苦手だって思われてるかも…
万人に好かれる、というのはなかなか難しいことですよね。色々な人と関わっていれば、何人かには苦手意識を抱かれてしまうものです。気がつきたくはないけれど、ふとした瞬間に「あれ、この人私のこと苦手なのかな…?」と感じてしまうことってありませんか?
ここでは、みんなはどんなときに「この人、私のこと苦手なのかな?」と感じるのか、100人に聞いたアンケートの回答結果をご紹介していきます!
Q. 「この人、私のこと苦手なのかな?」と思ったことある?
何度もある 33%
1〜2回ある 20%
ないです! 47%
一度でも、「この人、私のこと苦手なのかな?」と思ったことのある人が過半数を占めていることがわかりますね。一方で半数近くの人が相手に苦手だと思われていると感じたことがない! と回答しています。どんなことから相手の苦手意識を感じ取るかは人によって違うのかも。どんなときに「私のこと苦手なのかも?」と感じたのか具体的にみていきましょう!
Q. どんなときにそう思った?
【1】結局、なんとなく察しちゃう
「なんとなく」(回答多数)
多くの人が、「なんとなく」と回答していました。自分でも気がつかないうちに、言葉の端々やちょっとしたそぶりから、相手の自分への苦手意識を読み取っているのでしょうか? 本当に相手がこちらのことを苦手だと思っているのか、ちゃんと確かめてみたいような気もしますね。
【2】空気感で
「空気が重い」(23歳・専門職)
「雰囲気を察した」(25歳・会社員)
誰かと一緒にいるとき、その人との間にしかないような空気感が生まれることってありますよね。とてもリラックスできたり、なんだかテンションが上がったり、そんな空気感は、日頃の関係性の積み重ねから生まれるもの。だからこそ、その空気感がどんよりしていたり、ギスギスしていたりすると、「あれ、苦手だと思われているのかな?」とその人との関係の悪さを疑ってしまうのかも。
【3】会話が続かない
「会話が続かない」(回答多数)
「話をすぐ切り上げようとする」(24歳・派遣社員・契約社員)
「天気の話すらしてくれない、ほとんど注意でしか話しかけられたことない時」(25歳・派遣社員・契約社員)
会話のキャッチボールは、お互いに、話す姿勢と聞く姿勢の両方がないと成立しません。こちらが話しかけても、話してもらえず、会話が切られてしまう。それどころか話を聞いてすらもらえず、すぐに切り上げられそうになる。というふうに相手に歩み寄りの姿勢がないと、会話は途切れてしまいます。こうしてみると、会話が続かないのは相手がこちらを苦手に思っている証拠かも…? と感じてしまうのも頷けますね。
【4】相手の態度が悪い
「言葉に棘がある」(24歳・会社員)
「複数人で話していると、私のことをサラッと無視したり、他の人と異なる態度をとってくる。あからさまに嫌いという態度をとってくる。」(20歳・学生)
「2人になろうとしない、目が合わない」(20歳・会社経営)
相手の態度が悪いと、そのこと自体にもモヤッとするけれど、この相手は自分に好かれる気が全くなくて、むしろ距離を置きたいと思っているのかも、と感じてしまうこともショックですよね。「相手の態度が悪い」というストレートな回答をした人も多くみられました。
みんな、さまざまなことから自分への苦手意識を感じ取っているようですが、実際にそれを察知した後、どう思っているのでしょうか?
Q. 「この人、私のこと苦手なのかな…」と察知したら、どう思う?(複数回答可)
こちらも苦手になってしまう 36%
好感を持っている人なら悲しい 26%
どんな人でも特に気にしない 25%
どんな人でも悲しい 25%
苦手にはならないけど、相手のために距離を置く 21%
好かれるように頑張る 4%
最も多い回答が「こちらも苦手になってしまう」で36%、最も少なかった回答は「好かれるように頑張る」で4%でした。やっぱり、相手に苦手だと思われている、というのがわかると、ネガティブな感情を持ったり、これまでの関係性を保てなかったりすることが多いようでした。
いろんな人と仲よく過ごしたい!
いかがでしたか? ちょっとした行動でも、「この人、私のこと苦手なのかも」と思うきっかけになっていました。あなたにその気がなくても、何気ない行動が、周りを勘違いさせて微妙な距離を作ってしまっているかも… 逆に、苦手だとは思われていないのにそう思い込んでしまっているということもあるかもしれません。人間関係は円満であるに越したことはないはず! これを機に、周りの人と小さなすれ違いがないか、振り返ってみては? (石川智香子)
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