同棲していた仲良しなふたりが、舞台で久々の共演!
人気グループ「A.B.C-Z」の河合郁人が単独初主演を務める舞台『トリッパー遊園地』(3月15日~新橋演舞場)の制作発表記者会見に潜入! 共演の「ふぉ~ゆ~」辰巳雄大とともに、交友歴の長いふたりだからこその息の合ったトークで、舞台にかける意気込みを語ってくれました。
ー今回の舞台「トリッパー遊園地」は、おふたりにとって久しぶりの共演ですね。
河合:そうですね、グループ同士での共演はありましたけど、この2人でっていうのは僕が中学校1年生で…。
辰巳:僕が2年のときなんで。
河合:もう19年、約20年ぶりくらいですね。
ーすごいですね、じゃあもう息はぴったりですね。
辰巳:いやもう、任せてください。見たことがない部分がないくらい知っているので。
河合:一緒にも住んでいたんで。元同居人って書いてください(笑)。とりあえず2年一緒に住もうってなって、結局別々の道を進むことになったんですが…。
辰巳:その言い方! ほんとにお別れしたみたいになっちゃう!
河合:ちょっと寂しかったですね、家具どうするとかそんな話をしたり(笑)。
ーちなみにどちらから別れを切り出したんですか?
河合:あ、それは僕ですね。一緒に住んでた部屋が、僕の部屋のほうが狭かったんですよ。クローゼットもなかったんで、ちょっと苦しくなりまして…。
辰巳:この話は、あとでしよう(笑)。
ー河合さんの衣装はスーツなんですね。
河合:そうですね、僕はお芝居の中でも遊園地の社長の役で現代からタイムスリップする役なので、こういう衣装で。皆さんとのギャップがね、すごかったですね。
辰巳:僕はいちばんわかりやすい衣装というか、やっぱりこういう衣装を着させていただくと、ピシッとする思いなんですけども。戦時中を生きる役なので、今回はその意味合いをしっかりともたせるように頑張りたいと思っています。
河合:本番は髪、切るんでしょ?
辰巳:本番はもう、髪を切ろうと思ってますね。どのくらい切るかは相談ですけども、ファンの方がこの舞台が決まったときに「髪切るんだろうな」って寂しい目で僕を見てました(笑)。ただ僕は役者なので、しっかり髪を切って、演じる山ノ内ショウヘイになりきって舞台に臨みたいなと思ってます。役を演じるというよりは、役の世界の僕の人生をしっかりと生きたいなと思うので、準備していきたいなと。
ー単独初主演の座長ということで、以前舞台で共演した滝沢(秀明)さんに報告したところ、意外とあっさりな反応だったそうですが…?
河合:そうですね(笑)。「あぁ、そうなんだ~。あれ、新橋演舞場で主演したことなかったんだっけ?」みたいな話になったんですけど、それ、戸塚なんです(笑)。
辰巳:ごっちゃになっちゃってたんだね(笑)。同じグループだから。
河合:僕たちのこの舞台の次の月の新橋演舞場で、滝沢君がプロデュースしてSnow Manが出演する「滝沢歌舞伎ZERO」があるので、それに負けないように、思いっきり頑張らないといけないな、と。
辰巳:僕はこの舞台に来てもらえるように、滝沢君にしつこく連絡したいと思います(笑)。
ーおふたりが最後に新橋演舞場に立たれたのは、滝沢さんの舞台ですものね。
ふたり:そうですね!
河合:僕が最後に新橋演舞場に立ったのは10年前ですけど、今でもしっかり覚えてます。立ったことの思い出もありますし、滝沢くんの背中を見ながら踊ってたということがあるので。今回真ん中に自分が立って、皆さんにそう思っていただけるようにやっていきたいですね。たぶん大きさ的にはあまり変わらないんで。
辰巳:いや、なんで身長の話!?(笑)
河合:でもあのオーラというか、あの大きい背中のように、っていうのはなかなか難しいと思うんですが、それに近づけるように頑張りたいと思います。
ー何か近づくための秘策はあるんでしょうか?
河合:そうですね…やっぱり堂々と自信をもって立つということが、周りの皆さんの緊張もほぐせると思いますし自分の緊張もほぐせると思うので、堂々とやっていきたいなと思ってます。
ー滝沢座長から背中を見て教わったことはありますか?
