小学生が読めるような簡単な漢字でも、組み合わせによっては難読になることって結構あります。たとえば、「時化る」「土耳古」「私か」などは、漢字そのものは簡単ですが読めない人も多いはず。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズから、本日のお題はこちらです。
「湯中り」。
こちら、読み方は「ゆなかり」ではありません。音で聞けば多くの人が「聞いたことある」と思うような日本語なのですが、いったい何と読むのでしょうか?
■ここでヒント!
ヒントとして、言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「湯中り」の意味は次のとおりです。
「長く湯につかったり何回も入浴したりして、からだに変調をきたすこと。」
たとえば温泉旅行に行ったとき、温泉が気持ちよくてつい浸かりすぎてしまい、のぼせた経験はありませんか? そんなときに「湯中りしちゃった」なんて言い方をしたことがある、という人もいるのではないでしょうか。ちなみに、ひらがなで書くと送り仮名も含め「◯◯◯り」の4文字になります。
さて、そんな「湯中り」の読み方は……? この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「湯中り」の読み方、正解は「ゆあたり」でした!
どちらかといえば「湯当たり」と書くことが多いですが、「湯中り」表記もなかなか風情がありますね。暑さ厳しいこの季節、湯中りにはくれぐれもご注意を♪
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(豊島オリカ)