「日当たりのいい部屋」に引っ越して、たった1日で感じた3つの変化

「日当たりのいい部屋」に引っ越して1日で感じた3つの変化


新型コロナウィルスは私たちの生活にさまざまな変化をもたらしました。毎日の過ごし方、働き方…2020年は誰しも例外なく、まったく違う日々を送ることになりました。
今日は「家」に関する考えがまったく変わった編集部後藤の日々をご紹介します。

◆家は「寝に帰れればOK」ではなくなった


このコロナ禍までは仕事や趣味、諸々の予定で「日中、まったく家にいない」生活でした。平日も休日も、家を出る時間から準備を逆算した時間に起きて、バタバタと準備をして出かけ、そして帰ってくるのはほぼ夜。丸一日家で過ごす…ということはほぼなく、19時に帰宅した日は「今日、めちゃめちゃ早いな」と思っていました。

そのくらい「家にいる時間が少ない、家には寝に帰る」くらいの感覚でしたが、2〜3月からは仕事も基本在宅ワークになり、家にいることが圧倒的に増加。すると「ほとんど家にいない」ときには気づかなかったことが、気になって気になって仕方がない。

たとえば、本当に日当たりが悪い。なぜならそこに引っ越すとき、そもそも日中まったく家にいないので、日当たりをまったく重視せずに部屋を選んだからです。
どのくらい暗いかというと、起きた瞬間電気をつけないと暗いと感じるほど、暗い。窓は東向きなのに、午前中からそれです。なぜなら、建物自体の距離はちょっと離れているものの「隣に大きいマンションが建っている」から。

ついでに、窓からはその隣のマンションの窓が多数見えます。夜カーテンを閉めていると気づかないけど、日中家にいると、これって結構ストレス。さらに、部屋の広さに対してものが結構多かったので、圧迫感がある。

そんな中で家から出られない日々(そして趣味のライブなどが全部中止になる)が積み重なっていくと、かなり心身に良くない影響が出ます。たとえば、1日3時間くらいしかまともに動けない、活動していないから朝まで寝られない、ごはんが食べられない…という、結構なかなか不健康そのものの日々が続きました。

 

ここに居続けるとまずい気がする、と直感的に思い、無気力状態で引っ越しができるのかは置いておいて「日当たりがいい、広い部屋」に思い切って引っ越すことを決意しました。

そして、7月上旬に引っ越したところ、たった1日2日で生活が激変しました。

◆「日当たりのいい部屋」に引っ越して起きた変化


 

実際の部屋(引っ越し前日)。東向きの窓中心で夕方、電気なしでこのくらいの明るさ…泣ける。

【1】明るいの、めっちゃハッピー

引っ越し翌日、朝目覚めたとき「明るい」「明るい」と5分に1回独り言を言ったくらい明るい。今までの部屋のように朝起きてすぐに電気をつけなくても、太陽の光で明るい。すごい。

この「朝、太陽の光で目覚められる」こと、今まではまったく重視していませんでしたが、一度経験すると朝がめちゃめちゃハッピー。
電気をつけずに太陽の光で日中を過ごせるのって、思ってるよりすごくストレスフリー!! さまざまなことにやる気が満ち溢れます。本当にすごい。

ちなみにこれは余談ですが、私の部屋は2面採光で、東向きの大きい窓が2つ、北向きの中くらいの窓が1つあるのですが、これらの3つの窓の中で、雨の日だろうがなんだろうが、部屋をいちばん明るくしてくれているのは実は「北向きの窓」です。

なぜなら北向きの窓のほうは、隣の物件が低いので、光が直接入ってくるから。かといって北向きなので直射日光がガンガン射すわけではないので、とっても快適!

というわけで「日当たり良好」な物件を選ぶときは、方角よりも「隣に部屋よりも大きい物件がないかどうか」をチェックするほうがよさそうです。

【2】勝手に朝型になった

これまでは夜になると元気になって、朝起きられない…という典型的夜型人間でしたが、引っ越してから即、劇的に朝型人間になりました。

なぜなら、朝5時くらいになると光が部屋に入ってきて、眩しくて自動で起きるため。
特に引っ越し最初の日はカーテンを買い忘れていたので、例のいちばん眩しい窓から太陽の光が直で入ってきて、5時台に起床!

引っ越しから数日経ちましたが、前の家のときは「10時に起きたら早い」くらいの超夜型だったのに、なんのストレスもなく8時台には起きています。これまでどんな手段を使ってもできなかった「早起き」が、日当たりのいい部屋に引っ越すだけで、一発で可能に。

遮光カーテンを使えば「眩しくて起きる」ということもないのかもしれませんが、せっかく日当たりを求めて引っ越したので、この「太陽の光」に起こされる幸せを味わうために非遮光カーテンを購入。明るくて起きるって、贅沢。

【3】カフェなどに行かなくても仕事ができる

これまでは、だいたい家で2時間も仕事をするとなんとなく鬱々としてしまい(暗くて)、近所のオープンテラスのカフェに行って、いわゆる3密を避けつつ仕事をしていたのですが、それも毎日続けると、地味に結構な金額に。さらに私は蚊に刺されやすいので行くたびにめちゃめちゃ蚊に刺されたり、暑い日でも温度を自分で調整できなかったりと、それはそれでストレスが続いていたのですが、広くて明るい部屋に引っ越したため、家にいても鬱々とせず、仕事ができる!

ついでに自分好みのダイニングテーブルと椅子を新調したため、そこに座っているだけで楽しく、仕事がはかどります♡ あまり「外に行って仕事がしたい」と思うことがなくなりました。

引っ越すときに納得いかない家具を手放し、ほぼ一新する勢いで新調。「今の部屋にちょうどいい家具」を少しずつそろえている途中なため、まだまだまったく片付いてはいませんが「部屋づくり」ってこんなに楽しいのか…と日々思っています。

「朝起きられない」「家で仕事をしようとしても集中できない」など諸々の悩みが引っ越したらみごとに解決しました。
ところで、感覚としてはわかるものの、この「日当たりのいい部屋」って実際どのように私たちの心身に影響をもたらすのかが非常に気になったので、今後住宅のプロに聞いた「日当たりがもたらす変化」についてご紹介していく予定です。お楽しみに!(後藤香織)

 

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