周りから「背、高いね!」ってなにげなく言われるけど、実はメリットもあればちょっとした苦労もあって…。そんな高身長ならではの“あるある”は意外といっぱい。みなさんはどんなシチュエーションが思い浮かびますか?
ということで今回は、“高身長女子あるある”17連発をお届け。約170cmの筆者自身の体験もふまえているので、「これ、わかる~!」「私もこう感じていたとき、あったなぁ」なんて共感できるものが多いかも? 気軽に読んでいってくださいね。
それでは、まいりましょう!
1.つり革に“頭コツン”
電車に乗ると、座席前の吊り革の高さが絶妙に顔面の高さ。立っているときは掴みやすいけど、座るときはまずつり革を避けてから…のモーションが必要。
それから、席から立つとき“コツン”と頭をぶつけるのも定番。3日に1回はやっちゃって「自分、いつ学ぶんだろ…」と笑えてくる。昔は「誰かに見られた? 恥ずかし…!」って焦ったけど、今やそのまま涼しい顔でスーッと下車、という堂々たる“コツン”が板についてきました。
2.混雑してても空気はキレイ(な気がする)
人混みでも、上のほうの“新鮮そうな”空気が吸えるのはちょっとお得。満員電車で友達が息吸えるスペースがないほど埋もれているとき、「私がマモル…!」と彼氏面。
3.座席、狭いと大変
バスや車、飛行機(エコノミークラス)とか、座席が狭すぎると「体、どう畳もう…」なんて若干パズル気味。自分のスペースになんとか我が身をしまい込んで、“私、脚長さんだな…”という誇りと“この体勢だいぶ疲れる…”の不満が共存する移動時間。
4.キッチンの高さ、腰にくる…
賃貸物件のキッチンや洗面台、やたら低く感じる。前かがみで料理とか洗い物してると、首&腰にダメージ蓄積。そんなこんなで高身長女子あるあるの“腰痛持ち&ストレートネック”コースへ一直線。
「将来のマイホームは絶対キッチンとか“高さカスタム”する!」と心に決めている人、多い説。
5.会話中、無意識に猫背
友達と歩きながら話すとき、声が風に流れて聞こえない問題が発生しがち。なので目線を合わせようとして自然と前かがみに。
ふとガラスに映る自分の姿を見て「私、めっちゃ猫背じゃん…!」と、気づいた瞬間にシャキッと立ち直る。これ、高身長女子のあるあるルーティンです。
6.高身長女子に出会うと妙に嬉しい
同じくらいの身長の女性を見かけると、つい親近感。目が合うだけで「同志よ…」と謎の仲間意識が芽生え、心の中で握手。
「そのパンツ、どこで買ったの?」とか情報交換も始まっちゃう。背が高いってだけで波長まで合う気がしてくるの、なんでですかね?
7.「スポーツやってた?」「親も背高いの?」の流れ、定番すぎる
「運動部でしょ? バスケ? バレー?」は、もはや173638回聞かれたセリフ。続いて「ご両親も背高いの?」ときて、「じゃあ遺伝もあるね~」までがワンセット。もはやテンプレ。
でも、高身長ネタで相手から話しかけられることが多くて、初対面でもちょっと打ち解けやすい(?)のは意外とラッキー要素かも!
8.運動部にスカウトされがち
新入生時代にほぼ100%の確率で、先輩や顧問から「背高いねー、ウチに入部しない?」と声をかけられる。とくにバスケ部、バレー部、陸上部あたり。 “身長=即戦力”って思われたのは何気うれしいけど(照)。
とりあえず「いやぁ、考えておきます!」と返してから本当に入部する人もいれば、まったく関係のない軽音部とかに入る人も、いるいる。
9.「でかい」はNGワードです
「背、高いね」は嬉しいけど、「でかい」「大きい」はちょっと待って。響きがね、ちょっとゴツい感じで嫌なのよ…。
その場では気にしてないフリするけど、やっぱり「スタイルいいね」とかの方向でお願いしたい…!(心の声)
10.服選び=丈との闘い
高身長女子の永遠のテーマ、それは“服の丈”問題。クロップド丈とかおなか冷えるくらいの露出面積になったり、ひとめぼれしたワンピとかスカート試着してみたら、まさかの超ミニ丈に大変身。下手するとサザエさんの“ワカメちゃん”シルエットになっちゃう。
かわいいパンツを見つけても、試着してくるぶしつんつるてん。店員さんに「1サイズ大きいのって、あります…?」と聞くのも日常茶飯事。流行りのワイドデニムとか、スニーカーが隠れるくらいの長め丈がほしいのになかなか見つからなくて、大きめサイズがありそうな海外のファッションECサイトとか漁りまくりません?
