うらやましいくらい彼氏に愛されている彼女が自然にしている習慣
恋人がいる人が誰しも満たされているわけではありません。結婚して温かい家庭を築いている姿がありありと想像できるカップルもいれば、え、まだ付き合ってるの? というくらいドライなカップルも。
淡白な関係性でも満たされるのならいいですが、そうでもない場合はフラストレーションがたまってしまうもの。
そこで今回は、うらやましいくらい彼氏に愛されている彼女が自然に実践している習慣をご紹介いたします!
「相対的努力指数」を計っている
愛情で突っ走っているように見える人でも内心では愛の損得勘定をしていて、投資と報酬を意識しているということは珍しくないでしょう。恋は思いのほか計算ずくなのです。
ある心理実験によると、カップルのうちどちらがより献身的であるかどうかを示す「相対的努力指数」を計ったところ、3つの結果を導き出されました。
- 自分の価値が高いと思うとわがままに振る舞う
- 自分の価値が低いと思うと後ろめたさから献身的に振る舞う
- お互いに自分が優れていると思っていると争いが生じやすい
この3つです。愛されやすい人はそれらの関係性に敏感で、知ってか知らずが、自分の身の振り方を柔軟に使い分けている場合が多いと言えるのです。
男女の認知の性差を上手く利用している
ある研究によると、男女の間には、関係性に対する認知の性差があるとされています。男女が2人きりで会話をするという心理実験によると、嫉妬心が強く、男女の関係をより性的に捉えやすいのは男性の方だったのです。
そのため、彼から大切にされる傾向が強い女性は、恋人以外にも親しい男性の友人や知り合いを複数人持っている場合が多いと言えます。彼が愛情関係に感情的に集中し、関係を回復、もしくは彼女の関心を買おうとする中で、女性側が心理的に優位に立ちやすいのです。
上手な悪口
自分のパートナーが他の人に心を奪われかけていると疑うことが三角関係の始まりです。好きになればなるほど猜疑心は強くなり、嫉妬心を感じやすくなるとされます。このような状況になった場合に、パートナーをどのように引きとめるかの心理実験の結果があります。
ここで最もよくとられるのがライバルの誹謗であるいう結果が出ています。ライバルをけなし、パートナーが抱いているライバルのイメージをダウンさせるのです。彼から愛されている女性は、そういった言葉による相手の心理変化を上手に利用する傾向が強いと言えるでしょう。
【まとめ】
ここまで3つのポイントをご紹介してきましたが、何事も過剰になるのは禁物。
一見愛されているように見えても、自分ばかりが多大な労力を払って駆け引きしている場合、愛されているというよりも「まだ愛されなくなっていない」だけとも言えますよ。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。