Snow Manラウール、20年ぶり『CanCam』男性ソロ表紙に!
CanCam2021年8月号では、次元を超えるスタイルと美貌を持つラウールが単独初登場! 男性が単独でCanCamの表紙を飾るのは、なんと約20年ぶり。その華々しい歴史を刻むのは、圧倒的なオーラを纏う、スターになるべくして生まれた彼。キラキラでピュアな“ラウールフル”な世界へご案内します。
主演映画「ハニーレモンソーダ」を観てくれる方たちが、ちゃんとドキドキしてくれるのかな?って思ったり
映画『ハニーレモンソーダ』では、主人公の“界”を演じさせてもらっているのですが、初めて映画を観たときは、最初から最後までドキドキしたりキュンキュンしたり。自分が予想していた以上でした。演じている瞬間は全然大丈夫なんですけど、観るとね、やっぱり…恥ずかしい! 観れない〜!ってなっちゃいましたね(笑)。同時に、本当にいい作品に参加させてもらったという、喜びとうれしさも大きかったです。撮影していたときに、「きっと完成した作品を観たらこういうことを思い出すだろうな」って感じていた記憶がよみがえって…なんていうか、貴重な時間を切り取った感じがして、うん。そのときにしかできなかったことが残るっていうのがね、うれしかったです。“界”という役は、クールで塩対応なところがある学校の超人気者なんですけど、出演が決まったときは正直ビックリでした。あまりこういう役柄を演じたこともないし、まさか今回、“界”役をいただけるとは自分でも想像してなかったんですよ。だから撮影中も、演じながら不思議な感覚が続いていました。今、振り返ってみても改めてすごいことをしたなっていうのと、なんか不思議な時間と空間だったなって思います。役作りをしたというよりは、原作にその答えがあるんじゃないかなと思って、僕はとにかく原作をひたすら読みましたね。やっぱり映画を観てくれる方たちに、ちゃんと感情移入してもらうためには、界のことを好きって思わせないといけないじゃないですか。自分も好きにならないとダメだし。演じながら、どうやったらみんなにドキドキしてもらえるかなとか、そんなことをずっと考えていたし、少女漫画のあのキラキラ感はね、大切にしたかったです。
Q. “ラウール”って、ズバリどんな人?
A. ラッキーな人。
本当に運がいいなというのは自分でも思っていて、不思議な運命に引き寄せられて、今の僕がいるんですよね。それに感謝して、色んな形で応えていきたいです。Snow Manにはそれぞれ役割みたいなものがあって…例えば、バラエティ番組に出る人だったら「ここで爪痕を残さなきゃ!」っていうプレッシャーがあるだろうし、歌を聴かせる人だったら、歌に対する努力がきっとあるだろうし。だから、グループのセンターというのも役割のひとつで、特別感みたいなものはあまりないと思っています。
Snow Manとしてデビューしてから1年以上が過ぎて、いい意味で少し余裕ができたというか…かと言って、メンバーそれぞれがぬるま湯に浸かっているわけではなく、お互いにちゃんと刺激もし合っているしグループが、今、すごくいい雰囲気だと思う
CanCamの単独男性表紙が、約20年ぶりとうかがって、めちゃくちゃうれしいです! ありがとうございます。しかも、前回が2001年の滝沢秀明さんということで、縁を感じてしまいました。表紙の写真は、僕も鏡のカットがいいと思っていたので、選ばれてすごくうれしい。Snow Manとしてデビューしてから1年以上が過ぎて、心境の変化はあまりないんですけど、グループの雰囲気がすごく明るくなったと思います。なんだろうな、決してぬるま湯に浸かっているわけでもなく、刺激はちゃんと感じるんだけど、ちょっと余裕があるというか、すごくいい雰囲気。僕自身も、程々の緊張感を感じられるようになってきて、ワクワクする楽しみな気持ちが裏を返せば緊張でもあるのかなと思えるようになりました。あ、でもこれはパフォーマンスの話で、やっぱりお芝居は緊張しっぱなし(笑)。それに1年目は右も左もわからない状態なので、みんなすごく必死でした。それが1年目のよさでもあるとは思うけど、2年目からは僕たちを好きになってくれた方たちをどれだけ離さないかっていうことが大事だから、ね? 必死感を表に出しすぎず、でもこう…見えないところではちゃんと真面目に、熱量持ってやるというか。自分たちのカッコよさとかファンのみんなへの愛を前面に出しながら、どこか余裕があるっていうのが理想かなって思います! 僕たちって本当に仲がいいんですよ(笑)。やっぱり人間なので、どういう人が好きとか苦手とかあるじゃないですか。でも、それがこんなにバランスが取れているメンバーが集まっていて、Snow Manでよかったなって思います。あえて仲よくしようとしているわけじゃないのに、気を使わずに一緒にいられる関係って当たり前のことじゃないし、すごく恵まれてますよね、うん。
