【難読】「八咫」なんて読む?サッカー好きなら知ってるかも。

ずっと日本で暮らしていても、読めない漢字ってまだまだありますよね。その中には、ちょっとユニークな形のものも。たとえば、「卅」「夙に」「鹵獲」など。
今回の日本語クイズも、そんな「ユニークな形の漢字」から、お題はこちら!

「八咫」
八はともかく、「咫」という字は日常ではあまり見かけませんよね。尺+只が組み合わせられたような漢字ですが、この日本語はいったい何と読むのでしょうか?

■ここでヒント!

読み方を推理するために、いくつかヒントを見てみましょう。

・ヒント1 古事記

「八咫」は日本にとても古くからある言葉で、日本最古の書物とされる『古事記』の中にも出てきます。なので、読み方を聞いたら「古文の授業で習った」と感じるかもしれません。

・ヒント2 ひらがなで何文字?

「八咫」をひらがなで書くと、「○○」の2文字です。

・ヒント3 組み合わせ

「八咫」は、別の言葉との組み合わせで使われることが比較的多いかもしれません。たとえば、ヒント1にある『古事記』には「八咫鏡(○○のかがみ)」や「八咫烏(○○がらす)」といった言葉が出てきます。

ちなみに「八咫烏」は三本足のカラスの姿をした神様で、サッカー日本代表のシンボルマークとしても有名です。

さて、そんな「八咫」の読み方は? この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「八咫」の読み方、正解は「やた」でした!
「咫(あた)」は、もともと古代の日本で使われていた長さの単位でした。そして小学館デジタル大辞泉によると、「八咫(やた)」は「やあた」が音変化したもので、「大きいこと。また、長いこと」を表す言葉です。
サッカー日本代表のシンボルマークには、三本足の八咫烏(やたがらす)が描かれています。言葉の意味や読み方と合わせて注目してみてくださいね。

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(豊島オリカ)

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