引っ越しで意外にお金がかかること2位「家具の購入」1位は…えっ、コレ!?

新学期に向けて、引っ越しの準備やお部屋探しをしている人も多いこの時期。
新居の初期費用はもちろん、引っ越し業者への依頼や家具・家電の購入など、何かと出費が重なりがちですよね。

さらに「えっ、そこにもお金がかかるの?」と驚いてしまうような、意外な支出があることも。予算オーバーしてしまった…と後から慌てないためにも、あらかじめ見落としがちな出費について知っておきたいもの!

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そこで今回は、株式会社AlbaLinkが運営する「不動産投資の森」が引っ越し経験者500人を対象に実施したアンケート調査をもとに、「引っ越しで意外にお金がかかったもの」「引っ越し費用を節約する工夫」ランキング、さらに「実際に使ってよかったサービス」についてリアルな声とともにご紹介します。

【経験者500人に聞いた】引っ越しで意外にお金がかかったものランキングTOP7

【1位】ゴミの処分費用

「予想以上に捨てるものが多く、粗大ゴミが思ったより出た。市役所に回収をお願いしたりゴミ処理場に直接持ち込んだりしたから」(女性)
「粗大ゴミではないと思っていたものが実は粗大ゴミだったり、買い替えで持っていってもらうにも費用がかかったから」(女性)
住んでいる地域によって粗大ゴミの処分費は大きく違う。地域的に費用がかかる町だったと思う」(男性)

引っ越しの意外な出費として最も多くの票が集まったのは、ゴミの処分費用。中でも“粗大ゴミ”を挙げる人が続出!

多くの自治体では、粗大ゴミの回収に費用がかかるもの。引っ越しのタイミングで身の回りの整理をしたときに、「長年使わずにしまい込んでいたもの」や「買い替えでいらなくなる家具・家電」が出てくることって多いですよね。
予想以上に粗大ゴミが増え、処分費用がかさんだという声が目立ちました。

また、一部の家電は粗大ゴミではなく“リサイクル”が義務付けられていて、リサイクル料金がかかります。自治体の環境センターや集積所などに自分で持ち込む場合には、処分費用が安くなるケースもあるので事前に調べてみてくださいね。

【2位】家具の購入

ずっと使うかもしれない家具なので、『いいものを選びたい』と高いものに手を出したから」(女性)
結婚しての引っ越しで、家具をほぼすべて購入したため」(男性)
新居の部屋の大きさに合わせて買い替える必要があったので」(女性)

僅差で2位にランクインしたのが、家具の購入費用。とくに大型家具は、ある程度の支出を見込んでいる人も多いですが「どうせなら品質がよくて丈夫で長く使えるものがいい」「本当に気に入ったものを」なんて、こだわりが出やすいもの。
つい予算よりも高価な家具を選んでしまうと、意外にお金がかかってしまう結果に…!

また、もともと使っていた家具をそのまま使おうとしても、新居の間取りや広さに合わないことも少なくありません。
「買う予定はなかったのに、急きょ購入することになった」と、予想外の出費になりやすいポイントです。

【3位】家電の購入

「節約するつもりだったが、新築だったので、つい新しいものを予定より多く買ってしまった」(男性)
「賃貸マンションの新居で『大丈夫だ』と確信していた洗濯機置き場の寸法が、ほんの数ミリの誤差で合わなかった。新しいものに買い換える必要が出て、予定外の大きな出費になった」(女性)
「新居のためにエアコンを取り外そうとしたら、想像以上に費用がかかることがわかった。いっそ新しく買い替えたほうが良かったから」(男性)

家具とともに出費がかさみやすいのが、家電の購入費用。「前の部屋で使っていた家電がまだ使える」と思っていても実際には新居とサイズが合わず、やむを得ず買い替えるケースも。
洗濯機や冷蔵庫置き場とのサイズが合わなかったり、「ドアにぶつかって搬入できなかった」といった問題が起こることもあるので要注意!

