簡単そうで意外に難読!「三和土」の読み方、分かりますか?
漢字そのものは簡単なのに、組み合わせしだいで急に読めなくなってしまう日本語ってありますよね。「何方道」や「御虎子」、「素見す」など……。どれも読み方を聞けばおなじみの日本語なのですが、あなたはいくつ読めますか?
そんな「読めそうで意外と読めない日本語クイズ」。本日のお題はこちら!
「三和土」。
漢字はものすごく簡単ですが、この組み合わせは読めない!という方も多いのではないでしょうか。もちろん「さんわど」ではなくて、きっとあなたも聞いたことのある日本語ですよ!
■ここでヒント♪
手がかりナシではちょっと難しいので、ヒントとして言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「三和土」の意味は次のとおりです。
叩き土に石灰や水をまぜて練ったものを塗り、たたき固めて仕上げた土間。のちにはコンクリートで固めた土間。
土間とは建物の中で床板などを張っていない、地面が露出している場所のことです。一般的に「三和土」がある場所は玄関が多いですが、古い家では台所や風呂場にも「三和土」が見られることがあります。さらに大ヒントを出すと、ひらがなで書く場合は「た○○」の3文字になります。
さて、そんな「三和土」の読み方は何でしょうか? さっそく正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「三和土」の読み方、正解は「たたき」でした! 普段あまり使わない言葉かもしれませんが、「玄関のたたき」という日本語を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
ちなみに数ある「たたき」という日本語の中でも「三和土」の漢字が当てられるのは上記の意味だけで、たとえばカツオのたたきの場合は「叩き」と書くのでお間違いなく♪
CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新中です。明日のクイズもお楽しみに! (豊島オリカ)