WI 東村さんの、たくさん描いてらっしゃる背景には、そういう意味があったんですね!
東 最近やっと、「15歳からマンガ描いてる人に追いついたな」って実感として思えるようになりました。やっとわかってきたぞ、みたいな。「線がはみ出たらホワイトを使えばいいんだな」みたいな(笑)。
WI そこですか(笑)。
東 そういうところにやっときて、次は描きたいテーマを時間をかけてちゃんと描こう、というステージにきたかな、という気はしますね。だから、『雪花の虎』はそういう意味で、その第一作なんです。私の中では勝負をかけてるというか、かなり実験的な作品ですね。
爆笑必至のマシンガントークの端々に、真面目でストイックな仕事への姿勢を垣間見せる東村さん。現代に女性武将・上杉謙信が生きていたとしたら、まさにこういう人だったんじゃないかな、と思う瞬間が何度もありました。次回は最終回、東村さんの意外!?なハマりものについて教えていただきます! (五十嵐ミワ)
★第1回はコチラ→ 【独占インタビュー】東村アキコの新境地…待望の新作は3/6創刊の『ヒバナ』にて連載決定!
『ヒバナ』2015年 4月号
発売日:3月6日(金)
価格:680円(税込み)
発行:小学館
hi-bana.com/
東村アキコ公式ツイッター https://twitter.com/higashimura_a
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