とくに新築できれいな住まいだと「せっかくだから、もっとおしゃれなデザインのものに♡」「家電も心機一転、新調したい」と、予算オーバーしてしまうこともあります。

【4位】引っ越し業者の料金

「入居日に合わせて引っ越し業者に依頼したが、ちょうど新学期の繁忙期でトラックの値段が高い日だったから。4キロ圏内の移動であるにも関わらず、長距離とほとんど金額が変わらなかった。少し損した気分になったこともあり、自分自身の中で『意外にお金がかかった』という印象がある」(女性)
「九州(福岡)から中部(岐阜)への引っ越しで、結構な距離を移動したため」(女性)
荷物が多かったので、引っ越し業者に支払う金額が予想以上に大きかった。差し上げられるものは知人に差し上げたものの、運び入れる荷物が多くなった」(女性)

引っ越し業者に依頼すれば運搬費用がかかる、というのはあらかじめ把握していても、「思ったよりも高くついた」と感じやすいもの。移動距離や荷物量はもちろん、引っ越しの時期や日時によっても費用に差が出やすいです。

とくに引っ越しの繁忙期(3月~4月上旬)は、短距離でも料金が跳ね上がりやすいので事前にチェックしておきたいところ。

【5位】カーテンの購入

「カーテンは、窓の大きさや数が合わないとほぼ全部買い替えになるので、出費がかさんだ」(女性)
「窓のサイズが変わり、買い替えが必要になった。日差しが強く遮光カーテンを買ったが、思った以上に高値だった」(男性)
「前の部屋で使っていたものはサイズが合わなかったし、レースのカーテンは汚れがひどかったため、全部のカーテンを買い替えた。ワンルームのアパートから一軒家に引っ越したので、すべての部屋に必要だった」(女性)

カーテンは「前の家で使っていたものをそのまま使える」と思いきや、実際には窓のサイズや数が変わり、買い替えになるケースも少なくありません。1枚あたりはそれほど高くなくても、そろえるうちに意外と大きな出費になることがあります。

また、大きな窓や特殊なサイズの場合はオーダーカーテンが必要。既製品より価格が上がりやすい点にも注意したいところです。

【6位】梱包材の購入

「荷物をまとめるのに意外とかかった。段ボールなどはもらえるが、お皿などをまとめる梱包材は自分で買ったため」(女性)
「段ボールはスーパーなどでもらえると思っていたが、最近は商品の入荷をプラスチックのコンテナでしているとのこと。店に段ボールが置いてなかったので自分で購入した」(男性)
段ボールや緩衝材の購入費。引っ越し会社からもらえる分では足りなかった」(男性)

段ボールや緩衝材は「無料でもらえるもの」というイメージを持っている人も多いですが、最近は購入しなければならない場合も多いです。
さらに割れ物用の緩衝材や衣類・小物用の袋など、細かいものを買い足していくと案外お金がかかるもの。

【7位】交通費

「関東から関西に引っ越して、新幹線、在来線など自身の移動にかなりお金がかかった」(男性)
「高速を使い、片道2時間を何回か往復して家具家電を運んだから」(女性)
「自力での引っ越しのため、往復のガソリン代がかかった」(男性)

引っ越しでは、当日だけでなく「物件の下見」「新居の掃除」「手続き」などで何度も移動することに。電車代やガソリン代、高速料金などの交通費が思った以上にかかります。
とくに遠方への引っ越しや、自力で荷物を運ぶ場合は、移動回数が増えるぶん交通費もかさみがち…!

 

さて。ここまで、引っ越しで「意外とお金がかかった…」と感じやすいポイントを見てきましたが、どうすればこれらの出費を少しでも抑えられるのでしょうか?
次に、引っ越し費用をできるだけ安くするために、実際に多くの人が取り入れた節約の工夫をご紹介。

【必見】引っ越し費用を安く抑えるコツは?実践したい節約アイデアランキング

【1位】できるだけ自力で運ぶ

「引っ越し業者に頼まず、大物から小物まですべて自分たちの手で運んだ」(女性)
「大手の引っ越し業者には頼まず、自分たちでできるところまで荷物を新居に運んだ。どうしても移動が難しかった荷物は業者に頼んだ」(女性)
知り合いに軽トラックを借り、引っ越し業者に頼む量を減らした」(男性)

引っ越し費用を抑える方法として多く挙がったのが、「運べるものは自分で運ぶ」という工夫。すべて自力で行う人もいれば、大きな家具や家電だけ業者に頼むなど、無理のない範囲で業者の利用を減らすケースもみられました。

小物や軽い荷物を自分で運ぶだけでも、トラックのサイズや作業時間が抑えられ見積もりが下がります。
車を持っている人や、家族・友人の協力を得られる人にとっては取り入れやすい方法ですが、ケガや破損には注意したいところ!
また、手伝ってもらう場合はお礼の費用も忘れずに見込んでおくと安心です。 

