読めそうで読めない…「緊と」って、読める?

読めそうで読めない…「緊と」って、なんて読む?じつはみんなが知ってる、 あの言葉


普段なにげなく使っている日本語でも、漢字で書かれるととたんに読めなくなってしまうことがあります。たとえば、日常会話にも使われる「碌に」「嗾ける」「円ら」など。 あなたはいくつ読めましたか?

そんな「知っているのに読めない」日本語クイズから、本日チャレンジしていただくお題はこちら!

「緊と」

「緊と」。
こちらの漢字には2の読み方があります。1つは、力を入れて何かをするさまを表す 「みしと」。そしてもう1つは、あなたも絶対に聞いたことがあるおなじみの日本語なのですが……さて、いったいなんと読むのでしょうか?

ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「緊と」の意味は次のとおりです。

1.すきまなく密着するさま。しっかりと。ぴったりと。
2.深く心や身に感じるさま。
3.強く押されて鳴るさま。
4.すきまなく並ぶさま。ぎっしりと。びっしりと。
5.ゆるみなく物事をするさま。しっかりと。
6.力を入れて激しく動作をするさま。

たくさんの意味がありますが、最もよく使われているのは1と2の意味です。しっかりと抱きしめるさまを「緊と抱きしめる」と言ったり、心に染み入る言葉をかけてもらったときに「真心を緊と感じた」と言ったりします。
さらに大ヒントを出すと……ひらがなで書いた場合、「ひ○と」の3文字です!

そろそろ「分かった!」という方もいるのではないでしょうか。では、この辺りで正解を見てみましょう。正解は、こちら♪

「ひしと」

「緊と」の2つめの読み方、正解は「ひしと」でした。
「ひしと抱きしめる」「ひしと感じる」といった言い回し、聞いたことがありますよね。ちなみに「緊緊と」と2文字重ねて書く場合、「ひしひしと」と読みます♪

CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中。他の問題も解いてみてくださいね! (豊島オリカ)

 

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