【読めそうで読めない】「播く」なんて読む?「はんく」じゃなくて、あの言葉!

見たことがある漢字でも、組み合わせや送り仮名が変わると急に読めなくなってしまうことがあります。たとえば「徒口」「須く」「湯中り」などは、おなじみの漢字ながらもちょっとした難読語ですよね。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズから、本日のお題はこちら!

「播く」
こちらの漢字も、「播磨(はりま)」「伝播(でんぱ)」といった言葉で見かける、結構おなじみの漢字です。でも、「播+く」という組み合わせはなかなか見かけないかもしれません。こちらの日本語、いったい何と読むのでしょうか?

■ここでヒント!

読み方を推理するために、ヒントとして言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「播く」の意味は次のとおりです。

「植物の種子を畑などに散らす。また、土に散らし埋める。」(該当の項より一部抜粋)

他に、比喩の一種として「物事の原因をつくる」という意味を持つこともありますが、一般的には上記の意味で用いられています。意味をそのまま人の動きで思い浮かべてみて、その行動をどんな日本語で表現するかを考えてみれば……、答えは思い浮かびましたか?
では、さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「播く」の読み方、正解は「まく」でした。
「庭に花の種を播く」というような形で使われる言葉ですが、漢字で見かける機会は少ないかもしれません。この「まく」という日本語は、他に「蒔く」と書かれることもあります。ぜひセットで覚えてみてくださいね。

CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新しています。通勤中や休憩中にもピッタリの短いクイズなので、他に問題もぜひ解いてみてくださいね。
(豊島オリカ)

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