「若者の恋愛離れ」はウソ!でも「Z世代に3割しか恋人がいない」理由は実はコレ

若者の恋愛離れは間違い!? Z世代に恋人がいない理由はコレだった

「車離れ」「読書離れ」「恋愛離れ」などなど、“若者の〇〇離れ”が話題になる昨今。たしかにその現状はあるのでしょうが、「若者の興味が離れた」と一言でまとめてしまうのはなんだか雑な気がしますよね。「〇〇離れ」の裏には、その理由や意外なデータもあるはず。

クリスマス目前ということで、今回は若者の恋愛事情にフォーカス! Coeto株式会社がZ世代を対象に行った「恋愛に関する調査」の結果をご紹介します♪ 

恋人がいる人は約3割

まずは、現在恋人がいる人はどのくらいいるのか調査。「恋人/パートナーはいますか?」と質問したところ、「はい」と回答した人は32.1%、「いいえ」と回答した人は60.6%という結果になりました。また、「恋人はいないが友達以上恋人未満の人がいる」は5.8%、「その他」は1.5%でした。半数以上のZ世代に恋人やパートナーがいないようです。

ただ、これはあくまでも“現在恋人がいるかどうか”を聞いた結果。「恋人はいないが友達以上恋人未満の関係性の人がいる」や「いいえ」と答えた人の中にも、恋愛をしている人や、“付き合う”とは違った形で関係を築いている人がいる可能性もあります。

Z世代の恋愛に対する価値観を聞いてみたら…

現在の恋人事情の調査結果を見たところで、ここからはZ世代の恋愛に対する価値観を調査! 「恋人を作ることで自分の生活が不自由になると思いますか?」と聞いたところ、「そもそも不自由になると思わない」と答えた方は46.7%で、半数弱に上りました。「思うが恋人はほしい(31.4%)」と「思うので恋人は作らない(17.5%)」を合わせた“不自由になると思う”派は48.9%。“思わない派”を2.2ポイント上回る結果となりましたが、不自由になったとしても恋人は欲しい! という層が一定数いることがわかりました。

「恋人がいなくても幸せでいられると思いますか?」という質問では、「思う」と回答した人は73.9%、「思わない」と回答した人は12.3%でした。また、「思うが恋愛はしたい(60.1%)」と「思わないし恋愛はしたい(10.1%)」を合わせた「恋愛をしたい」人は70.2%という結果に。「恋愛をしなくていい」と回答したのは16%でした。

自分のキャリアを心行くまで極める、SNSを通して共通の趣味を持つ仲間と繋がるなど、恋愛以外の面で自己実現を達成できたり、“恋人”という形にとわれないスタイルで恋愛をしたり、選択の幅が広がってる現代。恋人がいなくても幸せになる方法はいくらでもありますよね。それを理由に「若者は恋愛から遠ざかっているのではないだろうか…」と心配する声をよく聞きますが、Z世代は恋愛に前向きであることがわかりました。

付き合う相手に求めるもの、BEST4はコレ! 

「付き合う相手に求めるものはなんですか?(複数回答可)」と質問したところ、1番多かったのは「人柄、性格(75.5%)」で、2番目に多かったのは「相性、心地よさ(69.1%)」でした。そして、「容姿(38.1%)」は3位、「共通の趣味(30.2%)」は4位という結果に。

その他、得票数の高かったものから、「結婚することをイメージできるか(23.0%)」「経済力(22.3%)」「年齢(19.4%)」「親族、家柄(12.9%)」「職業、学歴(12.2%)」などがありました。

全体的にはフィーリングや性格の相性などが求められているようですが、結婚に直結するような内容も項目も一定数の票を集めていました。

結婚を意識して付き合う人は6割以上!

「付き合うとき、結婚を意識しますか?」という質問では、「する(付き合う前から)(18.1%)」「する(付き合っているうちに)43.5%)」の合わせて61.6%が「する」と回答しました。「付き合う相手に求めるものはなんですか?」という質問でも23%が「結婚することをイメージできるか」と回答していことも併せると、2つの質問に共通して5人に1人は付き合う前から結婚を意識していることがわかりました

Z世代は結婚を視野に入れて交際をすることもあり、恋人選びを慎重に行っていて直感で簡単に恋人を作ることは少ないようです。筆者の友人(20代前半)は、「気になってはいるけど、結婚適齢期の相手の時間を奪ってしまったら申し訳ないから気軽に付き合えない」と相手のライフプランを心配していたほど。恋愛に対して前向きではあるけれど、誠実であるからこそ付き合うまでのハードルが高く感じてしまうようです。

今回の調査では、Z世代は基本的に恋愛に前向きで、「恋人がいない」=「恋人はいらない」「縛られたくない」と消極的な意見を持っている人は少数であることがわかりました。そして、「恋愛離れ」と言われてしまう原因の一つが、将来のことを見据えているがゆえのハードルの高さでした。将来のことを考えて行動するのは良いことですし、相手に対しても誠実ではあるけれど、それがハードルになってしまっているのはなんとももどかしいものです。

様々な愛の形が認知されるようになった令和の時代。パートナーと同じ方向を見つつ、個々人の納得のいく恋愛ができるといいですね。(平田真碧)

情報提供元/Coeto株式会社