大好きな恋人との間でも、デリケートな話題といえば「お金」についてです。一歩間違えると、二人の間の決定的な溝になってしまうこともありますよね。もしも彼氏から「お金貸して」と言われたら……いったいどうするべきか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回も、87名の女子たちへのアンケートを実施。実際に言われたときの対応について、聞いてみました。
Q.彼氏に「お金貸して」と言われたらどうしますか?
貸す 33%
貸さない 67%
たとえ相手が彼氏でも、「貸さない」と答えた女子が7割近くという結果になりました。それぞれの理由を紹介します。
<彼氏に「お金貸して」と言われても、「貸さない」派女子の意見>
■返ってこないから
「今まで貸してもなかなか返ってこなかったから。結局半年くらい待った」(16歳・学生)
「返さなそう。管理ができないいい加減な人そうだから貸さない」(21歳・アルバイト)
「人間関係にお金が絡むとロクなことがない!もし返ってこなかったら、と思うと絶対貸したくありません」(25歳・会社員)
世の中には、「お金を貸しても返してくれない人」がいるのも事実です。自分の彼氏は違う!と思いたいところですが……「この人に限って」という例も珍しくはありません。返済トラブルを避けるためには、最初から「貸さない」のがベストなのでしょう。
■理屈ではなく、ありえない!
「自分がATM扱いされているようで不愉快だから」(23歳・無職)
「彼女にお金を貸して欲しいというその精神がありえない」(25歳・会社員)
「お金の貸し借りはあまりしたくないから」(21才・学生)
お金に対して慎重な姿勢を崩さない女子の場合、簡単に「お金貸して」と言えてしまうところに、違和感を覚える方も多いよう。どことなくルーズな印象を抱いてしまうものかもしれませんね。
■先々のことを考えて
「何度も繰り返しそう」(39歳・アルバイト)
「お金のやり取りをしたら終わる。あてにされる」(36歳・会社員)
「旦那ではないし、いつ消えるか分からないから」(20歳・学生)
その気になれば、貸せないわけではないけれど……もしもこの先、ずっと続いていったら?なんて不安、理解できる!と感じる女性も多いのではないでしょうか。最初の一回で、自身の意見をきちんと表明する姿勢も、重要だと言えそうです。
では次に、少数派である「貸す」女子の意見と、貸すのであればいくらまでならOKなのかについて、詳しく紹介していきます。
<彼氏に「お金貸して」と言われたら、「貸す」派女子の意見>
■少額ならOK
「時と場合による。状況に応じて少額なら返してもらわなくても良い(1,000円から5,000円)」(29歳・会社員)
「ちゃんとした訳と少ない金額ならばOK(20,000円)」(55歳・専業主婦)
「ちょっとくらいなら。ケチと怒られても困るから(1,000円)」(25歳・会社員)
「お金を貸して」という理由はさまざまですが、「少額なら抵抗なく貸す」という意見が目立ちました。とはいえその「少額」の捉え方にも、1,000円程度から数万円まで、幅があると言えそうです。「いくらまでならOK」という、自分なりの基準を設けておくのもオススメです。
■信頼しているから
「お金を借りて返さない人とは付き合わないから!(10,000円)」(24歳・学生)
「絶対、返してくれる信用がある人だから(10,000円)」(42歳・その他)
「今の彼氏は付き合いが長いから信用できる(10,000円)」(23歳・会社員)
お金の貸し借りがトラブルになりやすいのは、「返す」問題が付きまとうから。その点「この人なら確実に返してくれるから大丈夫!」と自信を持って言い切れるのであれば、大きな問題にはならないのかもしれませんね。
■とにかく「好き」だから!
「彼氏なら貸す(10,000円)」(21歳・学生)
「好きな人が困ってたら助けたい(10万円)」(22歳・学生)
大好きな彼氏がお金で困っていたら、無条件で「助けてあげたい!」と思ってしまう気持ち、理解できる女子も多いのではないでしょうか。とはいえ、金額が大きくなれば、不安も大きくなってしまいます。「好き」という気持ちだけに流されず、冷静に相手を見極める視点も必要だと言えそうですよ。
もしも彼氏に「お金貸して」と言われたら……金額にもよりますが、「戸惑う!」という女子も多いのではないでしょうか。今回のアンケートでは「貸さない」派女子が多数という結果になりましたが、重要なのは「自分にとって納得できる答え」を見つけることです。「貸す」「貸さない」「いくらまでなら」なんて自分なりの基準について、ぜひ検討してみてくださいね。(あい)