応援してくれるファンのみんなやSnow Manのメンバーたちが僕が頑張れる原動力なんです
デビューしてからすぐにコロナ禍になり、ファンの方々となかなか直接会えない時間が続いていますけど、むしろ会えないからこそ、ファンの愛を感じたことも多いし、僕たちも愛を感じようとする。僕がこうして頑張れるのも、応援してくれているファンのみんなと、刺激をくれるメンバーたちが原動力になっているからだと思う。色々なところで、「Snow Manのファンの反応がスゴイんだよ」って聞くんですよ。それはすごくありがたいことだなと。だかこそ僕たちもそれに負けないくらい恩返しをしたい。新曲もコンサートもすべて、どうやったらみんなが喜んでくれるかというのを常に考えて、ファンのための“ファンファースト”の作りにしているんです。それが、Snow Manとファンがいい関係性を築けている秘訣でもあるのかなと思いますね。
恋人に対してこうしてほしい、ああしてほしいっていうのは全然なくて、だからこそ、どういう人とどうやって出会うかっていうのが大事
Q. 現役高校生のラウールさんにとって、今回の映画の恋愛観などをどう感じましたか?
憧れというよりは、すごいなあっていう感じでした(笑)。映画の中と同じ高校生ではあるけど、雰囲気とか世界はまったく違うかな。僕は界みたいに、登校時に「キャ〜!」なんてならないです(笑)。
Q. 思わずキュンとしてしまう行動や仕草などは?
え〜なんだろう…素直でストレートな感じが好きなんですよ。例えばなんですけど…こんなこと聞かないのかな?(笑) 例えばですよ、どんな服装が好き? とか聞いてきて、答えた服装をそのまま着てきてくれたらキュンとしちゃうかも。
Q. もし好きな人ができたら、守りたい? それとも守られたい?
欲張りなんですけど、どっちも。相手も同じようにどっちも思っていてほしい! どちらかが大変なときはどちらかが守って、その逆もあることで初めてふたりが完成するし、そういう関係が素晴らしいって思います。守りたいと思う瞬間ですか? 授業中とか、寝ちゃいけないのに、すっごく眠そうにしてるとき(笑)。寝かしてあげたくなります。
Q. ズバリ理想の恋人像は?
理想はないんですよ。こうしてほしい、ああしてほしいっていうのが、本当になくて…だからこそ、どういう人とどうやって出会うかのほうが大事。それに、相手に染まるより、自分が染まりたいという思いのほうが強いかも。一緒にいるなら、お互いに常に心が潤うというか、心に余裕が生まれるような“win-win”な関係でいたいです。
Q. どんな人がステキだと思う?
ギャグセンスが高い人が好きです! 僕が面白くないので、自分より面白い人はいいなって思います(笑)。面白いっていうだけで、魅力を感じてしまいますね。
Q. 恋人とケンカするとしたらどんなことだと思う?
まず僕が怒ることはないです。どちらかというと、怒られるほうがいいかな(笑)。「ダサい」とか言ってほしいですね。あ、服装とか外見的なことじゃなくて、内面とか行動とかカッコよくないときに、ちゃんと言ってほしいです。
「表舞台に立っていても、そうじゃないときもそもそもの考え方とか生き方がカッコイイのが本当のスターだと思う」と圧倒的なオーラで魅了してくれたラウールさん。その勢いは今も止まる所を知りません♡
2003年6月27日生まれ。A型。東京都出身。2020年1月にデビューし、ハイレベルなアクロバットとダンスで人気のグループ「Snow Man」のメンバー。Q. 高校生活最後の1年をどんなふうに過ごしたい?「そっか、最後の1年なのか! 卒業しても、気持ちとかは変わらないんじゃないかな。でも高校生活はもう一生来ないと思うと、瞬間瞬間を大切にして過ごしたいです」