ずっと日本で暮らしていても、読めない漢字ってまだまだあるものです。ときには、読み方を聞けば「なんだ、知ってる言葉じゃん」と思うような、おなじみの日本語であることも……。たとえば「廿」「橇」「鰒」などは、音で聞けばみんなが知っている日本語です。
そんな「知っているのに読めない日本語」クイズから、本日のお題はこちら!
「莢」。
なんとなく読めそうで、やっぱり読めない、この漢字。こちらもじつは読み方を聞けば一度は聞いたことがある日本語なのですが、いったい何と読むのでしょうか?
■ここでヒント!
・ヒント1 植物に関係がある
「莢」という言葉は、植物に関係がある日本語です。
・ヒント2 ひらがなで何文字?
「莢」をひらがなで書くと、「○○」の2文字です。
・ヒント3 言葉の意味
さらに大ヒントとして、ズバリ言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「莢」の意味は次のとおりです。
「マメ科植物の種子を包んでいる殻。」
たとえば枝豆やそら豆を食べるときには、茹でた後、「莢」から豆を取り出して食べるのが一般的です。……と、ここまで書けばもう分かってしまいましたね?
では、さっそく正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「莢」の読み方、正解は「さや」でした。
ちなみに、さやえんどうの「さや」もこちらの「莢」という漢字表記になります。読めそうで読めないこの漢字、見かけたときにスッと読めたら一目置かれてしまうかも♪
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(豊島オリカ)