝岡美妃(京本さん分/Nestation) プロップスタイリスト/小林明日香 構成/佐藤彩花、長谷川 礼、権藤彩子 WEB構成/久保 葵