◆上司から言われたらやる気がアップするフレーズ10
仕事をするうえで、上司との関係はとても重要です。特に、上司からの言葉ってちょっとしたことでもモチベーションに大きく影響してきますよね。
レジェンダ・コーポレーション株式会社は、2010年から2018年に新卒で入社した入社9年目までの社会人5,966名に意識調査を行い、計743名に「理想の上司」についてアンケートを実施! 上司に言われて心動かされた言葉について聞いてみました。
Q.上司を尊敬していますか?
若手社会人に、上司を尊敬していますか?と尋ねると75.2%が尊敬している(尊敬している32.4%+やや尊敬している42.8%)と回答しました。比較的多くの若手社会人が尊敬する上司と出会っているようです。
Q.上司に求める人間力は何ですか?
若手社会人に上司に求める人間力が何か重視するものを3つまで選んでもらったところ「コミュニケーションスキル」51.9%、「リーダーシップ」51.2%、「専門的な知識・ノウハウ」39.9%が上位3つになりました。知識が豊富なことはもちろん、チームを引っ張っていってくれる頼りがいや、コミュニケーションをきちんととってくれる上司を理想としているようです。
Q.上司との会話や面談は、仕事をするうえでのモチベーションの向上につながりますか?
若手社会人に上司との会話や面談が仕事上モチベーションの向上につながるか尋ねたところ「はい」と50.9%が回答しました。では、いったいどんな言葉をかけてもらうと嬉しいのでしょうか。
Q.最近、上司から言われて心動かされた言葉は?(自由記述コメント158件より抜粋)
「キミならできる」(営業企画事務・2017年入社・女性、他多数)
最も多くあげられたのが、「キミならできる」「あなたなら大丈夫」等のフレーズでした。不安やプレッシャーのあるとき、面談時などあらゆるシーンで使えるオールマイティなフレーズです。上司に自分を信じてもらえることが若手のチカラになることが伺えます。
「期待しています」(技術職・2015年入社・女性)
期待に応えようとするのが人間の性でしょうか。こう言われると、ついついがんばりたくなる気持ち、わかります!
「信頼しているぞ」(営業企画事務・2016年入社・男性)
身が引き締まり底力がわいてきます。「キミならできる」「期待しています」とセットの黄金フレーズです。
「休める時に休め」(営業企画事務・2016年入社・男性)
身体を心配してくれているのが伝わってきて、シンプルにぐっときます。
「会社の看板で仕事をするな」(技術職・2015年入社・男性)
回答者のコメントによると、会社の看板がなくても自分の技能で仕事ができるようになるようにという意味だそう。個の力が試されるこれからの時代、ますます必要になりそうです。
「責任はとるから、自由にやっていい」(営業企画事務・2010年入社・女性)
理想の上司像的な発言。一度はこんなことを言ってくれる上司の元で働いてみたいですね。
「お前はどう思う?」(営業企画事務・2011年入社・男性)
意見を求められると、一人前として扱ってもらえたようでうれしいですよね。やる気、上がります。
「自分らしくでいいんだから」(営業企画事務・2011年入社・女性)
無理するなよ、自分を大切にしろ、と部下をいたわる上司の気持ちが伝わってきます。
「疑う目が品質を守る」(技術職・2017年入社・男性)
「技術者は技術でうそをついてはいけない」(技術職・2010年入社・男性)
プロフェッショナル魂が伝わってくるフレーズ。職種や業界によって異なるものの、上司から部下へと代々受け継がれてきたことを彷彿とさせます。
上司とのコミュニケーションや、上司から投げかけられた言葉が、若手社会人のモチベーション維持に大きく影響することがあらためて伝わってきた結果となりました。でも、ただコミュニケーションをとればよいのではなく、普段から部下を思い、自然と発した言葉が若手社会人に届いたときに、若手社会人の心を動かしているみたいですね。(松本美保)
情報提供/レジェンダ・コーポレーション株式会社