読めそうで意外と読めない!「玩ぶ」って読めますか?

「玩ぶ」って正しく読める?


よく知っている日本語でも、漢字になると急に読めなくなってしまうことってけっこうありますよね。たとえば、命令などに従わず反抗することを意味する「叛く」や、汚れを水で洗い落とすことを意味する「濯ぐ」、少し・わずかばかりを意味する「聊か」など。

そんな「知っているのに読めない」日本語クイズ、本日のお題はこちら!

「玩ぶ」

見かけたことのある漢字ですが、正しく読めると自信を持って言える人は意外と少ないのでは? ノーヒントでは難しいかもしれないので、まずはヒントを見て考えてみましょう。

 

■ここでヒント♪

小学館デジタル大辞泉によると「玩ぶ」の意味は次のとおりです。

  1. 手に持って遊ぶ。手であれこれいじる。「ハンカチを―ぶ」
  2.  心の慰みとして愛する。賞翫 (しょうがん) する。「書画骨董を―ぶ」
  3. 好き勝手に扱う。楽しむかのように思いのままに操る。「徒 (いたずら) に言葉を―ぶ」「運命に―ばれる」
  4. 人を慰みものにする。なぶる。「他人の気持ちを―ぶ」

かなりの大ヒントです! 特に、3や4の意味がイメージしやすいかもしれません。さらにヒントを出すと、よく見かける「玩具」という言葉もキーポイント。そろそろピンときましたか? では正解を見てみましょう。

 

■正解はこちら!

「玩ぶ」の読み方、正解は「もてあそぶでした! もしかしたら「弄ぶ」の方で覚えている人が多いかもしれませんが「玩ぶ」という書き方もあるようです。おもちゃを意味する「玩具」から「あそぶ? 」と連想した人も多いと思いますが、「あそぶ」ではなく「もてあそぶ」なので、お間違えなきよう。この機会にしっかり覚えておきましょうね。

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