好きだけど別れるしかない?別れたほうが幸せになれるかの判断基準は?
相手のことが好きなのに別れなければならない…そんな状況になったら、どうしますか? なぜ好きなのに離れなければならないのかと辛くなりますが、お互いの幸せを考えると別れたほうがいいこともあります。そこで今回は、実際に好きだけど別れた人の体験談や、別れたほうがいいカップルの特徴をご紹介します!
Contents
好きだけど別れた経験はある?
Q:これまでに「好きだけど別れた」ことはありますか?
ある…49.4%
ない…50.6%
約半数の人が「ある」と回答。2人に1人に経験があると思うと、かなり多くの人が、まだ好きだけど別れなければいけない状況を経験しているようです。
好きだけど別れる理由
アンケートで半数の人が「好きだけど別れる」辛い経験をしていることがわかりました。どうして別れなくてはいけなくなったのか理由を聞いてみると、気持ちだけでは乗り越えられない現実的な問題が見えてきました。
お互いの環境の変化
- 「相手が新社会人で、遠距離になったため」(24歳・専業主婦)
気持ちは残っていても環境の変化で恋愛を続けられなくなってしまうことも。
彼は私だけじゃなかった
- 「私は好きだったけれど、相手が浮気をしていて、それを許すことができず、好きだけど別れた」(27歳・自営業)
- 「“彼女と別れたら俺と付き合って”と、ほかの女の子ふたりに交際の予約を入れていたことが発覚した」(22歳・専業主婦)
これはむしろ、別れて正解だったかもしれません。事実を知ったときは悲しいでしょうが、長く付き合っていても傷つくだけの相手だったはず。
既婚者だった
- 「相手に家庭があることが判明した」(36歳・専業主婦)
- 「奥さんがいた」(39歳・会社員)
不倫関係だったことが付き合ってから発覚したら、好きでも別れたほうがいいでしょう。相手が「離婚する」と言っていたとしても、付き合い続けるとトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。
相手に結婚願望がなかった
- 「好きだったけど、相手に結婚願望がなかった」(32歳・契約社員)
- 「結婚に向いている人ではなかったので」(24歳・専業主婦)
好きで始まった恋愛でも、お互いの人生設計が絡むとこじれてしまうことも。例えば子供が欲しい、このくらいでマイホームを買いたいなど具体的な計画がある場合、結婚する気がない彼といつまでも一緒にいるのは難しいですよね。
家柄など家族の問題
- 「彼側が学歴重視の家系で、大学や就職先で判断された」(25歳・会社員)
- 「お互いに自分の地元に帰りたい、という理由から。相手は長男だったので、仕方ないかな、と思いました」(29歳・アルバイト)
家柄はある種、運命的なものかもしれません。家族の反対を押し切ってでも一緒にいたいなら別ですが、乗り越えなくてはいけない壁がたくさんありそう。
金銭感覚・価値観の違い
- 「金銭面の問題で、彼との結婚を考えられなかったから」(26歳・会社員)
- 「自分のほうが先に社会人になり、彼が大学院生だったので、価値観などが違いすぎて、好きだけど別れた」(35歳・会社員)
価値観の違いが出やすいのがお金の問題。将来のことを考えると好きなだけでは受け入れられないこともあるようです。
お互いの仕事の問題
- 「彼氏が海外出張ばっかりでなかなか会えず、好きだったけど別れた」(30歳・会社員)
- 「テレビマンで忙しかった彼。忙しくてなかなか会えず月に1回会えるかどうかで、好きだったけど別れることに。でも別れてから私と会えないと言っていたときに合コンに行っていたのを知ったので、別れてよかった(笑)」(25歳・会社員)
お互い集中すべき時期がずれていたり、異業種すぎて理解できなかったり…。転勤や忙しさなど仕事が理由ですれ違うことも。
遠距離恋愛で…
