鳴らない、電話……返事のない、メール……既読がついたのに返事のない、LINE……いつの時代も男女は、好意を寄せる相手からの連絡を待ち焦がれるもの。
でも実は「待つ」ということへの意識は、かなり衝撃的なほど、男女で相当の隔たりがあるんです！
『CanCam』7月号では「女子と男子のメールDistance」と題し、それぞれがどれくらいの頻度で連絡を取るべきと考えているか、どんな相手にどんな対応をするかなど、最近の連絡に対する意識を徹底調査しています！ 納得あり衝撃あり、要注目の結果となりました。
Q 自分はメール連絡がマメだと思いますか？
女子の半数以上がYESと回答。LINEの普及でマメになったという人もいます。
ちなみに40％が「連絡するのは面倒」だと回答しつつもその中でも「好きな人とのメールは特別」と答えた人は半数！
一方男子は自らメールがマメだと答えた人はなんと全体の3割程度……自覚あるなら返事すればいいのに……
そして衝撃的なのが「彼女といえども無意味な連絡はなるべく控えたい」という回答が多かったこと。恋人同士こそ無意味なやりとりが増えるのかと思いきや、男子はそういったことを避けたい傾向にあるようです……これはショックが大きい……
Q 何日間返信がなかったら無視されたと思いますか？
男 3～4日
女 1～2日
女子は遅くとも2日以内に返信がないと無視されたと感じる人が多いよう。LINEのように“既読”と表示されると尚更気になるのかもしれません。
一方男子は3～4日なくても大丈夫とのこと。中には1週間空いても大丈夫という人もいるようです。男子はメールやLINEの連絡をあまり重要なコミュニケーションととらえていないのか……？ と思いきや次の質問に注目です。
Q メールコミュニケーションで何％くらい気持ちが通じ合えると思いますか？
男 30～40％
女 20～30％
なんと男子の方が、メールコミュニケーションで気持ちが通じ合えると思っている率が高いという結果。マメでもなければ返信頻度もあまり意識していないのにも関わらず、ある程度は気持ちが通じ合えると思っているようです。不思議……
ちなみに女子は、文字だけのやりとりだと誤解が生まれることもあるため、言い方に気をつけたり顔文字を駆使したりして、相当気をつかっているようです。
男子にとってはメールはあくまでサブ的コミュニケーションツール。そのため、女子のように送る内容やもらったメールの意味をじっくりとは考えない人が多いようです。
Q 返信をしたくない相手から連絡がきたら？
男 返信しないか返信できないよう話を終わらせる
女 一応社交辞令の返事はする
まず、メールを送ったあとのことを考えるのが女子。「無視したあと、会ってしまったら……」などの心配から波風を立てないように返信するという人が目立ちました。
一方男子は、返信したら返事がくるのは当たり前と考えています。それは何の解決にもならないため、きっぱり送らないか、やりとりを終わらせるような短文の内容を送る人が多いようです。
さて、以上の結果からメールやLINEは、男子は“コミュニケーションを補うために、必要事項を伝えるためのツール”だと捉える人が多く、女子は“最低限の気配りを必要とする、それなりに重要なコミュニケーション手段”と捉える人が多いということ。もちろんそういった人が多く見られたというだけであり、人によって意識は異なりますが。
メールやLINEはあくまで手段でありツールです。そこに依存せず目的に合わせて適切なコミュニケーションを選ぶことが大切ではないでしょうか。（鈴木 梢）
（『CanCam』2014年7月号）
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