◆20代女子に「お母さんにようになりたい?」と聞いてみたら…
みなさんは母親になったらどんなお母さんになりたいですか? やっぱり自分のお母さんのようになりたいと考える人は多いのではないでしょうか。私もお母さんのように料理が早くて美味しく作れるようになりたいとよく思います。
そこで今回は、パートナー
◆お母さんのことが好きな人は〇割!
Q.お母さんのことが好きですか?
どちらかといえば好き 28.2%
どちらとも言えない 11.8%
どちらかと言えば好きではない 1.9%
あまり好きでない 4.8%
まず「お母さんのことが好きですか?」という質問に対して、「
Q.お母さんのような母親になりたいですか?
「
それでは20代女子が子どもの頃の母親はどんなお母さんだったのでしょうか。仕事、家事、そしてどんな風に家庭を切り盛りしていたか……調査してみました。「将来結婚して子どもを持ちたい」と回答した20代独身女性220人に、自分たちが子どものころの母親の状況について答えてもらいました。
◆仕事、家事…それぞれの家庭事情
Q.子育てしている期間、あなたのお母さんはどんなお母さんでしたか?
ざっくり言うと、左側(赤)に近いほど、いわゆる昭和から続く母親観・家庭観で、右側(青)に近いほど現代的と思われる母親観・家庭観なのではないでしょうか。
今から10~20年前の家庭内での家事・育児の役割分担としては、「子育て」(65.9%)、「料理」(76.0%)、「掃除」(75.0%)はおおよそ母親の仕事であったようです。この頃は旧来の母親観が強く根付いているように思われます。
また、専業主婦(45.4%)と共働き(46.8%)はほぼ同率となっています。このころからすでに働く母親が増え始めていたことが分かります。そして現代ではより多くの家庭が共働きをしているように感じます。
このような環境で育ってきた20代女子が結婚して子どもができた場合、どんなお母さんになりたいと考えているのでしょうか。見ていきましょう。
Q.結婚して子どもができた場合、あなたはどんなお母さんになりたいですか?
(あてはまるものを選んでください)
先ほどと同じ項目を調査しています。
先ほどのグラフでは、旧来からの母親観・家庭観を記した赤「左に近い」やピンク「どちらかといえば左に近い」が多かったのに比べ、こちらは全体的に現代的と思われる母親観・家庭観を記載した水色「どちらかというと右に近い」や青「右に近い」が多くなっています。
その中でも特に、「子育て」(66.4%)、「料理」(60.4%)、「掃除」(64.6%)については、どれも「家族で分担したい」という答えが6割を超えました。女性の社会進出によって家事や子育てなど家庭での仕事は女性ばかりが行うのではなく、男女平等にしたいと考えている人が多いよう。この考えを理解してくれる人が増えたらますます女性の社会進出は高まるように感じます。
唯一赤・ピンクが上回ったのは「手作りに憧れがある」(54.1%)。無理しすぎず、さまざまなサービスを活用しながらも、やっぱり食事などは手作りしたい……と考えている方が多いようです。インスタなどでもさまざまな家庭のごはんや作り置きの写真がアップされていますよね。便利すぎる時代だからこそ、「手作りしたい」という思いはありそうです。
最後に、お母さんの「見習いたいところ、見習いたくないところ」について、本音を尋ねてみました。
◆お母さんの見習いたいところは「料理」「手作り」見習いたくないところは…
Q.あなたのお母さんの家庭内の役割における「良いと思うところ、見習いたいと思うところ」は何ですか?
・料理や掃除をきちんとしていた。たまにおやつを手作りしてくれた。ほぼ毎日お弁当をつくってくれた(26歳・女性)
・手の込んだ料理を毎日つくってくれる。パパッと冷蔵庫の中を見て料理が思い浮かぶ(24歳・女性)
・手作りが得意で、時間をかけて心を込めた調理や、家族の衣服まで修理してくれる女性らしいところ(24歳・女性)
・父をたてるところ。そのお陰で父は不自由なく働けていると思う(27歳・女性)
・仕事と子育てを両立できていたこと(24歳・女性)
・家事をほぼ全て行ってくれているところ。仕事も始めて両立しているところ。新たに学校に通って学び、資格を取ったところ(21歳・女性)
・人生謳歌している、趣味がある、家事ができる(24歳・女性)
「お母さんの家庭内の役割における『よいと思うところ、見習いたいところ』は何か」と尋ねたところ、全体的に多く見られたのは「料理」「手作り」といったワードでした。おいしいご飯をつくったり、子どものものを手作りしたりといった点を、娘たちは見習いたいと思っているようです。ひとり暮らしを初めて1番に感じることは、母親の手料理の大切さであるとも思います。健康的でおいしいご飯すぐに作れていたお母さんって本当に偉大だったなと痛感する人は多いはず。また、家事・育児だけでなく、仕事や趣味などを両立する姿に好感を持つといった意見も多く見られました。
では、逆に「良くないと思うところ」を聞いてみると……。
Q.あなたのお母さんの家庭内の役割における「あまり良くないと思うところ、できれば見習いたくないと思うところ」は何ですか?
・全部自分でやろうとするところ(20歳・女性)
・家事に手間をかけすぎるところ(29歳・女性)
・忙しくて遅くまで起きていたりすること(22歳・女性)
・あまりにも家族優先で自分のことを疎かにするところ(23歳・女性)
・自由がなかった(27歳・女性)
・姑にこき使われているところ。かわいそう(26歳・女性)
・父親の言いなり(22歳・女性)
・休日は自分が寝て、父に家事を押し付けていた(25歳・女性)
・社会に出て働くべき(27歳・女性)
続いて「お母さんの家庭内の役割における『あまりよくないと思うところ、できれば見習いたくないところ』は何か」と尋ねたところ、家の中のことを何でもみんなやってしまう、頑張りすぎてしまう――といった姿との回答が多く見られました。確かに完璧な母親は家族にとってはありがたい存在なのかもしれませんが、でもやっぱり自分のこともないがしろにしないで欲しいし、もっと家族に頼ってほしい! 娘たちのそんな本音が見えるようです。
20代の独身女性たちは「お母さんが好き」「お母さんのような母親になりたい」と思いつつも、自分が家族を持ったら家庭内のことは家族で助け合い、分担したいと考えているようです。共働きを希望する人が増え、時代が変化したことで考え方も少しずつ変化していっているように感じました。母親の世代では当たり前だった「家事・育児、家庭内のことは母親の仕事」といった価値観にとらわれずに、これからの時代に合った一歩先に進んだ「お母さん」を目指していってください。(ほんじょうみゆき)
情報提供元:株式会社パートナーエージェント
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