小学生でも読めるような簡単な漢字なのに、組み合わせが変わると意外な読み方を持つことがあります。たとえば、「温気」「乙張り」「小忠実」など。
そんな「読めそうで意外と読めない」漢字クイズから、本日のお題はこちら!
「冬青」。
こちらの日本語、そのまま素直に「とうせい」とも読みますが、他にも意外な読み方を持っているんです。さて、いったい何と読むのでしょうか?
■ここでヒント♪
ノーヒントではかなり難しい今回の出題。いったん、ヒントとして言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「冬青」とは次のような意味の日本語です。
「モチノキ科の常緑低木。山地に自生。葉は楕円形で堅い。雌雄異株で、6月ごろ白い花が咲く。実は丸く紅色に熟す。葉から褐色の染料をとり、材でそろばん珠などを作る。ふくらしば。」
意味を見ると、「冬青」は植物の名前であることが分かります。そろばん珠の材料になっていて、「ふくらしば」とも呼ばれているのですね。ちなみに、ひらがなで書くと「そ○○」の3文字です。
さて、そんな「冬青」の読み方は? この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「冬青」のもう1つの読み方、正解は「そよご」でした。
普段使われることが少ない言葉なので、今回はかなり難しいクイズだったかもしれません。それにしても、冬と青という誰にでも読めるような漢字がこんな難読語になってしまうとは……。日本語って不思議ですね。
CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新しています。休憩のおともに、ちょっとした頭の体操に、どんどん解いてみてくださいね♪
(豊島オリカ)