恋人がいないのが主流? 恋愛に「推し」の影響も! Z世代の恋愛観にせまる

「恋人いない」が7割! そもそもいらない? Z世代の恋愛観調査

最近なにかと聞くようになった、1990年代後半から2000年代生まれの若者を指す「Z世代」という言葉。ジェネレーションギャップは恋愛観も例外じゃない!今回はそんなZ世代の恋愛観について調べてみました。

10歳から24歳の男女531名にアンケートを実施した結果がこちら。まずは「恋人はいる?」の質問について、「いない」と答えた人が7割を超えました。さらに4割以上が「恋人を作る気がない」と回答! その理由を尋ねていきましょう。

「自分の時間を大事にしたい」「推しがいるから!」「付き合ってもどうしたらいいか…」など理由は様々なようです。このほかにも「気を遣うのがめんどくさい」「友達といる方が楽しい」など、恋人がいなくても充実した生活を送っている人が多いんですね。

一方で好きな人はいないけど憧れる!との声も集まりました。「推しとの恋を想像する」「恋愛ドラマを見る」など、恋人はいないけど恋愛への興味はあるという人は少なくない様子。

では恋人とはどこで出会いたい?という質問への回答結果がこちら。一位は「学校」で、圧倒的な支持を集めています。毎日顔を合わせるからこそ仲も深まりやすいですよね♪

次いで2位に「オタ活」、6位には「オンラインゲーム」がランクイン! 理由を聞いてみると「同じ趣味の人とじゃないとやっていけない」「共に語り合える。」「ヲタクだから!」などがあがりました。付き合うからには話や価値観の合う人がいい! と考える人が多いみたいです。好きなものを共有できると自然と距離も近づきます。

特に、「顔文字・絵文字を使う」と回答した方が約半数にも上る点には注目です。理由として「(顔文字などを使用すると)明るく接する気持ちがわかりやすい」「絵文字がないと無愛想に見える」「なんか、好きなの伝わかるかなってww」「今自分がこんな顔してんだよとか思ってくれたらうれしい」「絵文字があったほうが冷たく思われなさそう」という声が多く寄せられました。これはテキストコミュニケーションが主流になったZ世代ならではの感覚と言えそうです!

Z世代の恋愛にオンラインは必須! SNSやLINEなど、好きな人と話すときにはテキストにも気をつかいがちですよね。相手との距離感の調節をするために「メッセージを通知ONにする」「返信速度を相手に合わせる」、表現豊かに想いを伝えるために「顔文字・絵文字を使う」などの工夫をしているという回答が多くみられました。

「恋人ができたらしたいことは?」と聞いた結果がこちら。一位は「プレゼントをあげる」で、記念日などなにかとプレゼントを贈る機会が多いからこそ憧れる人が多いようです。次いで僅差で並ぶのは「ショッピングに行く」「プレゼントをもらう」「テーマパークに行く」。恋人とのデートはお付き合いの醍醐味ともいえるもの、納得の結果です。プレゼントをもらうよりもあげる方が上位にくるのは、相手のことを考えて選ぶ時間を大切にしたいのが伝わりますよね。

そのほか、「リンクコーデをする」「記念日動画を作る」というカップルも! Z世代の間では、フォロワー数150万人超えの男女二人組TikToker「ゆたせなcp」や、チャンネル登録数130万人超えカップルインフルエンサー「なこなこチャンネル」など、カップルで配信している動画も人気のようです。恋人との仲の良い姿を外に向けて発信したいというのは、SNSに慣れ親しんだZ世代ならではの価値観かもしれません。

最近の若者は恋愛に興味がない、なんて言われることもありますが、そんなことない! というのがわかる結果になりました。趣味も自分も恋愛も、ぜんぶ大切にしたいですね♪

情報提供元/Simeji