【2位】荷物を減らす

引っ越し前に必要なものと不必要なものを仕分け、不必要なものはなるべく処分した」(女性)
使わない家具や衣類を事前にフリマアプリで売ったり、リサイクルショップに持ち込んだりして、荷物を減らした」(女性)
「引っ越しをする可能性があったので、日頃からあまり大きな家具などは買わないようにしていた。引っ越し前提で、最小限の荷物になるように工夫をしていた」(男性)

荷物の量を減らすことは、引っ越し費用を抑える近道。事前に不要な家具や衣類を処分したり、フリマアプリやリサイクルショップを活用したりすることで、運ぶ量そのものを減らす人が多いようです。

売れればお金になることもあるので、引っ越しが決まったら少しずつ整理を進めるのがおすすめ!

【3位】安い引っ越し業者を探す

複数の引っ越し業者に見積もり依頼をして、金額を比較した」(男性)
「引っ越し業者を選ぶ際に、大手ではなく小さな業者を探した。また、どうしたら引っ越し費用を節約できるかを聞いた」(女性)
不動産の方に、安い引っ越し業者さんを紹介してもらった」(女性)

同じ条件でも、業者によって費用に差が出ることは珍しくないもの。複数社に見積もりを取ったり、大手にこだわらず地域密着型の業者を探したりと、比較することが節約につながったという声が目立ちました。

不動産会社から紹介を受けて割引を利用したケースも。ただし安さだけで決めず、“補償内容”や“サービスの範囲”もあわせて確認することが大切です。

【4位】閑散期に引っ越す

「日取りを平日にした。また時間帯の希望をしなかった」(女性)
シーズンから外れた平日に実施した」(男性)
「引っ越しラッシュの時期を外した」(女性)

引っ越しの時期や曜日を調整するだけで費用を抑えられることも。繁忙期を避け、平日や“時間帯指定なし”にすることで見積もりが下がったとの声が多数!
これは、スケジュールに融通がきく人にとって一番に取り入れたい節約方法ですね。

【5位】梱包は自分でやる

「梱包サービスを依頼せず、自分で段ボール詰めをした」(女性)
自分で荷造りをして、引っ越し業者には運搬のみを依頼した」(女性)
「荷物の運搬は業者に依頼したが、荷造りなどは自分たちで行った」(男性)

梱包サービスを使わず、自分で荷造りをすることで費用を抑えた人も。運搬のみを業者に依頼することで、オプション費用をカットできます。
手間はかかりますが、自分のペースで進められるのがメリット。ただし、忙しい時期や割れ物が多い場合は無理をせず、状況に合わせて選ぶことも大切です。

妥協しなくていいかも。引っ越しで「費用をかけてよかったサービス」は…

プロの引っ越し業者に依頼したこと。大きな家具や家電の運搬も安心して任せられ、搬入時の床や壁の保護も丁寧だった。自分たちだけでは難しい作業をスムーズに進められて、本当に頼んでよかった」(女性)

掃除サービスはよかった。働いてると時間がないし、時間を買った感じ」(男性)

「引っ越し業者で梱包サービスをしてもらったこと。引っ越し中にお皿が割れてしまったものの、きちんと補償してもらえた」(女性)

「引っ越し業者のオプションでお願いした洗濯機の設置サービス。自分では難しかったのと、トラブルな利用できたことから、結果的に頼んでよかったと感じた」(女性)

不用品回収業者はなんでも持っていってくれたので、ゴミ捨てが一度で終わってよかった」(女性)

引っ越しでは節約を意識する人が多い一方で、「ここはお金をかけてよかった!」と感じるサービスもあるようです。
とくに多かったのが『プロの引っ越し業者』への依頼。重たい家具や家電の運搬を安心して任せられるのが大きなメリット。床や壁の養生まで丁寧で、スムーズに引っ越し当日を終えられたと感じる人が多数いました。

また『掃除サービス』『梱包サービス』も満足度が高い傾向に。忙しい時期でも負担が減り、「時間をお金で買った感覚だった」「万が一の破損でも補償があって安心だった」といった評価が集まりました。

そのほか『洗濯機の設置サービス』『不用品回収業者』など、手間や不安の大きい作業を任せられてよかったという声もありました。


引っ越しは無理にすべてを自分でやろうとすると、時間や体力だけでなくストレスも大きくなりがち。節約できる部分とプロに任せたほうが安心な部分を見極めることがポイントです。
経験者の声をヒントに、自分に合った引っ越し方法を考えてみてくださいね!(Mai)