袖とか丈が足りない…に慣れすぎて、逆にジャストサイズに出会えた日は「運命…!」とテンション爆上げ♡恋よりときめく(?)。
11.制服のスカート丈問題
中学とか高校の制服のスカート丈、なぜか“ひざ下○cmが基本”なんて校則も多いですよね。高身長のコはウエスト部分を折ったりしていないのにひざ上丈になって、たびたび先生に「短いよ!」と呼び止められがち。「えっ、折ってないです! これが基本丈です!」と必死に弁解。
…でもその後、若気の至りでどんどん折って短くしたり、クリーニング屋さんに依頼して裾上げしちゃったり♡(反省はしてません、むしろ満足)
12.ヒール3cm以下の靴選びがち
「なるべく目立ちたくない」「できるだけ低く見られたい」時期、高身長なら1回はある気がします。厚底スニーカーが流行ったときも薄型ソール一択、サンダルもヒール3cm以下の条件でネット検索しまくる。
でも、最近はシンプルに「楽だから」って理由でローヒール選んでる。社会人、疲労軽減のために歩きやすさ大事だもんなぁ。
あと、高身長は足のサイズ大きめさんが多いから共感してもらえるかと思うのですが、日本のアパレルブランドで「この靴、可愛いな…」とパンプスにひとめぼれするも、Lサイズ(24.0cmくらい)までしかサイズ展開していない店で、足が入らず断念しがち。なのでサイズ展開豊富な外資系やネット通販が救世主!
13.低い棚からモノ取るとき不器用
低いところのモノ取るの苦手説。高い棚は余裕で届くけど、床近くのモノを取るのは距離遠くてぎこちなさある。かがむ体勢ちょっとツライ。
14.相合傘、だいたい「私が持つよ」
小柄な友達と相合傘するとき、相手が自分の高さに合わせて持つと腕がツラそう。だんだん疲れて高さ保てなくなったとき、頭が傘の内側にススススッ…って微妙に当たってる。でも、そのまま何食わぬ顔で歩き続けるのも高身長女子のスキルのひとつ。
……結局「私、持つよ~」と交代!
15.一歩が大きくて歩くの速い
普通に歩いてるだけなのに「ちょっと待って〜!」と友達に言われがち。歩幅が大きいから、気を抜くとすぐ先に行っちゃう。
階段も2段飛ばしがベーシックで、歩く姿はまさに風。これ身長のせいもありつつ、“せっかちな性格”がだいぶ関係してそうだけど♡
16.「大人っぽいよね〜」は褒め? プレッシャー?
「しっかりしてそう」「落ち着いてるよね」って、ちょっと“できる女”っぽく見られること多くないですか?
でも実は、末っ子だったり甘えんぼ気質だったりする。ギャップがある分なんとなく周りの期待に応えなきゃって無理しちゃうことも。高身長=大人っぽいって思われがちだけど、本当は内心ふにゃっとしてる一面もあるよ…なんて言えないまま、クールに振る舞ってしまう健気さ、あるかも…?
17.「モデルさん?」は100%お世辞でもうれしい
「スタイルいいね」的なことを言ってくれる人、本当に励みになります。アパレル店員さんとか、知り合いのママさんとか、おばあちゃんおじいちゃんとか、たびたび言ってくれる。
たとえ完全にお世辞だとしても、そういう褒め言葉が日々の“猫背矯正”や“ポジティブマインド”へのモチベになったりしますよね。
いろいろあるけど「この身長でよかったな」って思えたときは、自分を愛せている証。ちょっとぶつけたりかがんだりしながら、これからも堂々といきましょ!(Mai)