河合:うーん…たくさんのことを教わったし気づかせていただいたんですけど、僕の場合のいちばんは、「お前はかっこつけるんじゃなくて、しゃべったりして人を楽しませるほうがいいよ」って言ってくれたことですかね。それで今の自分があるので、そこまで言葉は多くないんですけど、後輩たちがどうやったらいいのか、というのを気づかせてくれる方なので、そういうところですかね。ひとりひとりのことをよく見てるんですよね、いまだに。滝沢くんだけじゃなくジャニーズの他の先輩たちも、すごく後輩のことを気にかけて見てくれたりしているので、変なこと言えないですよね。あ! 変なことは言ってないですけど!(笑)
辰巳:いやいや、最近よくテレビでおっしゃってるじゃないですか!(笑)
河合:いや、あれは変なことじゃないです! ジャニーズの、皆様が知らない素晴らしいところをお伝えしていこうと、松本 潤君のことを言ったりしてたんですけど。カウントダウンコンサートのリハーサル中に思いっきり近づいてきて、「俺はあんな真っ黒のサングラスしてねぇよ」って(笑)。「え、なんですか?」って言ったら、「『ダウンタウンDX』見たよ」って言われたので、自分の知らないところでもそうやって見ていただけてたりするのが、すごい嬉しいなと思いますね。
ー気にかけてくださってるということですね。
河合:カウントダウンコンサートで近づいてきたときも、真っ黒なサングラスかけてましたけどね(笑)。
辰巳:ちょっと!またほらそういうこと話すから!また次松本さんに会ったら言われるよ(笑)。
河合:かっこよかったって話だから!
ーそんな先輩たちのあとを継いでセンターに立つということですもんね。
河合:そうですね、なので後輩たちにも見に来てほしいですね。A.B.C-Zのメンバーにも、緊張しますけど見に来てほしいです。それこそ、とっつーとかだと緊張しますね。やっぱりなんか戸塚・辰巳は自分の同世代の役者の中ですごい刺激をもらえる人なので、戸塚に見られるのはすごい緊張するかもしれないですね。
辰巳:塚ちゃんは?
河合:まっったくしない!(笑) けど意外と塚田は真剣に観るタイプなんで、その感想をくれたりするんですけど、いちばんのほほんとしてるのが五関。振り付けとかで忙しい時期ですけど、観に来てくれたら嬉しいですね。
ーふぉ~ゆ~のメンバーももちろん観に来てくれますかね?
辰巳:ふぉ~ゆ~はもちろん全員観に来てほしいですね。ふぉ~ゆ~なんで、4人そろってこそなんで。みんな一斉に来そうなんですよね、個々に来ないんですよ。
河合:ふぉ~ゆ~ってみんなまとまって来るよね。
辰巳:なんかね、ふぉ~ゆ~まとまって『スリーゆ~』で来るんですよ、大体(笑)。ワンゆ~が出てるとスリーゆ~が行くっていうスタイル。この間も松崎祐介が国王役で主演をやっていたときも、ワンゆ~に対してスリーゆ~で行きました(笑)。そういうプレッシャーをかけていかないと、ワンゆ~が成長しないなと。なので多分今回もスリーゆ~まとめて観に来るんじゃないかなと。あ、でも(堂本)光一君の『Endless SHOCK』中かな…? もしかしたらツーゆ~は来られないのか…いや、でも意地でも来てもらいたいですね。
河合:SHOCK休んで来てくれるかも。
辰巳:いや、SHOCK休んじゃダメ! 光一君がショック受けちゃう(笑)。
ーなんだか漫才コンビを見ているみたいですね(笑)。
辰巳:そうですね、今回はこうやって舞台でふたりで共演させていただくんですけど、今後もいろいろと一緒にやっていきたいですね。
河合:ストーリーの中で歌ったり踊ったりふたりのパフォーマンスも出てくると思うので、そこでなんかね、漫才じゃないですけどそういう絡みも入れられたら面白いですよね。
辰巳:山下(智久)君のライブに生田斗真君が出て会場がすごく盛り上がる、みたいなのは、僕いつかやってみたいなとすごく思ってるんで! この作品はものすごく壮大な世界観で、日本人が必ず経験してきたことがたくさん詰まっているので、この舞台をいいものにして、この作品で映画なんてのも…。映像化したら、より鮮明にこの世界観が伝わっていくのかなと思ったりもしています。
河合:でもそのときはとっつーになってるかもしれない(笑)。
辰巳:いやー、それは(笑)。
河合:いや、京本大我あたりか!?(笑)
辰巳:やめてー! (笑)いや、このふたりで頑張っていきたい! って、全部オチつけんな!(笑)
河合:ごめんごめん! でも落ち着くね(笑)。
ーでは最後に、改めて意気込みとファンの皆様へのメッセージをお願いします!
河合:初座長ということで、今まで経験してきたものを全て出し切って、面白い舞台にみんなでしていきたいと思っています。地方公演もありますので、皆さん応援よろしくお願いします!