- 「遠距離恋愛で最初は頑張って会っていたが、現実的にこれを続けるのは難しいと思った」(29歳・会社員)
- 「好きなだけでは超えられない距離もある」(23歳・大学生)
いくら好きな気持ちはあっても、遠距離恋愛は続かないという人も。日本国内ならまだしも、海外との遠距離恋愛の場合は時間もお金も膨大にかかりますよね。学生のときは休みを合わせられたけど、社会人になって時間を取れなくなり好きだけど別れた…なんて人も。
彼氏のことは好きだけど別れたい…複雑な女性心理
続いて、好きだけど別れたいと思った経験のある女性に、そのときの思いを聞いてみました。
1.恋愛よりも優先したいことがある
- 「彼のことが好きすぎて、受験前に勉強が手につかず別れたことがある」(27歳・医療関連)
- 「お互いに好きすぎてつらくて別れた」(24歳・派遣関連)
- 「恋愛よりも、まずは仕事を頑張らなくてはいけないときだったから」(31歳・アパレル)
彼のことは大好きだけど、恋愛よりも仕事や勉強などを優先しなくてはいけないとき、「別れ」を選択してしまうという人も。
2.自分が不幸になると気付いた
- 「彼といても幸せな未来があるとは思えなくて。好きなだけじゃ幸せにはなれないと気付いた」(28歳・出版関連)
- 「好きだったけど、彼がDVをしてくる人だったから別れた」(26歳・IT関連)
自分を不幸にするような、いわゆる「ダメ男」を好きになってしまったものの、自分が幸せになれないことに気付き、自分のために別れを決意する人も。そんな別れはきっとプラスになるはず。決意できた勇気に拍手です! きっと幸せにしてくれる彼との出会いが待っているはず!
3.結婚できない相手だから
- 「好きだけど、結婚相手としてはちがうと気付いた」(23歳・アパレル関連)
- 「前付き合っていた彼は父より歳上で、結婚を両親に反対されて泣く泣く別れた」(26歳・保育関連)
両親から反対されたり、自分自身の結婚の理想と違ったり。彼と恋愛はできても、その先の結婚はできないとわかったときに、別れを選ぶという人もいるようです。結婚を目指す場合は仕方ないのかもしれませんね。恋愛と結婚って難しい…。
好きだけど合わないかも。別れるべきか診断する方法
1.大事なのは好意のバランス
恋愛がうまくいくためには、お互いの好意のバランスが重要だといいます。どちらかの気持ちだけが強すぎる場合は、相手に負担をかけてしまいます。また惚れている側が、惚れられている側に支配されやすくもなってしまいます。好意のバランスが取れていない場合は、ふたりの関係を考え直したほうがいいでしょう。
2.相手のことを加点法でなく減点法で見ていないか
別れるべきかどうか悩んだときには、相手を減点法で見ていないかチェックしてみてください。もし「あの人の○○なところが好きじゃない」と減点法で見てしまっているのなら、知らず知らずのうちに何か決定打となる彼のよくない点を探しているのかもしれません。
3.価値観の類似性が見つけられているか
心理学のSVR理論によると、カップルが将来を考えられるようになるためには、価値観の類似性が見つけられるかが大きなポイントとなるそうです。これが見つからないと将来の結婚が考えられないため、別れたほうが幸せになれる可能性が高くなります。
4.依存しあっていないか
常に恋人といたい、友達や自分の予定をキャンセルしてまで恋人を優先するなど、自分の気持ちよりも恋人を優先してしまう場合は注意が必要です。それだけ想える相手がいることは素敵なことですが、それは愛というより依存に近いかも。
【まとめ】
好きだけど別れたほうが幸せになれたり、お互いの未来のために別れたほうがよかったり…。大人になると好きな気持ちだけでは一緒にいられない、複雑な恋愛を経験することもあります。お別れすることはつらいことですが、素敵な出会いの一歩と考えられるといいですね。できるだけポジティブに過ごしていたら次の出会いが早く見つかるかもしれませんよ!