
なぜか切れない関係を「腐れ縁」と言ったりします。腐れ縁と聞くとネガティブなイメージを持つ人が多いでしょう。しかし、その関係には見過ごせないメリットも隠されているのだとか。今回は、腐れ縁の関係を続けるべきか、それとも手放すべきかを見極めるヒントを20代~30代男女200名のアンケート結果から解説します。
腐れ縁とはどんな意味?
まずは、意味を確認しておきましょう。「腐れ縁」を辞書で引いてみると、こう出てきました。
離れようとしても離れられない関係。好ましくない関係を批判的・自嘲的にいう。
腐れ縁とは、離れようとしても離れられない、好ましくない関係のことをいいます。本来、あまりいい意味ではないんですね! ただ、仲が長いだけあり本当に親しい間柄では、愛をこめて「腐れ縁なんです~」と話すこともありますよね。
腐れ縁の印象は?
Q.腐れ縁にどんな印象を持ちますか?
ポジティブ…53.5%
ネガティブ…46.5%
意見が割れましたが「腐れ縁」をポジティブに考えている方が若干多数派となりました。
腐れ縁の具体的なイメージは?

1.依存関係
- 「お互いに依存」(27歳・男性)
- 「過度に依存」(26歳・女性)
2.昔からの仲良し
- 「昔からの知り合い」(26歳・女性)
- 「昔からの長い付き合い」(27歳・男性)
3.切っても切れない
- 「なんやかんやずっと離れられない関係」(28歳・女性)
- 「望んでないのに縁がある人」(37歳・男性)
- 「ずっと一緒良くも悪くも離れられない」(36歳・女性)
4.落ち着く関係
- 「安心感」(24歳・女性)
- 「ふたりだけの空気感がある」(28歳・女性)
幼馴染的な関係を想像する人もいれば、依存・執着などの関係性をイメージする人も。腐れ縁にはいい・悪いどちらのイメージもあるようですね。
腐れ縁のメリット・デメリット

腐れ縁のメリット
- 「信頼関係」(26歳・男性)
- 「気心を知っている」(28歳・男性)
- 「甘えられる」(24歳・男性)
- 「一緒にいて楽」(24歳・女性)
腐れ縁のデメリット
- 「成長できない」(24歳・男性)
- 「縁切りがむずかしい」(28歳・男性)
- 「依存してしまう」(36歳・男性)
腐れ縁を続けるべきか考えるポイント

1.お互いにとってプラスになるか
- 「一緒にいることでメリットが多いかという点」(29歳・女性)
- 「高め合えているか」(29歳・女性)
2.依存しすぎていないか
- 「依存関係になっていないか」(33歳・男性)
- 「互いの存在がそれぞれの迷惑になってしまっていないかどうか」(38歳・男性)
3.好きな自分でいられるか
- 「素直な自分でいれるか」(25歳・女性)
- 「一緒にいて楽で楽しいか」(34歳・女性)
腐れ縁の相手との関係性に悩んだときは、自分にとって本当に必要な関係か、ストレスになるかならないかなどを改めて考えてみましょう! 腐れ縁のせいで自分の出会いや世界を狭めてしまうのはもったいないですよね。
【まとめ】
腐れ縁は本来良くない関係を指しますが、一般的なイメージはそれだけではないようです。もし関係性に悩んだら、自分にとってこの関係を続けたほうが良いのか、幸せなのか、そんな観点から考えてみるといいかもしれませんね!
